スキルスラボセンター@大分大学医学部

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【報告】呼吸音聴診学習会~サン・ラザロ研修生 2011

2011-09-01 11:18:29 | 利用風景~学生

今年のサン・ラザロ研修には

医学科から10名、看護学科から9名が参加するとのことで、

昨日は、医学科の10名が

第二内科の岸先生より 呼吸音聴診の手解きを受けました。

 

この日が聴診器の初おろし という学生が多く

聴診器の種類から 聴診する際の注意点まで 丁寧な説明が。

通常の院内ではなかなか見られない

短パンに白衣という不思議な光景も…(笑)

 

呼吸音聴診シミュレーターMr.Lungを利用してのシミュレーション学習では、

聴診位置などをしっかりと確認。

  

 

みなさん、症例を確認しながら 真剣に聴診しています。

  

 

積極的に 岸先生へ質問する様子も。

 

岸先生独特の言い回しや表現に

終始 笑顔の絶えない実習となりました(^^)

 

 

衛生面など厳しい環境にあるサン・ラザロ病院での研修ですが、

今回の学習会で学んだことを生かし

有意義なものにしていただけたら…と思います。

 

チェストピースの回転不足には気を付けて…

研修生のみなさん頑張ってください♪

 

 

 

大分大学 医学部 スキルスラボセンター


呼吸音聴診学習会~サン・ラザロ研修生 2011

2011-08-31 18:05:48 | 利用風景~学生

本日は16:30から

フィリピン、マニラのサン・ラザロ病院へ研修に向かう予定の

医学科4年生を対象に

呼吸音聴診のシミュレーション学習が行われています。

 

指導してくださっているのは昨年と同じく

第二内科(呼吸器内科)の岸先生。

 

相変わらずの楽しい語り口で

学生のみなさんの心をつかんでいます(笑)

 

学習会の様子は

また明日、報告します!

 

 

 

大分大学 医学部 スキルスラボセンター

 


医学科6年生指導 ~第一外科~

2011-06-27 13:57:44 | 利用風景~学生

先週の木曜日

第一外科の太田先生と 選択実習中の6年生に

LapVRでの手技体験・練習の様子を

撮影させていただきました♪

 

今回の実習でのLapVR利用は、この日が初日。

基本となるカメラ操作と 鉗子操作からの導入でした。

 

説明を加えながらカメラを操作する先生の手元を

みなさん真剣なまなざしで見つめています。

 

そして実際に操作を体験する段階。

 

難易度が上がると、角度のついたターゲットに悪戦苦闘。

内部のカメラの状態をイメージすることが大切になります。

 

そして鉗子操作。

 

両方の手をバランスよく使うことが 意外と難しかったりします。

そしてペグ(模擬対象物)をつかむ、力加減も大切。

難易度が上がると、力の加え方によりペグが壊れてしまうことも。

 

他にも

腸管操作や縫合練習

慣れてきたら

胆管摘出などの術式も行うことができます。

 

細かい操作方法については 

7/4(Mon)の講習会へ、ご参加ください!

対象は医師、研修医。

ご不明な点は、スキルスラボセンターまで☆

 

 

 

大分大学 医学部 スキルスラボセンター


小児臨床病態学実習~後半Gr(医学科4年生)

2011-06-08 15:25:28 | 利用風景~学生

本日午後から

後半グループの 小児臨床病態学実習が行われています。

 

先週の前半グループに続き、本日も

スキルスラボセンターでは

心エコーの実習中。

 

そして

気になるのは、川野先生によるレクチャーです。

心拍数×1回拍出量=心拍出量

成人の1回拍出量と同じくらいの量で市販されている飲み物は??

の問いかけに…

 

本日はすぐに回答がありました☆

 

正解者には 先生からヤ○ルトのプレゼントが ↑  (笑)

  

一般成人の1回拍出量は

安静時で約70ml(65~80ml程度)なのだそうです。

 拡大!!→

大切なのは この部分 ↑ なのですね。

(写真はヤ○ルト400なのでちょっと多めですが。

ちなみに普通のヤ○ルトは、65ml。) 

 

一般成人の心拍数が約70ですから、心拍出量は

70×70=4900(ml)

1分間に 約5Lもの血液が

心臓から送り出されているんですね~。

 

今更ながら…人の体って、不思議ですよね。

 

 

 

大分大学 医学部 スキルスラボセンター

 


小児臨床病態学実習~前半Gr(医学科4年生)

2011-06-01 16:16:13 | 利用風景~学生

本日午後から

医学科4年生の実習が行われました。

 

4年生、約100人が4グループに分かれ

PALSや新生児蘇生、呼吸機能、心エコーの実習を

行っていく小児臨床病態学実習。

 

今回

スキルスラボセンターでは、心エコーの実習に場所を提供。

設置している超音波診断装置も利用していただきました。

   

実習前の先生のお話には かなりのインパクトが!

