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驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポットまとめ

2018年10月15日 | 観光ガイド

 

北海道の南部、函館市街地を中心に回遊するこれから人気が出ること間違いナシのみなみ北海道おすすめ観光スポットをシリーズでご紹介する「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」。

 

今回はそのまとめです。

 

これまでPARTⅤまで5回にわたってご紹介してきたみなみ北海道めぐり、いかがでしょう、みなみ北海道というエリアは函館市街地のみならず、けっこう面白そうな、楽しめそうな、行ってみたいと思うスポットが数々あると思いませんか。

 

そして、シリーズタイトルに「感動∞無限」という文字が入っていますが、それにはこんな理由もあります。

 

 

シリーズPARTⅠから順にそのルートをなぞってみるとなんと!そこには「∞」無限の記号が浮かび上がってきます。

 

それ自体も感動的な気づきでした。

 

なるほど、こういう風にまわるとアクセススムーズにみなみ北海道を満喫できるんだと。

 

そのようなこともシリーズタイトルの意味に入っているんです。

 

そして、そのクロスする地点が、ほぼ、北海道新幹線の駅「JR新函館北斗駅」になります。

 

 

駅の場所を決めた方は、こういった東西南北のアクセスも考慮して決めたのかも知れませんね。

 

まだまだ知られていないみなみ北海道の観光スポット、あらためてシリーズをご紹介します。

 

シリーズ「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」

PARTⅠ「戸井・恵山・椴法華地区」はこちら

PARTⅡ「南茅部地区・鹿部町」はこちら

PARTⅢ「七飯町・大沼国定公園」はこちら

PARTⅣ「トラピスト修道院・木古内・知内・福島・松前」はこちら

PARTⅤ「上ノ国・江差・厚沢部・乙部」はこちら

 

さて、みなみ北海道の周遊観光、やはりその中心は函館市街地ということになりますが、異国情緒漂う歴史とロマンの街・函館。

 

ひところは京都と並んで女性の一人旅に人気の観光地としてファッション雑誌にも取り上げられたこともあります。

 

現在でも女性に人気というのは変わりませんね。

 

そんな函館市街地をさまざまな切り口とポイントを交えて楽しみ方のご紹介をしたいと思います。

 

歴史ロマンということでは、まずは「五稜郭公園」。

 

 

「五稜郭」なので五角形と言われますが、よく見ると矢のように突き出た「さんかくほ」まで含めれば「六芒星」の形なんです。

 

幕末に徳川幕府によって造られた西洋式城郭で、戊辰戦争において、いったんは新政府軍に占拠されますが、「開陽丸」を旗艦とする艦隊で東北の戦場から巻き返しを図る活路を開くために進軍してきた幕臣・榎本武揚と新撰組副長・土方歳三に率いられた旧幕府軍によって奪還されるものの時代の変革の流れは止められず、反撃に出てきた新政府軍に開城し、戊辰戦争は、その「函館戦争」終結により終戦を迎えることになりました。

 

 

 

 

 

今では市民の憩いの公園として、また、その美しい造形を見ることが出来る「五稜郭タワー」や、かつてあった奉行所の復元などもあり、函館の歴史を知る上で欠かせないスポットですね。

 

 

そして、国内のどこよりも早く開港した函館にはいち早く西洋文化が入ってきて、西部地区を中心に往時の建物が残されており、それが異国情緒を醸し出しています。

 

町の集会所として、明治時代に洋風建築を採用して建てられたこの「旧函館区公会堂」もしかり、これまでの建築技術に西洋の文化、技術を取り入れようとする当時の函館人の先進性を感じますね。

 

 

また、函館には横浜の中華街や神戸の南京町のように華僑の方々の集中したコミュニティ・エリアや街区は残っていませんが、立派な「中華会館」があります。

 

 

ここは旧ロシア領事館ですが、建築様式を見ると、和洋折衷だということがよくわかります。

 

 

 

キリスト教の教会もさまざまな宗派の教会があります。

 

 

 

900年以上の対立が続いていて、今、ようやく和解に動き出した「カトリック」と「ロシア正教」が、隣同士で並んでいます。

 

 

このように函館は国際貿易都市として、水産漁業基地としても栄えた歴史から沢山の豪商もいました。

 

それゆえ、かつては栄華を誇った商店の建物が数多く残されており、今、それをレトロなカフェとして営業するオーナーさんが増えていて、そのカフェ巡りも函館のあらたな楽しみ方になっていますね。

 

 

こちらは旧イギリス領事館。

 

 

裏庭にローズ・ガーデンがあり、7月頃が見ごろです。

 

 

 

建物内は、現在、2階に資料館があり、1階はイギリスにちなんだカフェと雑貨店が営業しています。

 

イギリスの領事館で紅茶とパウンドケーキなんていかがでしょう。

 

そして、これらは函館港が見渡せる函館山の山麓に位置しているのですが、そこへ行くための坂道もまた函館に欠かせないロケーションですね。

 

