smoker3710

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ドラムのこと 【その3:東江戸川大学】

2006-11-14 18:08:04 | 音楽

懲りずに書きます。

いい加減、飽きてきません?(笑)

「東江戸川大学」という学校は存在しません。

昔「おじゃまんが山田くん」というテレビアニメがあったのですが、その舞台となっているのが「東江戸川三丁目」という架空の場所です。

電車がゴトゴト走ったりしているのですが、あり得ないくらいの急カーブを走ったり・・その東江戸川にある大学が「東江戸川大学」なワケです。

ワタシが入学した大学は江戸川の東側、「京成電車」が走っていて、線路は広軌なのでとんでもないカーブが実際にあり、まさにアニメに登場した「東江戸川大学」と同じようなところでした。

入学後、当然音楽サークルに入ることを決めていたのですが、バンド関係のサークルは3つあり、どれもチョッとタイプが違いました。

①バンドはやるのですが、1年生の時は「スクールメイツ」のような踊りをやらなくちゃならないサークル。

②いわゆる「軽音楽」、モロにROCK野郎ばかりで金髪・長髪・火を吹きそうな人がいる。

③軽音と仲がよい、JAZZやインストのサークル。

オネェちゃんと仲良くなる機会が多いのは①、でも踊りは苦手なのでパス。

②の軽音を見学に行ったところ「ちょっと叩いてみ」と言われ、叩いてみたところ「おぉ、良いじゃん!ウチに入りなよ!」と好感触。それで決まりのハズでした。

が、後日同じ場所で練習していた③のJAZZ系サークルを覗いたところ、メチャメチャ上手いドラムの人が!

「うわぁ、凄いっすね!」とか話していると、「いや、オレはキーボードだから。ドラムならもっと上手いのがいるし」・・と。

さすがは全国からいろんな人がきているだけあるなぁ。何気に凄いぞ東江戸川大学!・・で、その「もっと上手い」人を見たい・・

ということで、軽音は保留!その「もっと上手い」人がホントにもっと上手かったら、まずは弟子入りするかと考えました。

数日後、その「もっと上手い」人を見ることに。

「ダララララ・・ストロトストロ・・ad%~4*fg?&gも$"\ぽ!」・・・・?????

いったい何がどうなって何をそうして何を食べたらそんなことが出来るのでしょうか?

こんなの見たことがない!ってか、こんなに凄くて何で学生やってるのですか?

・・・③に決定。

その先輩は、ワタシよりも学年は2つ上。通学で歩いているときも電車に乗っているときも、常にスティックでモモを叩いていたし、③に籍は置いていましたが、ドラムスクールにも通っていました。練習量・ドラムにかける情熱から全てが違いました。

音のツブがハッキリしていて、超高速~超スローまで、ピアニシモ~フォルテシモまで、全ての音がキレイです。

この先輩を見て「プロになる!ってか、オレならなれる・・・ワケねぇじゃん!」と。とにかく次元が違うのです(笑)

それからというもの、「プロになる」などと、恥ずかしくてとても言えなくなってしまいました。

入学早々、引導を渡されたような感じでしたが、この先輩からは基礎的なことはもちろん、色んなことを教えていただき、お陰でドラムも少しは上達・・・したのかな?(笑)

結局、ドラムは「楽しみつつ」、お酒とかバイトとか、オネェちゃんとウヒヒとか、原付に乗ってて車に吹っ飛ばされたり、某プロ野球選手に彼女を寝取られるなど、勉強そっちのけで色んな経験が出来た貴重な4年間でした。

ちなみにその先輩は、現在はドラムスクールの先生としての活動や、小比類巻かおる、米倉千尋、白鳥英美子、三味線プレイヤーの上妻宏光のライブやレコーディングに参加。ごく最近では元T-SQUAREのキーボードプレイヤー和泉さんのバンドなどで大活躍しています。

で、あっという間に卒業(早!)(笑)

卒業するときは単位がどうしても1科目足りなく、最後の最後に教授のところに行って「お願いします!【可】で結構ですので単位ください!」とお願いし、何とか卒業できました。

卒業後は東京の某就職情報誌の求人広告の営業を3年ほど経験。

毎日毎日飛び込み営業で、水をかけられたり、渡した名刺を目の前で粉々に破かれたり、ヤ○ザの事務所とは知らずに飛び込み、「組員は募集できんのかゴラァ」と言われたり、毎日が超刺激的な仕事をしていたので、その間は年に1・2回しかドラムを叩くことが出来ませんでした。

で、「バブル景気」が崩壊したあたりで、そろそろ秋田に帰ろうか・・と思うようになり、秋田に戻ったワケです。

・・なんか、また全然ドラムの話しじゃないなぁ。なんでこんな内容になっちまったんだ?

単純にワタシのヘタレっぷりを書いてるだけだな(笑)

でも、次回あたりで終わりにしようかな・・

次回予告:「意外な訪問者」