北海道の南部、函館市街地を中心に回遊するこれから人気が出ること間違いナシのみなみ北海道おすすめ観光スポットをシリーズでご紹介する「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」。
今回はそのまとめです。
これまでPARTⅤまで5回にわたってご紹介してきたみなみ北海道めぐり、いかがでしょう、みなみ北海道というエリアは函館市街地のみならず、けっこう面白そうな、楽しめそうな、行ってみたいと思うスポットが数々あると思いませんか。
そして、シリーズタイトルに「感動∞無限」という文字が入っていますが、それにはこんな理由もあります。
シリーズPARTⅠから順にそのルートをなぞってみるとなんと!そこには「∞」無限の記号が浮かび上がってきます。
それ自体も感動的な気づきでした。
なるほど、こういう風にまわるとアクセススムーズにみなみ北海道を満喫できるんだと。
そのようなこともシリーズタイトルの意味に入っているんです。
そして、そのクロスする地点が、ほぼ、北海道新幹線の駅「JR新函館北斗駅」になります。
駅の場所を決めた方は、こういった東西南北のアクセスも考慮して決めたのかも知れませんね。
まだまだ知られていないみなみ北海道の観光スポット、あらためてシリーズをご紹介します。
シリーズ「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」
PARTⅠ「戸井・恵山・椴法華地区」はこちら
PARTⅡ「南茅部地区・鹿部町」はこちら
PARTⅢ「七飯町・大沼国定公園」はこちら
PARTⅣ「トラピスト修道院・木古内・知内・福島・松前」はこちら
PARTⅤ「上ノ国・江差・厚沢部・乙部」はこちら
さて、みなみ北海道の周遊観光、やはりその中心は函館市街地ということになりますが、異国情緒漂う歴史とロマンの街・函館。
ひところは京都と並んで女性の一人旅に人気の観光地としてファッション雑誌にも取り上げられたこともあります。
現在でも女性に人気というのは変わりませんね。
そんな函館市街地をさまざまな切り口とポイントを交えて楽しみ方のご紹介をしたいと思います。
歴史ロマンということでは、まずは「五稜郭公園」。
「五稜郭」なので五角形と言われますが、よく見ると矢のように突き出た「さんかくほ」まで含めれば「六芒星」の形なんです。
幕末に徳川幕府によって造られた西洋式城郭で、戊辰戦争において、いったんは新政府軍に占拠されますが、「開陽丸」を旗艦とする艦隊で東北の戦場から巻き返しを図る活路を開くために進軍してきた幕臣・榎本武揚と新撰組副長・土方歳三に率いられた旧幕府軍によって奪還されるものの時代の変革の流れは止められず、反撃に出てきた新政府軍に開城し、戊辰戦争は、その「函館戦争」終結により終戦を迎えることになりました。
今では市民の憩いの公園として、また、その美しい造形を見ることが出来る「五稜郭タワー」や、かつてあった奉行所の復元などもあり、函館の歴史を知る上で欠かせないスポットですね。
そして、国内のどこよりも早く開港した函館にはいち早く西洋文化が入ってきて、西部地区を中心に往時の建物が残されており、それが異国情緒を醸し出しています。
町の集会所として、明治時代に洋風建築を採用して建てられたこの「旧函館区公会堂」もしかり、これまでの建築技術に西洋の文化、技術を取り入れようとする当時の函館人の先進性を感じますね。
また、函館には横浜の中華街や神戸の南京町のように華僑の方々の集中したコミュニティ・エリアや街区は残っていませんが、立派な「中華会館」があります。
ここは旧ロシア領事館ですが、建築様式を見ると、和洋折衷だということがよくわかります。
キリスト教の教会もさまざまな宗派の教会があります。
900年以上の対立が続いていて、今、ようやく和解に動き出した「カトリック」と「ロシア正教」が、隣同士で並んでいます。
このように函館は国際貿易都市として、水産漁業基地としても栄えた歴史から沢山の豪商もいました。
それゆえ、かつては栄華を誇った商店の建物が数多く残されており、今、それをレトロなカフェとして営業するオーナーさんが増えていて、そのカフェ巡りも函館のあらたな楽しみ方になっていますね。
こちらは旧イギリス領事館。
裏庭にローズ・ガーデンがあり、7月頃が見ごろです。
建物内は、現在、2階に資料館があり、1階はイギリスにちなんだカフェと雑貨店が営業しています。
イギリスの領事館で紅茶とパウンドケーキなんていかがでしょう。
そして、これらは函館港が見渡せる函館山の山麓に位置しているのですが、そこへ行くための坂道もまた函館に欠かせないロケーションですね。
なん本もある坂道はそれぞれ趣があって横断する形で通りすがりに眺めてみるのも良いですよ。
その坂道を下りて岸壁に立ち、函館港を眺めると、そこには港町特有のクールさがあり、かつて函館と青森間をつないでいた青函連絡船「摩周丸」が産業遺産として係留されて一般公開されていますが、150年ほど前にはここに世界中の商船、軍艦がいかりを降ろして停泊し、この界隈をさまざまな外国人が往来していたのかなと想像するとやっぱりロマンがありますね。
そして、その岸壁を目の前にして建ち並ぶのは「金森赤レンガ倉庫」です。
このエリアも今や函館では欠かせない観光スポットとなりました。