 

 

 

なん本もある坂道はそれぞれ趣があって横断する形で通りすがりに眺めてみるのも良いですよ。

 

 

 

その坂道を下りて岸壁に立ち、函館港を眺めると、そこには港町特有のクールさがあり、かつて函館と青森間をつないでいた青函連絡船「摩周丸」が産業遺産として係留されて一般公開されていますが、150年ほど前にはここに世界中の商船、軍艦がいかりを降ろして停泊し、この界隈をさまざまな外国人が往来していたのかなと想像するとやっぱりロマンがありますね。

 

そして、その岸壁を目の前にして建ち並ぶのは「金森赤レンガ倉庫」です。

 

 

 

 

このエリアも今や函館では欠かせない観光スポットとなりました。

 

ほとんどが商業施設化しているんですが、まだまだ倉庫としても活用されているものもあります。

 

そして、その「金森赤レンガ倉庫」街から、「JR函館駅」へ向かう途中にあるのが「函館朝市」です。

 

 

 

 

 

歴史としては野菜の市場として始まった「函館朝市」ですが、今や海産物がメインの市場となり、そして、函館観光に欠かせない観光スポットになりました。

 

この活イカ釣りが人気ですね。

 

釣ったイカはその場でイカ刺しにしてくれて食べることが出来ます。

 

これ、ちょっとご注意ですが、イカは釣りあげられたら必ず水を吹き出しますので、多少、濡れることも覚悟してください。

 

そして、「函館朝市」では、以前、こちらのブログでもご紹介した「土田水産メール」さんへお立ち寄りください。

・「土田水産メール」さんご紹介ブログはこちら

 

さて、ここまでは函館市街地の西側、函館湾に面した函館港周辺を巡ってきましたが、そこから東側、津軽海峡に面した海岸へ行ってみましょう。

 

 

ここは「JR函館駅」前をまっすぐ歩いてきて津軽海峡側に出たところにある「大森海岸」です。

 

津軽海峡側は、ずうっと砂浜の海岸が続いており、その先に見えているのは「湯の川温泉街」です。

 

 

その「湯の川温泉街」から坂道を上って行ったところにあるのが「見晴公園・香雪園」です。

 

ここは明治時代に函館にいた豪商の岩船氏が別荘として造成した純和風の庭園と建物からなる「香雪園」を含んだ公園で今は一般公開されています。

 

 

函館には異国情緒だけではなく京都の嵐山かと思わせるようなこんな純和風のスポットもあるんです。

 

 

 

 

昔はまさに函館の奥座敷といったところだったでしょうか。

 

 

この公園には樹齢何年だろう?と思わせる大木も数多くあり、四季を通して目を楽しませ、その空間は心に安らぎを与えてくれます。

 

次にその純和風とは真逆の雰囲気を持つのが「湯の川温泉街」から北へ向い小高い丘にある「トラピスチヌ修道院」です。

 

 

ここは北斗市にある「トラピスト修道院」と同じ、カトリックの「トラピスト会」の修道院ですが、PARTⅣでもご紹介していますが、北斗市にある「トラピスト修道院」は男性のみの修道院で、こちらの「トラピスチヌ修道院」は女性のみの修道院です。

 

ここは完全に欧州に来たような気分になります。

 

そして、その「トラピスチヌ修道院」の先にあるのが、こちらも以前、このブログでご紹介した「函館牛乳」さんです。

 

 

・「函館牛乳」さんをご紹介したブログがこちら

 

 

こうして、このくびれた形状の函館市街地をご紹介してまいりましたが、この風景が見られる「函館山」も登らないといけませんね。

 

この日中の景色も良いですが、やはりなんと言っても「夜景」でしょうか。

 

 

昭和のころより人々を魅了し続けてきた「函館山夜景」ですが、これも以前、このブログでご紹介した通り、夕暮れの黄昏時からの風景が人気で、先ごろもテレビ番組で夕陽が美しいと紹介されていました。

 

 

函館湾の向こう側に沈む夕陽は、ただひたすら見入ってしまいますね。

 

以前、ご紹介した「函館山夜景」に関するブログはこちら

 

そして、函館と言えば、やはり食べ物もご紹介しないといけませんね。

 

まずは函館へ来たなら美味しい魚介類を食べなくては。

 

 

 

函館には美味しい魚介類を食べさせてくれるお店がたくさんあり、ここではご紹介しきれませんので、こちらの「函館グルメ情報サイト」をご参考になさってください。

 

 

そして、夜の函館もお楽しみいただきたいですね。

 

 

海にはイカ釣り漁の集魚灯がまばゆく輝く「漁火(いさりび)」も見られますよ。

 

そしてさらに近年では「函館スウィーツ」として、市内にあるケーキ屋さん巡りも人気になってきていますね。

 

 

 