誰もが知っている あの飲み物…

学生の皆さんも、きっと一度聞いたら忘れないはず。

まだ実習が もう1日残っているので

詳しくはまた来週、後半グループの実習後…☆

 

そして

昨日、先生方が予行練習を行っていた

心肺蘇生実習の現場にも

お邪魔してきました。

 

ここでは レサシアンとリトルジュニアが大活躍♪

 

レサシベビーなどを利用した

乳児や新生児の蘇生実習の様子も 拝見することができました。

 

実際の現場をイメージしたシミュレーションで

蘇生法への理解を

より深めることができたのではないでしょうか。

 

後半のグループでの同じ実習は

来週の水曜日。

またここで報告させていただきたいと思います。

( ↑ 後半グループアップしました)

 

 

 

大分大学 医学部 スキルスラボセンター

 


医学科学生指導 ~第一外科~

2011-05-20 14:19:11 | 利用風景~学生

今年度はGW明けから

第一外科の先生方が

医学科6年生の指導のために 

バーチャルリアリティ内視鏡手術トレーニングシミュレーター

→通称LapVR(ラップブイアール)を 利用してくださっています。

 

18日の実習には 外科志望の卒業生も飛び入り参加。

 

最近では

WiiやPS3などに慣れているおかげなのか

カメラや鉗子の操作も みなさん上達が早いようです。

  

切除操作やクリッピングなどの基本的なスキルに始まり

胆嚢摘出などの術式まで

バーチャルの世界で実践的なトレーニングを行うことができる LapVR。

 

現在、3回目の操作説明会の開催も検討中。

説明会に参加いただいた先生方には、後日、個人IDを配布します。

研修医の先生方は個人研修に

指導医の先生方は後進の指導に、シミュレーターを利用してみませんか?

 

説明会の正式な予告は、後日、ホームページやブログに掲載します♪ 

 

 

 

大分大学 医学部 スキルスラボセンター

 


医学科学生指導 ~麻酔科~

2011-04-25 15:30:00 | 利用風景~学生

23年度に入り、徐々に

ポリクリの一課程としての利用が増えはじめたため

ここで少しずつ紹介していきたいと思います。

 

今回は

スキルスラボセンター長の専門科でもある

麻酔科の学生指導の様子を紹介します。

 

麻酔科では

気道管理トレーナーとバッグバルブマスク、喉頭鏡などを用いた

換気と挿管のトレーニングを入口に、

腰椎・硬膜外穿刺シミュレーターを利用した硬膜外麻酔のトレーニング、

SimMan3Gを利用した麻酔導入や、除細動器の扱いについて学びます。

 

テレビなどでは簡単そうに見えるバッグバルブマスクによる換気も

体験してみると意外に難しいもの。

マスクと顔の間に隙間ができてしまうと、効果が得られません。

どのようなタイプのバッグバルブマスクでも対応できるよう

さまざまなメーカーのものを使って、換気を体験します。

 

硬膜外麻酔のトレーニングでは

先生の指示を受けながら、硬膜外針を進めていき、

自らの指に伝わる感覚の違いから、針の先端の位置を読み取ります。

 

それにしても、このスキルスラボセンター長の視線。

学生さんにとってはプレッシャーなのでは??

なんて

いらない心配をしてみたりして(笑)

 

そして

SimMan3Gを利用したトレーニング。

この時は、先生とマンツーマンで除細動器の使用法を確認していました。

 

電極部分の持ち方から、丁寧に指導を受けています。

※ スキルスラボセンターの除細動器は、シミュレーターではなく、本物です。

  学生のみなさんは、必ず医師の指導の下で利用してください。

 

このように

昨年度まで出番の少なかったシミュレーターたちも

徐々に需要が高まってきて、管理人としては嬉しい限りです。

まだまだ収納ケースに閉じこもりがちなシミュレーターを

応援したくなるのは、親心でしょうか(笑)

 

スキルスラボセンターで管理しているシミュレーターは約60種類

他に、DVD教材や、模型教材も利用していただけます。

ポリクリだけでなく

看護職員の勉強会や、研修医指導に利用可能なシミュレーターも

設置しておりますので

ぜひ各部署・各講座にて活用していただきたいと思います。

 

 

 

大分大学 医学部 スキルスラボセンター

 


H23医学部新入生オリエンテーション ~CPR実習~

2011-04-13 18:06:04 | 利用風景~学生

2011/04/08 (Fri)

医学部新1年生のオリエンテーションの一部として

CPRの実習が行われました。

 

今回、スキルスラボセンターの機材も貸し出し、

利用していただいたため、

機材の様子見がてら、実習を見学させていただきました^^

 

約10名ずつのグループに分かれて行われた実習は 

救命センターや、麻酔科などの診療科、看護学科の先生方が

1人ずつ各グループを担当し、指導にあたっていました。

 

それぞれ

担当の先生によって指導方法が異なり

楽しく拝見させていただきました♪

 

自らや、連れて来ていた医学科の上級生を傷病者役とし

笑いを誘いながらも

臨場感のある指導を行う場面も。

 

 

スキルスラボセンターから貸し出した レサシアンやJAMYくんたちも

活躍していました!

