…各地によってお盆期間は違うそうで、
なんとも言えないけれど…😅
父が戻ってきている気配を感じ
近所の山に自生増殖しているユリを
少し頂いて、
庭のハーブ「カラミンサ」を数本併せ、
夏は花が無くて寂しい と言う母への
手土産に、実家に帰省。
…案の定、
今夏はこの気温と日照り続きで、
細い小さなユリだけれど
もの凄く喜んでくれた
重い花器を厭わず持ってきて
直ぐに生け花を楽しんでいた母
細い細い茎のカラミンサを
ユリの足元に添わせて 涼しげ。
こんなに可愛い花があるんだね、
香りも良いね〜、と
すぐに「カラミンサ」と
メモ書きしていた母。
一輪挿しにも楽しめることが嬉しそう
…良かった、こちらが嬉しい
父へのお供えに、
古都奈良で一番古い和菓子の老舗
「菊屋」で 生菓子を、
たまには良いか！清水の思い！（笑）で
買い求めた
仏壇の父に、と言いつつ、母に
棚から ぼた餅ならぬ、
仏壇から 生菓子😆😋
母の煎れてくれていた冷煎茶が
いっそう美味しかった！
毎日 水換えをしても、
この暑さではあっという間に、
生け花もダメになるだろう…
けれど、
居間や仏間に花があって
少しでも心和らいで楽しんでくれれば、
…こちらが嬉しい と感じながら、
元気な母に感謝しながら、
父に ありがとうを伝えて、
台風進路を気にしながら帰途についた。
再びいつものように、
しかし、
いつもより半時間遅い
朝ウォーキングに。
「半時間遅いタイミング」に、
また不思議なご縁を頂いた。
「時」とは、本当におもしろい。
何年もウォーキングをしていて
「あのぉ〜お名前は？」と
尋ねられたのは
…初めて😂 驚いてしまった
「その上の住宅地に住む者です」と答えても
「はい、それで、お名前は？」と再び。
うーむ、言わねば仕方ないかな、、、
「堀井と申します」と。
「やっぱり！！！堀井さんですよね、
良かった、似てられるなぁ、と
思ってました、良かったぁ〜」
歩く私を軽トラで追い抜かれ、
車を停められ
車を降りて近くの田畑に佇み、私に
「おはようございます」と。。。
Tシャツに短パン、サンダルの
優しいお顔のオジサン。
ここから始まった…
「おはようございます、
今年は黒豆や田畑が大変ですね、
ご苦労さまです、雨が欲しいですね」
…そう、返事にご挨拶したら、
「あのぉ〜、お名前は？」と
会話が続いたのだった（笑）
「この夏は農家さん同士の、
水取り合戦、なんですわ〜
今朝も見に来たんですが、ダメです
ここに水は回ってきません
もう、取られました
黒豆も大きくなれないまま
花はついて咲き始めても、水不足で
自分で花を落としよります
今年はダメですわ〜
この畑は遊びで作ってる畑です
堀井さん、良かったら来年ひと畝
やってみはりますか？」
…思い掛け無い会話が続いた
何年も、こどもの為のコンサートの事で
役所の教育委員会をバタバタと訪ねている私を、いつも見ていらした方😅
…こちらが気付いていないだけだった
本当に、抜けている私🤣
でも、Tシャツに短パン、では
わからないし思いもよらない（笑）
「水取り合戦」の話は、つい先日も
農家をされている心友が話してられた。
異常な高温気象と水不足
農家さん同士のドロドロもあるらしい😅
…そんな時もあるさ！
そこからまた学ぶことも出来るさ！
生きていたら、
本当に、色々なことがありますね
でも、生きているからこそ。
数々の逆境を乗り越えてられる
心友、心友達、尊敬の方々は素敵。
こちらが励まされる毎日。
「なんとかなるろう」
…ふと、牧野富太郎さんの言葉を
呟いていた私。
いつも眺めさせて頂く黒豆畑で
今夏初めて、花が見られた
柔らかな、優しい花色を見つけた時、
もの凄く嬉しかった
頑張って！
被害は出ては困るけれど、
台風が適度な雨を運んで欲しい！と
毎日願ってしまう。
畑の守り神がいるから、大丈夫！
だよね
よみがえる！いきかえる！
だよね
自宅に戻って、
今朝は、
庭の隅々で可憐な八重の花を
咲かせてくれたドクダミを摘んで
干した！
ドクダミ刈をしていた朝ドラの影響？（笑）
涼しくなったら1、2度は頂きたい
煎じたドクダミ茶
秋から冬の準備を始めます
トゥルシーのタネを獲り、
ドクダミと並んで葉の乾燥を
少しずつ開始。
スクスク元気なデンドロビウムと
多紀連山を眺めながら、
今日は別冊太陽「牧野富太郎」を
読みながらのお盆。
神様、仏様、ご先祖様、
父や母、心友、植物、出会い
…全てに、素直に、感謝。
穏やかなお盆ですように