近隣には国内における西洋農業発祥の「七飯町」「北斗市」があり、美味しい果物が採れるので地元産の材料にこだわった美味しいケーキ屋さんが点在しているんです。

 

「北海道三大ご当地ラーメン」のひとつである「函館塩ラーメン」も必須です。

 

 

函館は伝統の塩ラーメンの他にも「味噌」「醤油」「とんこつ醤油」「海老スープ」などさまざまなニューウェーブ系の美味しいお店も増えています。

 

そして、もはやこれはお約束でしょうか、今や全国区の知名度を誇る「ラッキーピエロ」さんのハンバーガー、「ハセガワストア」さんの「やきとり弁当」を忘れてはいけませんね。

 

 

 

 

それを広めた函館出身のロックバンド「GLAY」のゆかりの地巡りもありますね。

 

 

こうして函館市街地も含め、みなみ北海道はご紹介を書くのも大変なくらい、読まれているのも大変かと思いますが、ご案内したい観光スポットがたくさんあります。

 

よく本州のお客様で札幌一泊、函館一泊で旅行計画を立ててお越しになる方も少なくありませんが、みなみ北海道を満喫するには最低二泊は必要かと思います。

 

このシリーズでご紹介してきたエリア面積は神奈川県に匹敵するくらいでしょうか。

 

見るもの食べ物豊富な「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道」に是非、お越しください。

 

みなみ北海道巡りは当社タクシーが詳しくご案内させていただきます。

 

【道南ハイヤー(smile Taxi)】

 〈タクシーのご用命は〉TEL:0138-46-1100

 〈観光貸切のご予約は〉TEL:0138-47-0005

  オフィシャルサイト:http://www.smile-taxi.com/


驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポットPARTⅤ「上ノ国・江差・厚沢部・乙部」

2018年10月09日 | 観光ガイド

 

北海道の南部、函館市街地を中心に回遊するこれから人気が出ること間違いナシのみなみ北海道おすすめ観光スポットをシリーズでご紹介する「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」。

 

今回はそのPARTⅤ「上ノ国・江差・厚沢部・乙部」のおすすめ観光スポットをご紹介します。

 

 

みなみ北海道の西海岸、PARTⅣでご紹介した「松前町」から日本海沿いを北上したエリアにあるのが「上ノ国町」「江差町」「厚沢部町」「乙部町」。

 

このゾーンは、数千万年の大地の歴史を視覚でとらえ、わずか数百年前に蝦夷(北海道)へ本州からやってきた人々の夢と希望とその栄華の軌跡を探訪し、日本海へ沈む夕陽を堪能できるエリアです。

 

函館市街地からそこへは、国道227号線で向かえば車で約90分ですが、前回の「松前町」から海沿いを「日本海追分ソーランライン」で北上しながらご案内してまいります。

 

「松前町」から海岸線の造形と美しい日本海を左手に見ながら、隣町に入るとそこは「上ノ国町」です。

 

現代では太平洋側が表、日本海側が裏という印象が中国地方の山陽、山陰でも言い表されているように国内では定着しているように思いますが、その昔は、日本海側が貿易、流通のメインであったことから上手であり、東の太平洋側は下手という位置づけだったようで、それがこの町名の由来のようです。

 

 

そして、その「上ノ国町」で人気の観光スポットがこちらの道の駅「上ノ国もんじゅ」です。

 

海岸線から突き出たところの高台にあり、風光明媚なロケーションを楽しみながら食事が楽しめて、地元の特産品を買うことが出来ます。

 

 

 

2Fレストランでは恵まれた海の幸を旬に合わせてシーズンごとにメニューを変えて楽しませてくれます。

 

 

この時食べたのは「てっくい漬丼」。

 

「てっくい」とは「ヒラメ」のことで、手にかじりついてくるほど元気だということで、「手に食いついてくる」という意味で「てっくい」と呼ばれているそうですが、この呼び名は西海岸エリアだけですね、東海岸では使われていません。

 

歯ごたえと噛むほどに口に広がる甘味と旨味、まぎれもなくヒラメです。

 

そして、産地ならではのリーズナブルな価格と美味しさです。

 

 

そして、これは「カニ出汁味噌ラーメン」。

 

「てっくい漬丼」を食べたあとだったので、ラーメン一杯はきついなと思ったところ、「ハーフでもできますよ」とのことだったのでハーフでお願いしました。

 

そういう臨機応変な対応は滅多に来れない旅行時はうれしいですよね。

 

その味は、地元産の紅ズワイガニを使っているとのことですが、スープにもカニの出汁とカニみその味がしっかり感じられ、上品な仕上がりで、トッピングのカニ肉も加わると、より風味が増してバランスの良い美味しさです。

 

 

さて、その施設名にもなっている「もんじゅ」ですが、そのネーミングはこの海岸線を古くから「もんじゅ海岸」と呼ぶことから来ているそうで、この眼下に見える岩に関係しており、この角度からはサルのように見えるのですが、地元では文殊菩薩(もんじゅぼさつ)様に見えるということで「もんじゅ岩」と呼ばれていることに起因しているそうです。