ほとんどが商業施設化しているんですが、まだまだ倉庫としても活用されているものもあります。
そして、その「金森赤レンガ倉庫」街から、「JR函館駅」へ向かう途中にあるのが「函館朝市」です。
歴史としては野菜の市場として始まった「函館朝市」ですが、今や海産物がメインの市場となり、そして、函館観光に欠かせない観光スポットになりました。
この活イカ釣りが人気ですね。
釣ったイカはその場でイカ刺しにしてくれて食べることが出来ます。
これ、ちょっとご注意ですが、イカは釣りあげられたら必ず水を吹き出しますので、多少、濡れることも覚悟してください。
そして、「函館朝市」では、以前、こちらのブログでもご紹介した「土田水産メール」さんへお立ち寄りください。
・「土田水産メール」さんご紹介ブログはこちら
さて、ここまでは函館市街地の西側、函館湾に面した函館港周辺を巡ってきましたが、そこから東側、津軽海峡に面した海岸へ行ってみましょう。
ここは「JR函館駅」前をまっすぐ歩いてきて津軽海峡側に出たところにある「大森海岸」です。
津軽海峡側は、ずうっと砂浜の海岸が続いており、その先に見えているのは「湯の川温泉街」です。
その「湯の川温泉街」から坂道を上って行ったところにあるのが「見晴公園・香雪園」です。
ここは明治時代に函館にいた豪商の岩船氏が別荘として造成した純和風の庭園と建物からなる「香雪園」を含んだ公園で今は一般公開されています。
函館には異国情緒だけではなく京都の嵐山かと思わせるようなこんな純和風のスポットもあるんです。
昔はまさに函館の奥座敷といったところだったでしょうか。
この公園には樹齢何年だろう?と思わせる大木も数多くあり、四季を通して目を楽しませ、その空間は心に安らぎを与えてくれます。
次にその純和風とは真逆の雰囲気を持つのが「湯の川温泉街」から北へ向い小高い丘にある「トラピスチヌ修道院」です。
ここは北斗市にある「トラピスト修道院」と同じ、カトリックの「トラピスト会」の修道院ですが、PARTⅣでもご紹介していますが、北斗市にある「トラピスト修道院」は男性のみの修道院で、こちらの「トラピスチヌ修道院」は女性のみの修道院です。
ここは完全に欧州に来たような気分になります。
そして、その「トラピスチヌ修道院」の先にあるのが、こちらも以前、このブログでご紹介した「函館牛乳」さんです。
・「函館牛乳」さんをご紹介したブログがこちら
こうして、このくびれた形状の函館市街地をご紹介してまいりましたが、この風景が見られる「函館山」も登らないといけませんね。
この日中の景色も良いですが、やはりなんと言っても「夜景」でしょうか。
昭和のころより人々を魅了し続けてきた「函館山夜景」ですが、これも以前、このブログでご紹介した通り、夕暮れの黄昏時からの風景が人気で、先ごろもテレビ番組で夕陽が美しいと紹介されていました。
函館湾の向こう側に沈む夕陽は、ただひたすら見入ってしまいますね。
以前、ご紹介した「函館山夜景」に関するブログはこちら
そして、函館と言えば、やはり食べ物もご紹介しないといけませんね。
まずは函館へ来たなら美味しい魚介類を食べなくては。
函館には美味しい魚介類を食べさせてくれるお店がたくさんあり、ここではご紹介しきれませんので、こちらの「函館グルメ情報サイト」をご参考になさってください。
そして、夜の函館もお楽しみいただきたいですね。
海にはイカ釣り漁の集魚灯がまばゆく輝く「漁火(いさりび)」も見られますよ。
そしてさらに近年では「函館スウィーツ」として、市内にあるケーキ屋さん巡りも人気になってきていますね。
近隣には国内における西洋農業発祥の「七飯町」「北斗市」があり、美味しい果物が採れるので地元産の材料にこだわった美味しいケーキ屋さんが点在しているんです。
「北海道三大ご当地ラーメン」のひとつである「函館塩ラーメン」も必須です。
函館は伝統の塩ラーメンの他にも「味噌」「醤油」「とんこつ醤油」「海老スープ」などさまざまなニューウェーブ系の美味しいお店も増えています。
そして、もはやこれはお約束でしょうか、今や全国区の知名度を誇る「ラッキーピエロ」さんのハンバーガー、「ハセガワストア」さんの「やきとり弁当」を忘れてはいけませんね。
それを広めた函館出身のロックバンド「GLAY」のゆかりの地巡りもありますね。
こうして函館市街地も含め、みなみ北海道はご紹介を書くのも大変なくらい、読まれているのも大変かと思いますが、ご案内したい観光スポットがたくさんあります。
よく本州のお客様で札幌一泊、函館一泊で旅行計画を立ててお越しになる方も少なくありませんが、みなみ北海道を満喫するには最低二泊は必要かと思います。
このシリーズでご紹介してきたエリア面積は神奈川県に匹敵するくらいでしょうか。
見るもの食べ物豊富な「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道」に是非、お越しください。
みなみ北海道巡りは当社タクシーが詳しくご案内させていただきます。
【道南ハイヤー(smile Taxi)】
〈タクシーのご用命は〉TEL:0138-46-1100
〈観光貸切のご予約は〉TEL:0138-47-0005
オフィシャルサイト:http://www.smile-taxi.com/