  

 

胸骨圧迫のリズムをとるために

全員で手拍子をするグループも。

 

AEDトレーナーから蘇生を報告するアナウンスが流れると

見守っていた全員からの拍手が^^

 

また、心肺蘇生法ガイドライン2010が公開され、

救助する側が訓練を受けていない市民の場合

人工呼吸の省略も言われていますが、

医療従事者であれば人工呼吸も合わせて行うのが原則。

ということで

人工呼吸の実習を行う場面も見られました。

肺のふくらみが判りやすいよう

皮膚をはがされたJAMYくんでした…

 

今回、初めてCPR実習を体験した新入生もいたことでしょう。

これからの学生生活。

未来の医療者として恥ずかしくないよう

この実習を糧としてもらえたら…と思います!

 

 

 

大分大学 医学部 スキルスラボセンター

 


医学科6年生、学生生活最後の個人研修!

2011-03-25 10:45:24 | 利用風景~学生

本日卒業式を迎えた医学科の6年生が2人、

卒業式前日(!)の昨日

学生としての最後の個人研修に利用してくれました。

 

心臓病診察シミュレーター「イチロー」や

呼吸音聴診シミュレーター「Mr.Lung」

眼底診察シミュレーター

耳鏡シミュレーター

採血・静注シミュレーター「シンジョー」などを使い

じっくりとシミュレーション学習を行ってくれた おふたり。

  

4月からは

それぞれ初期研修医として

医療機関での本格的な研修に入っていきます。

この熱心な姿勢は

きっと、臨床の現場でも生かされるはず!

 

学生生活最後の研修にご利用いただき、ありがとうございました^^

 

現役学生のみなさん。

みなさんには

よく実習やポリクリなどでご利用いただいていますが

医学科4年生以上のみなさんには

シミュレーターを利用した自主学習(複数名での利用が望ましい)も推奨しています。

ぜひご利用ください♪

※スキルスラボセンターHP【学生の利用について】参照。

 

研修医以上の先生方には

胸腔ドレーンや中心静脈確保など

よりリアルな処置をシミュレーションできる機材をお使いいただけます♪

ご利用いただける機材リストはこちらから。

※詳しくは、お問い合わせください。

 

 


医学科4年生プライマリーメディカルケア実習(後編)

2011-03-03 16:20:15 | 利用風景~学生

2011/02/22(Tue)

医学科4年生のプライマリーメディカルケア実習(後半)が行われました!

2/7に行われた前半と同様、スキルスラボセンターでは

総診の先生による採血・静注実習と、泌尿器科の先生による前立腺触診と導尿の実習が行われました。

 

学生の皆さんも、指導にあたる先生方も笑顔が多く

和気あいあいとした雰囲気で実習が進みます。

 

『実習』って

普段の講義よりも、なんだかわくわくするんですよね♪

 

採血・静注の実習では

駆血帯の使い方から静注の際のコツまで、丁寧な指導が。

 

 

見えない血管に苦戦しつつも

みなさん真剣な眼差しで取り組んでいます。

 

 

一方の泌尿器科系実習。

こちらでは前立腺の触診と導尿の手技について、ひととおり先生による説明が行われた後、

それぞれの手技に分かれ、自身が納得できたら交代…という形でシミュレーション学習を行っていました。

 

前立腺触診シミュレーターでは、腰部のダイヤルを回すことで、内部の症例変更ができます。

違いを理解しようと、互いに問題を出し合う姿も見られました。

 

 

導尿手技では、シミュレーター2台のうち、1台は若干カテが入りにくい状態。

先生の指導を受けつつ、試行錯誤しながら手技を行います。

 

 

ちなみに。

前回同様、スキルスラボセンター以外の場所でも実習は行われていたのですが…

今回、基盤ネットワークシステム変更の余波により、スキルスラボセンター出入口のオートロックを解除できず。

先生方や学生のみなさんをスキルスラボセンターに閉じ込めてしまうことになるため

センターから離れることができませんでした(>_

(よく間違えられるのですが、退室にもカードキーが必要なので、利用される方はご注意ください☆)

今回こそ、眼底や耳鏡シミュレーターの活躍を報告できると思っていたのですが…残念。

前回の実習(眼・耳・呼吸)の様子はこちらから。

 

学生のみなさん

スキルスラボセンターでは、シミュレーターを利用した自主学習も推奨しています。

ぜひ利用してくださいね♪

※スキルスラボセンターHP【学生の利用について】参照。