 

文殊菩薩様と言えば智慧を司る菩薩様で「三人寄れば文殊の知恵」のことわざにあるあの文殊(もんじゅ)なんですね。

 

 

この角度からからだと、なんとなくアイヌの長老の顔のようにも見えるのですが、いずれにしても何か悩みとかお持ちだったら、ここへ来れば、何かひらめきやアイデアが得られるかもしれませんよ。

 

 

そして、その道の駅「上ノ国もんじゅ」さんの陸地側にあるのが「夷王山(いおうさん)」。

 

その山にある「中世史跡公園」の駐車場からはご覧のように海岸線を江差、乙部まで見渡すことが出来ます。

 

では、その「江差町」まで参りましょう。

 

 

「江差町」は千数百年前には本州から入植が行われ、江戸時代の松前藩統治のころも含めて北前船の貿易、商業港として、また、ニシンの豊漁で潤った歴史を持つ町です。

 

そして、幕末の戊辰戦争における函館戦争の舞台のひとつでもあります。

 

この座礁した形で岸壁に接岸している帆船は、幕末に日本国内において最強と言われた軍艦「開陽丸」です。

 

幕臣だった榎本武揚と新撰組副長・土方歳三率いる旧幕府軍は劣勢だった本州での戦場からこの開陽丸を旗艦とした艦隊に乗り込み、蝦夷(北海道)に活路を見い出し、すでに新政府軍に占拠されていた五稜郭を奪取したのち、この江差町までやってきて支配下に置いたものの江差沖特有の時化にあい、沈没させてしまいます。

 

これは、その「開陽丸」を復元したもので、実物は木船だったようですが、鉄船で復元し、その中に昭和になってからの調査で引き揚げられてきた遺留品を展示し、現在は「開陽丸青少年センター」として公開されています。

 

 

そして、その開陽丸の沖側にあるのが「かもめ島」です。

 

ここは歩いて渡れるのですが、階段を上って台地に出るとご覧のように日本海の水平線と広い空を邪魔するものがなく、開放感いっぱい。

 

 

島の形が「かもめ」のようだということで「かもめ島」と呼ばれているのですが、その風景と起伏に富んだ散策ルートを歩いてみると納得です。

 

 

また、その風と打ち寄せる波にはきれいなんだけど日本海の厳しさも伝わってきます。

 

 

波と砂の浸食によって造られた海岸線の造形はアートですね。

 

 

そして、島の陸地側の海岸にはニシンを呼んだ伝説がある「瓶子(へいし)岩」という奇岩もあります。

 

 

 

「かもめ島」から陸地に戻った町の中心部には歴史的な旧家や神社仏閣があるのですが、この「いにしえ街道」を散策してみるのも良いですね。

 

 

 

 

栄華を誇った歴史のなごりを感じますね。

 

他には「江差追分会館」で、「江差追分」や郷土芸能の実演を見るもよし、食べ物ではまんじゅうの「繁次郎」がありますね。

 

 

江差というと、もう北海道の名物と言って過言ではない「五勝手屋羊羹(ごかってやようかん)」の本拠地ではありますが、この「繁次郎」という饅頭も地元の方々にとっては子どものころから食べて育つというくらい馴染みが深いお菓子です。

 

 

こちらの「浅野屋」さんで販売されているのですが、その商品名になっている「繁次郎」というのは、昔、江差に実在したと言われている「とんち」が得意な男のことで、それをキャラクターにして大正時代に作られたそうです。

 

 

「繁次郎」の特徴だったと言われているくりくりッとした目をイメージしてチョコレートが塗られ、中は白あんのお饅頭。

 

砂糖の他に水あめも材料に使われていて優しい甘さが特徴的です。

 

 

さて、「江差町」をあとにし、海岸線から国道227号線を内陸に入るとそこは農林業の町「厚沢部(あっさぶ)町」です。

 

 

国道沿いにある道の駅「あっさぶ」さんでは、地元で獲れた野菜類を販売しているほか、ジャガイモの品種・メークイン発祥の地ということで、メークインを使ったコロッケを販売しています。

 

 

揚げたてのコロッケは美味しですね。

 

さぁ、ここから国道を東に向かって1時間ちょっと走れば「JR新函館北斗駅」に出ますし、そのまま函館市街地に戻ることになります。

 

が、その前に。

 

みなみ北海道の西海岸へ行ったなら、日本海に沈む夕陽も見たいところですね。

 

「上ノ国町」でも「江差町」でもきれいな夕陽を見ることはできますが、そこからさらに北へ足を伸ばして「乙部町」からの夕陽も良いですよ。

 

 

 

 

数千万年に渡る大地の歴史の中で堆積した地層と波の浸食による造形は東洋のグランドキャニオンとも呼ばれている海岸線。

 

 

