〝100万ドルの夜景〟。
函館山の夜景は長らくそう呼ばれて人々を魅了してきました。
カクテルで使うジガ―(メジャー)カップのようにくびれのある街の形状、せつなさと哀愁も感じる夜の港町を彩るいくつもの灯り。
「日本三大夜景」にも数えられてきましたが、それも数年前に外れてしまいました。
確かに直線的な光を放つLEDライトの台頭、照明そのものの減少などもあってか、現代の圧倒的な光量できらびやかに見せる夜景ではなくなっているかもしれません。
でも、みなさん、函館山からの夜景を観るために人々が最も集中する時間ってご存知ですか?
それは夕暮れ時、お日さまが沈むころなんです。
それには夕食との兼ね合いも多少あるかもしれませんが、この太陽が函館湾の向こうに沈むころ、函館山の頂上は見物のピークを迎えます。
いわゆるこのマジックアワーに観る函館の景色は街に明かりが灯り始め、ゆっくりと黄昏、そして夜が目覚めていくさまは情緒的で、この風景は他では体験できないと思います。
その価値は〝100万ドル〟以上の価値があるかも。
是非、その時間帯の函館山の夜景ならぬ、夕景をご覧いただきたいですね。
そして、ひとつアドバイスさせていただくとすれば、やはりみなさん、一番上から観たいというのが心情。
でも一番上の展望台はかなり混雑し、人の波でなかなか景色を観ることが出来ません。
やもすれば、並んでいるうちにすっかり夜になってしまうということになります。
それはそれでキレイな夜景を観ることが出来ますが、正直、一番上の展望台とその一段下の場所からの景色にそれほど差はないように思われますので、混み合っていないところでゆっくりご覧いただくことをお勧めいたします。
そして、市街地から函館山までのアクセスについてですが、車またはロープウェイで昇ることになりますが、車に関しては規制があり、平成30年4月25日(水)~平成30年9月30日の期間は自家用車とレンタカーが17:00~22:00の時間帯に昇ることはできません。
ロープウェイまたは観光バス、タクシーで昇ることになります。
函館山ロープウェイさんでは約15分間隔で山麓駅と山頂駅を往復しています。
乗ってからの所用時間は約3分と実に速いです。
しかし、20:00頃の山頂駅はこんな感じです。
建物のおもてにまで列が伸び、ここからですと乗るまでに30分以上でしょうか。
ロープウェイでの空中散歩も楽しいですが、函館山へは是非、当社タクシーをご利用ください。
当社のドライバーが見物のポイントを細かくアドバイスさせていただきます。
【道南ハイヤー(smile Taxi)】
〈タクシーのご用命は〉TEL:0138-46-1100
〈観光貸切のご予約は〉TEL:0138-47-0005
オフィシャルサイト:http://www.smile-taxi.com/