丹波新聞社100周年記念講演が丹波の森公苑ホールで開催された。
超満席。入場出来ない方々はロビーの
モニターでご覧になられていた。
生きていられることは「奇跡」のようなこと
生まれおちた時の 純粋さ、
自分にある純粋な心を最後まで忘れず、
取り戻し、
まずは、これからは
自分のことを大切にしましょう。
「死に支度、出来ていますか?
〜より良く生きる為に」
尼僧松山照紀さまのお話は、
死に支度 という重いテーマでありながら、
爽やかな、ユーモアと笑いのある口調で、
人々が目を塞ぎ土壇場で困ってしまうこと、
また、せっかく生まれてきた中で
自分を大切にすること、の
意味、意義を、
深く私達聴衆に届けて下さった。
時間もお金も、ここまで生きてきたら
最期は悔いなく、自分の為に、
一生懸命にここまで頑張ってきたんだから
自分の人生に、投資しましょう!
共感できることも沢山あった。
まずは、私の死亡保険は、死んだ時の
私のお別れ会程度の少額、ではあるけれど、
私の為のお別れ会なんだから息子が困らないように手配した。
息子にはそれしか残してやれないけれど、
息子はそれで充分!あとは何にも要らないから、とも言ってくれた。現実。事実(笑)
講演のお話を聞きながら、
書き留めたいことだらけ、走り書きだった。
女性の下着、には、2通りあるよね!
松山さんの隠すことない赤裸々な自然体での
その話には殆どの女性が笑って頷いていた。
女性には切実な問題。
下着の高額を知らない男性陣には、
良い勉強になったかもしれない
大雨の中出かけたこの日、
禅寺尼僧様のお話は強烈でした。
満席の来場者は、
晩年を迎える世代の方々が殆どだった。
聴衆の皆さんは大きく頷き、笑い、気付け、
感慨深く納得、感動なさっていた。
生きている間に棺に、私も
入ってみたくなっちゃった❣️
一番最期は、
誰に看取ってもらいたいか?
うーむ…🤔
棺に入る時の衣服も決めておかねば!
死んでから、死に際、には
希望はホント、言えないものね!
これから先に遭遇する人、
傍にいる人、いてほしい人、物事を、
頭の先だけで考えないように。
純粋な心を忘れないように。
心のまま、純粋な心を大切に。
より良く生きる為に、
死に支度も、
自分の人生のやり残しがないように。
わがままは言っていい
「ありがとう」と笑って旅立てるように
自分の過去、
酷かったこと、
人に傷つけられたこと、
人を傷つけたこと、
全てを良し!と自分に言い聞かせ
全てを良し!丸◯!とすること。
そして、
そんな自分に、これからは投資すること。
頑張ってきて、これからは
やり残したことに投資
そんな死に方が出来るように…
言い残し、が無いように…
「死生学」…興味深い!学んでみたい!
檀家を持たずに24時間、
どこのどなたでも駆け込んで構わない、
駆け込み寺を続けてられる庵主様が
講演後、お名刺を
来場の皆さんに渡されている!!!
…そう、檀家無し。
だから、寺の収入源は
今回のような各地での講演会講話料なんだ!
駆け込んで来る方々からはお金を取られない、困ってられる方には手を差し伸べられ、
滞在されたい人には寺の手伝いを少し頼まれたりするだけ。
名刺を渡されている和尚様に共感がもてた。
その気持ち、お商売人さんはきっとよく解るはず。
この講演を企画された
丹波新聞社の会長様社長様にも
感謝ばかりでした。
臨済宗妙心寺派 不徹寺
いつか、一度、訪ねてみたい!
と強く思った。
…駆け込むわけ ではないけれど。
梅雨空には、紫陽花が似合う
そして、空を見上げたら、ねむの木の花も。
6月もあと、3日だけ。
今日は、良き一日だった。
明日も 大切な一日を!