地球の長い歴史を感じずにはいられません。

 

その「乙部町」において、地元の方々の憩いの場であり、日本海の大海原を望む展望公園が「元和台」です。

 

 

崖下には夏に海水浴が楽しめる人工の海水浴場があります。

 

 

 

そして、水平線上がオレンジ色の夕焼けに染まり始めると海と空の境界線が際立ち、その色の対比が美しく心和ませてくれます。

 

 

 

そこから、ゆっくりと沈む夕陽を眺めていると今日一日の終わりに感謝したくなりますね。

 

みなみ北海道巡りは当社タクシーが詳しくご案内させていただきます。

 

シリーズ「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」

PARTⅠ「戸井・恵山・椴法華地区」はこちら

PARTⅡ「南茅部地区・鹿部町」はこちら

PARTⅢ「七飯町・大沼国定公園」はこちら

PARTⅣ「トラピスト修道院・木古内・知内・福島・松前」はこちら

 

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驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポットPARTⅣ「トラピスト修道院・木古内・知内・福島・松前」

2018年09月28日 | 観光ガイド

 

北海道の南部、函館市街地を中心に回遊するこれから人気が出ること間違いナシのみなみ北海道おすすめ観光スポットをシリーズでご紹介する「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」。

 

今回はそのPARTⅣ「トラピスト修道院・木古内・知内・福島・松前」のおすすめ観光スポットをご紹介します。

 

 

「函館」から津軽海峡沿いを西に向かったエリアにあるのが北斗市、木古内町、知内町、福島町、松前町。

 

このゾーンは本州との結びつき、幕末の激動と北海道開拓の歴史と伝統を深く感じるスポットですね。

 

まずは函館市街地から「函館・江差自動車道」を使って函館湾沿いに走ること約40分。

 

 

函館山がこんな風に左手に見えます。

 

まるで島ですね。

 

そして、海岸線の国道228号線に出て、しばらくして右の山へ入っていったところにあるのが「トラピスト修道院」です。

 

 

 

 

この修道院は1896年(明治29年)、カトリック教会の中でも厳格な戒律と労働と学習を重んじるフランスのシトー会の中の「トラピスト会」という会派から修道士が来日して、ここに修道院を設立したそうです。

 

 

そして、ここからさらに山へ入っていった先にあるのが「ルルドの洞窟」です。

 

けっこうきついこう配の坂を上ります。

 

 

「ルルドの洞窟」とはフランス南部にあるルルドという村の奇跡、聖母マリア様が現れ、難病を治す泉が湧いたとして今では巡礼地となっている洞窟のことで、泉は湧いていませんが、ここに再現されています。

 

 

その洞窟の右にあるほこらに立つマリア様の像はやさしさに溢れていますね。

 

 

 

展望台から望む津軽海峡にはこのように函館市街地と函館山をご覧いただけます。

 

 

そして、「ルルドの洞窟」から修道院まで戻ってきたら、売店で敷地内の牧場と食品加工場で作られたバターを使用したソフトクリームでちょっと休憩されてみてはいかがでしょう。

 

上品な甘さとコクで美味しいですね、スプーン代わりに名物の「トラピストクッキー」が付いています。

 

あらためてのご説明になりますが、昭和の頃より「函館」のお土産として定番の「トラピストクッキー」と「トラピストバター飴」、そして、本州のスーパーでも販売されている缶に入った「トラピストバター」はここで作られており、所在地は北斗市ですので、厳密に言えば「北斗市」の名物土産。

 

また、よく勘違いされて函館空港の近くにあるのが「トラピスト修道院」だと思われている方も少なくありませんが、間違いです。

 

函館空港の近くにあるのは「トラピスチヌ修道院」。

 

似たような名前だから勘違いされやすいのですが、それもそのはずで同じ「トラピスト会」の修道院だから。

 

何が違うのかというとこちらの北斗市にある「トラピスト修道院」は男性のみの修道院で、函館市の「トラピスチヌ修道院」は女性のみの修道院なんです。

 

さて、そういう幕末にいち早く開港した函館ならではの西洋文化の歴史と伝統に触れたあとには海岸線を西に向かい隣町の木古内町に入り、道内における北海道新幹線の終点一つ手前の駅であり、「いさりび鉄道」の駅でもある「木古内駅」の駅前にある道の駅「みそぎの郷 きこない」さんに立ち寄り。

 

 

 

ここでは地元地域の特産品やお土産品の販売の他、山形県とゆかりがあることから鶴岡市の有名なイタリアンレストラン「アル・ケッチャーノ」の奥田シェフ監修のレストランも併設されており、お食事も楽しめます。

 

 

ここ木古内町は漁業と林業が盛んな町ですが、それを開拓したのは、よく藤沢周平さんの小説、映画にも出てきますが山形県にあった「庄内藩」から幕末に移住してきた藩士家族。

 

それゆえ地区名には「鶴岡」など山形県に由来する地名があります。

 

