皆さんあけましておめでとうございます
もう30年以上前のことになりますが
自然社の代表の橋本先生と
現在の自然社横浜の神主さん
数年前お亡くなりになられた神主さん
現在の自然社本宮の神主さん
自然社大阪の神主さん
そして
当時自然社名古屋で勤めていた私
の6人でロシアに
戦没者慰霊巡拝に行かせていただきました。
出発する直前に
神様から1日だけ寒い日があるよと教えていただいておりました。
確か10月だったと思いますが
当時はモスクワに行くには成田空港からでした。
成田空港から飛行機に乗り
モスクワへと出発いたしました。
出発前に自然社本宮でお参りすることはもちろん
高野山奥の院の弘法大師御廟にもお参りをさせていただいて出発いたしました。
モスクワに着き最初に行ったのは確か赤の広場だったと思います。
たまたま私はその時に温度の測れる腕時計をしていました。
赤の広場に行った時には
腕時計の温度が
マイナス20°c以下になっていました。
その時はマイナス20°cまで測れる腕時計でしたので
実際の温度は-30°cぐらいだったのかもしれません。
現在シベリア抑留をテーマにした映画が上映されていることは
戦争が終わってからこういう出来事があったんだということをみなさま方に知っていただくためには
ありがたいことだなぁと思っています。
モスクワでは赤の広場に行きレーニン廟に参拝しました。
そしてモスクワで一泊し翌日は
東に向かってまた飛行機に乗ったと思います。
確かロシアの大統領の方々がお泊りになるところにも止まったように記憶しております。
現在ももしその場が使われているのであればプーチンさんもお泊りになっておられるのかもしれません。
バイカル湖の近くも行きました非常に綺麗な湖でした。
私が特に印象に残っていることをこれから書いてみたいと思います。
戦闘中は物のない時代ですので兵隊さんが特に好んで飲んでいたり吸っていたのはお酒であったり男でした。
なので慰霊祭を執り行うときには必ずと言っていいほどお酒お煙草をお供えします。
おかげさまで天皇陛下から賜った恩賜のたばこを
お持ちしてお供えをさせていただいておりました。
慰霊祭が始まる前にタバコに火をつけて線香のように吸い口を下にして縦に立ててお供えをさせて頂いていました何本かお供えしたと思います。
慰霊祭の間中かなり強い風が吹いていました。
本来であればおタバコの灰は風が強いので飛ぶはずでありますが
不思議なことにその肺が飛ばずにタバコの形状そのままで残っていました。
自然社の代表の橋本先生は見えない世界のことをよくお分かりになられている方ですので
このことについて慰霊祭が終わった後お話下さいました。
シベリアで亡くなられた御霊達は大好きだったおタバコ
それも天皇陛下から賜った恩師のタバコということで
おし頂いておられたからこのように肺が飛ばずにそのままの形で残ったんだということを教えてくださいました。
実はこの慰霊巡拝の直前に
代表をはじめ私の父や他の皆様方が中国に
慰霊巡拝に行かれていました。
この歳に中国に今入りましたので
ロシアは来年になるのかと思っていましたが
4代前のお師匠である金田先生が
お前たちシベリアの永久凍土の数が一つでも少ないうちに行ってくれ
と伝えて来られましたので中国の慰霊巡拝の後すぐにロシアに行かせていただくことになったんです。
当時の私のエピソードをこれから少し書いてみようと思います。
私はトイレがとても近かったので
移動するたびにトイレに入っていました。
なので真っ先に誰よりも一番にトイレに行きますので
皆様方は私にトイレの場所を聞いておられました。
私のトイレの近さが役に立った瞬間でした。
バイカル湖のそばからそしてウラジオストックハバロフスクとめぐり
確か新潟経由で伊丹空港に帰ってきたと思います。
当時はまさかロシアが戦争をするとは思ってもいませんでしたが
現在はウクライナと戦争の状態にあります。
お互いが相手のことを思いやって戦争がなくなっていくように願っています。
プーチンさんもゼレンスキーさんもきっといいところがあるはずです。
先日和歌山の百貨店にウクライナの方が来ておられました
そういえば私が幼かった頃に日曜日に
楽しい漫画の放送があったように記憶しています。
その漫画のコマーシャルが
パルナスパルナスモスクワの味パルナスパルナスパルナス
というメロディだったことをよく記憶しています。
仲良くさせていただいている天理教の教会長さんは
雅楽の篳篥の名手です。
何年か前にロシアに呼ばれたんだと思いますが雅楽の演奏に行かせて頂いたんだということを教えてくださったことがあります。
確か上皇陛下のお誕生日のお祝いに
ロシアで演奏をされたと記憶しています。
ロシアの方々が日本の天皇陛下を尊んでおられるということがわかり
大変ありがたく感じました。
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。