だんだん秋本番の空気が漂ってきましたね。私は雪の景色が
大好きなので、吹雪の津軽に一度行ってみたいです。どんな
風景を見せてくれるのか、今から楽しみです。
今回はヒート機能付きのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが
欲しくて、100ahの小さいバッテリーを2個にしましたが
200ahのデカいヒート機能付きバッテリーがあるならば
配線や保管時の手間が減るので、これから作る方は1個にした
ほうが良いです。今から思えば100ahバッテリー1個でも私の
使い方だったら間に合った気もしますね。
車中泊するために何が必要で、それをどこに配置するかを
まず考えました。寝るところはどこにするか、まあ右寄せにすると
左がテーブルや出入りするのが左になる。出入りを左にすると
運転席までぐるっと回らないといけないし、やはり出入りは
右にすることに。
そうなると、ベッドは左寄せ。テーブルは出入り口の所にして
邪魔になるから、一応折り畳み式にすれば使い方に柔軟性を
持てる。ここまで決まれば、あとは自ずと決まってくるが
問題はバッテリー関連の置き場所だな。
ハイゼットカーゴは助手席の下にクルマの鉛バッテリーが
設置してある。そうなると、配線が短くて済む助手席のすぐ
後ろがいい。だとすると、ベッドの下、アタマの下に危ない
ものがいっぱい置いてあることになる。うーむ、それで良い
のか?? とずっと考えたが、ベッドの板、マットレスが
バッテリーの間にあるし、危ないは危ないかもしれんが
その時は共に逝こう!ということで(笑
そもそも寝るときはインバーターも使わないし、USB給電
くらいならば実際危なくないと思う。
このベッドの枕の下にリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを配置する
ことにした。
食事、調理するイスの下にバッテリー、インバーター、12Vソケットと
USB端子のついているやつを配置。
なので、この場所に座って、すべて手が届くようにした。さしずめ
学生の時の北向き四畳半の部屋のようだ(笑
大まかな揃えたものをリンクしておきます。
注) この手のバッテリー、毎年良くなってます。これは2023年の製品です。
これから製作する方は、最新のバッテリーを買ってくださいね。
一番判らなくて困ったのが配線の太さ。いいんだか、悪いんだか全く判らんが
たぶんこんなに太くなくてもいいんだろうが、太いほうが燃えたりせんだろ
と22sqに決めた。いろんな方がYouTubeとかサイトで書いてあるのを
いっぱい読んで、この結論にした。論理的根拠は無い。赤黒各3m。
こんな太い圧着端子も高いし、圧着工具も無いので、それもAmazonで
安物を買う。安物の圧着工具は3回目で壊れる(笑。 でも、圧着は
出来たので、最後まで使えた。
レノジーの説明書です。各所にヒューズを配置するのですが
これを参考にアンペア数を決めました。この説明書でかなり作業が
進みましたよ。
ヒューズはこんなのをチョイス。
走行充電と言って、クルマが走行することにより発電してますよね、その
電気の一部を車載のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーに走りながら
充電することです。それとソーラーパネル両方でリチウムバッテリーに
充電するのが、クルマの電装に負担をかけずに出来るのです。
このお話は次回やりますね。
配線の続きです。
助手席の下のステーに穴を開けて、そこから後ろのリン酸鉄リチウム
イオンバッテリーのほうまで通しました。まあ無理矢理ちゃーそうで
すが、よーく考えて、ここに決定。大きめに穴を開けて、角を丸めて
絶縁テープを念のため貼っといた。
クルマのバッテリーからリン酸鉄リチウムイオンバッテリーまで
クルマのバッテリーからリン酸鉄リチウムイオンバッテリーまで
とても近いでしょ。この22sqのコード、高いのですよ、実に。
3メートルで足りました。
バッテリーからインバーターにいく線とかも、すべて22sqの線で
やりました。なので配線は22sqの赤黒各3mですべて間に合った。
最終的に、あとでクルマを使わない保管時や実際に使ってる時に
安全に取り扱えるように、ブレーカーは3つ配置。
クルマの鉛バッテリー → 走行充電器
ソーラーパネル → 走行充電器
リン酸鉄リチウムバッテリー → 走行充電器
どうやら、このレノジーの走行充電器、待機電力が多いらしく
バッテリーに余裕のない時などにブレーカーが役に立ちそう
なので設置しました。
あとクルマバッテリーと走行充電器の間は、リン酸鉄バッテリー
をこれ以上充電したくない時とか、朝イチでエンジンを掛ける
時、リン酸鉄リチウムバッテリーに余計な負担をさせないように
付けました。
いまさら言うのもなんですが、実際に一人で車中泊した時に
電気毛布を使うか使わないかで、かなり消費電力が変わりますが
私は使わなかったんですよね。ガスカートリッジストーブを
短時間で使ってしのぎました。なので、ソーラーパネルまで
必要だったのか??? とは思ってます。
実際には、リン酸鉄バッテリーを常に満タンにするのは、あまり
良くないとも言われてるので、ソーラーパネルのブレーカーを
切ってることは多かったですね。
でも、撮影旅行で使うので、3日間とか同じ場所に滞在することを
考えると、100ahバッテリーを2個と、ソーラーパネル220wは
安心できる装備だと思ってます。どう使うかにより装備は変わって
きますよね。クーラーは必須とかなら、まだ容量足りないかも
しれません。
最終的にこんな配線になりました。
バッテリーの上に渡ってる木材で、バッテリーを押さえてます。
クルマのバッテリーの止め方と一緒のやり方です。
私もこのシステムを組む際は、本当にパーツ選びに苦労しました。
ヒューズは何Aがいいのか、配線コードは何sqがいいのか、とか
難しいことはたくさんありました。
一番簡単というか、全部ひっくるめて売ってるのはレノジーでした。
なので、互換性を含めて安心だし、ちょっと割高な気もしますが
製品として、しっかりしてそうなので、レノジーですべて組みました。
なにか不明点や、私で判る範囲でしたら、いつでも相談にのります。
また、「ここは間違ってます」とのご指摘もありましたらお待ちしてます。
今後のために、有難いです。
次回は、一番悩んだ走行充電器のお話をします。
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