 

木古内駅の近くにあるこちらの郷土資料館「いかりん館」さんでは、その開拓の歴史資料や、国鉄時代の鉄道関連資料の他、縄文遺跡から出土した土器などが展示されています。

 

 

 

こちらに収蔵展示されてる縄文土器って割とPOPなデザインが多いんですよね。

 

また木古内では、毎年1月に豊漁・豊作を願う地元の神社のお祭りでご神体をふんどし一丁の若い男性が抱いて海に入り清める「寒中みそぎ祭り」も沢山の観光客を呼んでいます。

 

そして、また海岸線を走り隣町に入るとそこは知内町。

 

 

ここは知る人ぞ知る演歌の大御所「北島三郎」さんの故郷。

 

地元の特産品を販売しているこちらの道の駅「しりうち」さんでは御大「北島三郎」さんの曲が流れています。

 

そして、ここは北海道新幹線の線路脇ということもあり、もう撮り鉄の方々には有名な撮影ポイントになっていますが、新幹線の展望塔が建っています。

 

 

エレベーター付きです。

 

 

これは「新函館北斗駅」方面のアングル。

 

緑豊かな自然の中を快走するH5系、E5系が撮れますよ。

 

 

そして、近年では知内町の「カキ」「ニラ」が特産品として有名になってきていますが、「ワカメ」も美味しいんですよ。

 

 

繊維がしっかりしていて多少煮ても溶けにくく旨味も強く、美味しいです。

 

さあ、知内町をあとに海岸線からちょっと峠道をまわってまた海岸線に出るとそこは福島町。

 

 

ここは大相撲ゆかりの地。

 

二人の大横綱を輩出し、その記念館が建てられています。

 

 

こちらがそのひとり、第41代横綱・千代の山雅信さん。

 

 

そして、その千代の山関が引退後、九重を襲名し、独立した九重部屋から横綱になったのが、現在はNHKの大相撲中継の解説でもお馴染みの北の富士勝昭さんで、その次に横綱になったのが〝ウルフ〟の愛称で親しまれたこちらの第58代横綱・千代の富士貢さんです。

 

お二人とも若くして病魔に侵され、この世を去りましたが、こちらの「横綱千代の山・千代の富士記念館」(冬期休館)ではお二人にゆかりの品々を見ることが出来ます。

 

 

 

そして、こちらの記念館の中にはけいこ場が再現されているんですが、ただ見学用に再現されたわけではないんです。

 

 

先代の九重親方(千代の富士関)の時代から、毎年、九重部屋が合宿で訪れて、そのけいこ場として実際に使用しているんです。

 

そして、こちらの稽古場の土俵には一般の見学者も裸足になれば入ることが出来て記念撮影することも出来るんです。

 

なかなかそういう経験は出来ないですよね。

 

ただし、大相撲の古くからのしきたりにより、女性の方にはご遠慮いただいているそうです。

 

現在、大相撲では千代の富士関が育てた関取が何人も活躍していますが、みなこの土俵でけいこをして力をつけていったんですね。

 

そして、この記念館の横の小高い山を上って行ったところにあるのが地元の氏神様である「福島大神宮」。

 

 

その参道の階段の横にある坂道を上っていくとそこには土俵があるんです。

 

 

ここでは「わんぱく相撲」や「おんな相撲」など年に数回、大会が開かれています。

 

 

そして、参道を上っていくとこちらがお社です。

お参りのあと帰り道の視界に広がるのはこの津軽海峡を望む入り江の景色。

 

 

この海岸線の先は船でしか見られない海面が神秘的なブルーになる「青の洞窟」がある「岩部海岸」。

 

来年(2019年初夏)にはクルーズ船の就航が予定されています。詳しくはこちら

 

 

他にも福島町には青函トンネルに関する資料が展示されている「青函トンネル記念館」があります。

 

そして、福島町からさらに西へ進むと、そこはもう津軽海峡と日本海とのミックスゾーンの城下町・松前町です。

 

ここは江戸時代に蝦夷(北海道)を統治していた松前藩の本拠地で松前城があり、当時は城下町として栄え、本州との往来をしていた貿易船「北前船」の貿易港でもありました。

 

 

松前というと松前城がある「松前公園」の桜が見事で、5月に行われる桜まつりには大勢の花見客が訪れます。

 

そして、その松前公園のそばに作られているのが「松前藩屋敷」(冬期休園)というテーマゾーン。

 

ここは時代劇の撮影が出来るくらいの再現性です。

 

 

 

まるでタイムスリップしたかのようです。

 

そして、道の駅「北前船 松前」がある海岸線からは美しい日本海が見られます。

 

 

そこには沖に停泊する北前船との荷物の往来をしていたはしけ船の波止場が今でも残っています。

 

 

北海道からは昆布など豊かな海産物、本州からは織物などが荷車に積まれてこの石畳をお往復していたでしょうか。

 

歴史ロマンを感じずにはいられません。

 

さて、ここから先は日本海に面したみなみ北海道西海岸を北上していくことになりますが、それは次回、PARTⅤにてご紹介してまいりたいと思います。

 

みなみ北海道巡りは当社タクシーが詳しくご案内させていただきます。

 

シリーズ「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」

PARTⅠ「戸井・恵山・椴法華地区」はこちら

PARTⅡ「南茅部地区・鹿部町」はこちら

PARTⅢ「七飯町・大沼国定公園」はこちら

PARTⅤ「上ノ国・江差・厚沢部・乙部」はこちら

 

【道南ハイヤー(smile Taxi)】

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 〈観光貸切のご予約は〉TEL:0138-47-0005

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驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポットPARTⅢ「七飯町・大沼国定公園」

2018年09月20日 | 観光ガイド

 

北海道の南部、函館市街地を中心に回遊するこれから人気が出ること間違いナシのみなみ北海道おすすめ観光スポットをシリーズでご紹介する「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」。

 

今回はそのPARTⅢ「七飯町・大沼国定公園」のおすすめ観光スポットをご紹介します。

 

 

「函館」から真っすぐ北へ上り、駒ヶ岳の南側に位置する七飯町・大沼国定公園。

 

ここは明治維新の際にいち早く西洋式農業がおこなわれ、西洋果物栽培や酪農が基幹産業であり、また、ここは「大沼」「小沼」「ジュンサイ沼」の三つの湖からなる「大沼国定公園」と「駒ヶ岳」の雄姿が織りなす風景と自然豊かな風情により、みなみ北海道のリゾート地として、近年は海外から訪れる旅行者も増えています。

 

そして、このゾーンには豊かな自然を活かしてちょっとリッチな気分が味わえる体験スポットがあります。

 

函館市街地からは国道5号線を北上するのが最短ルートですが、前回のPARTⅡに引き続き、反時計回りに海岸線を巡ってきて、「鹿部町」からのルートでご紹介します。

 

鹿部町から内陸にある七飯町・大沼国定公園へは、道道43号線を走ります。

 

すると、遠くに見えていた駒ヶ岳が右手に近づいてきます。

 

そこはもう酪農地帯。

 

そして、大沼国定公園が近づいてきたところにあるのが「大沼流山牧場Paard Musee(パド・ミュゼ)」さんです。

 

 

ここは広大な敷地で、北海道の開拓を共に歩んできた馬とのふれあいや、牧場の生活体験が出来ます。

 

 

 

ただ、乗馬を楽しむのではなく馬のお手入れから始まり、馬装を自分で装着するなど、より馬とのコミュニケーションがはかれるプログラムが用意されています。

 

 

こんなロケーションも楽しめますよ。

 

そして、夏季の土日のみの営業ですが、敷地内にあるレストランでは薪窯で焼く本格的なピッツァを食べることも出来ます。

 

 

 

そして、道道43号線を先に進み、今度は左手の山へ向かっていったところにあるのは「函館七飯ゴンドラ(七飯スノーパーク)」さんです。

 

 

 

こちらは冬期は、左手に駒ヶ岳を望み、眼下に見える噴火湾に向かって滑走するシチュエーション抜群のスキー場として人気なんですが、夏季もみなみ北海道の景色を楽しめる高原として、ゴンドラが営業しており、トレッキングを楽しむ方々が訪れているのですが、楽しみはそれだけではありません。

 

 

山頂にある「PEAk CAFE」でのお食事も人気なんです。

 

 

標高900mを越す山頂にあるカフェ・レストラン。

 

 

こちらでは地元の食材にこだわった美味しい料理が味わえます。

 

 

 

デザートも手が込んでいます。

 

 

場所が山の上だけにお天気が変わりやすいのですが、晴れ渡るとこんな感じです。

 

 

雲がかかるとこんな感じになりますが、それもまた雲海を眼下に観て食べる食事というのもなんだかリッチな気分になりますね。

 

 

近年では夏季、冬季問わず、こちらのお店でのお食事をお目当てにいらっしゃるお客様の姿も見られます。

 

 

さらにこちらでは夕陽が素晴らしいんです。

 

 

カフェ・レストランから見える噴火湾とは反対側で大沼を眼下にその先へ沈んでいく夕陽は旅行雑誌「じゃらん」で「一生に一度は見るべき夕日絶景Best.2」に選ばれるほど。

 

さあ、そこから、いよいよ「大沼国定公園」ですね。

 

道道43号線をさらに走り、JR大沼駅を正面に突き当たったT字の交差点を右に行くと到着です。

 

 

こちらでは歩いての散策も良いですが、周遊道路を走るのも良いですね。

 

 

四季折々の景色が楽しめる湖畔の道路ですが、秋にはこんな紅葉に包まれます。

 

そして、駒ヶ岳を望むビュースポットも数ヶ所あります。

 

 

 

そして、湖畔にある隠れたおすすめビュースポットが「日暮山展望台」です。

 

 

駒ヶ岳から大沼をパノラマで観ることが出来ます。

 

夏はこんな感じですが、秋になると彩りが変わりこのようになります。

 

 

そして、大沼に来て食べ物と言えばやはり名物「大沼団子」ですね。

 

 

 

老舗「沼の家」さんの団子は、その日に食べないと固くなってきますから、その場で食べるのがおすすめです。

 

他にはやはりこちらも大沼、ジュンサイ沼の特産品である「ジュンサイ」のお蕎麦も良いですね。

 

 

また、冬になると楽しみなのが「わかさぎ釣り」。

 

 

 

釣りあげた「わかさぎ」は、その場で天ぷらにして食べることが出来ます。

 

 

これもたまらなく美味しいですね。

 

他にもゴルフ場や美味しいレストラン、食堂が湖畔に点在しており、氷上をスノーモービルで楽しめたり、一年を通して楽しめる、まさにリゾートです。

 

そして、道道43号線から国道5号線に出て左折すれば、その先は函館市街地ということになりますが、その手前には北海道新幹線の駅「JR新函館北斗駅」があり、その周辺の「城岱牧場展望台」や「きじひき高原」もおすすめ観光スポットですが、詳しくはこちらをご覧ください。

 

さて、これまで函館市街地から反時計まわりで東海岸エリアをご紹介してきましたが、次のPARTⅣからは、津軽海峡沿いを日本海に向けて走り、時計回りで西海岸エリアをご紹介してまいりたいと思います。

 

みなみ北海道巡りは当社タクシーが詳しくご案内させていただきます。

 

シリーズ「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」

PARTⅠ「戸井・恵山・椴法華地区」はこちら

PARTⅡ「南茅部地区・鹿部町」はこちら

PARTⅣ「トラピスト修道院・木古内・知内・福島・松前」はこちら

PARTⅤ「上ノ国・江差・厚沢部・乙部」はこちら

 

【道南ハイヤー(smile Taxi)】

 〈タクシーのご用命は〉TEL:0138-46-1100

 〈観光貸切のご予約は〉TEL:0138-47-0005

  オフィシャルサイト:http://www.smile-taxi.com/

 


いつもの函館、あふれる喜びをもってご案内。豪華クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」入港(2018.09.12)

2018年09月14日 | 日記

 

2018年9月6日未明に胆振地方東部で発生した震度7の地震。

 

震源地の厚真町を中心に山崩れなどで41名の犠牲者を出し、今現在(9/13)も家屋損壊や停電、断水などにより、1,000名以上の方々が避難所生活をされています。

 

謹んでお悔やみとお見舞い申し上げます。

 

また、当社へのご心配と励ましのご連絡をいただいたみなさまにこの場を借りて心より御礼申し上げます。

 

ここ函館は震源地から直線距離にして100㎞ちょっとでしょうか。

 

地震発生時、函館は震度5弱を記録し、かなりの揺れは感じましたが、時間的には短く、山崩れや家屋の倒壊、道路の亀裂などの被害もなく、すぐに平穏を取り戻したのですが、その直後に停電が全域で発生しました。

 

それが丸1日半以上続き、電気は復旧したもののそれにより光通信回線、食品製造、物流に混乱をきたし、一時はスーパーやコンビニから商品が消える事態にまでなりましたが、10日の月曜日からはそれも徐々に回復し、まだ地震発生以前にまで完璧に戻ってはいないものの市内の宿泊施設さん、飲食店さん、観光施設さんのほとんどは通常営業に戻っている状況で、計画停電という話もニュースでは流れましたが、節電というところで済んでおり、当社においてもなんら業務に支障はありません。

 

しかしながら、国内旅行者、外国からの旅行者の方々のキャンセルが相次いでおり、観光のハイシーズンであるこの時期としては函館は大打撃となっています。

 

そんな中、9月12日に仙台発の豪華クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」の入港があり、市内観光のオーダーを頂戴いたしました。

 

 

関係者の方にお聞きしたところ、今回の地震によるお客様のキャンセルはほとんど無かったとのことで、非常にありがたく思いました。

 

 

岸壁に接岸後、次々に船からお客様が降りていらっしゃり、当社タクシーにご乗車いただき、市内及び周辺観光へご案内させていただきました。

 

 

 

 

ご案内する観光スポットはいつもと変わらないのですが、お客様から励ましのお声をかけていただけるなど、感謝に堪えないご案内となりました。

 

地震発生から一週間が経ち、体に感じる余震も回数が減り、ここ二日ほどはありません。

 

イカの街、水産の街・函館は秋を迎え、美味しいスルメイカ、サケ、ヒラメ、ブリなど旬の魚介類が連日、水揚げされています。

 

 

 

鮮度抜群のイカ刺しは最高です!

 

 

 

 

 

その美味しさ是非、味わいにいらしてください。

 

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