上っ面だけの話ならいらない

3/5 精神状態2/10
祖父の命日。お参りがあった。
お参りがあると、お供物の甘いものが続く。
躁転しやすい時期だけど、今年はその気配はない。
体は鉛のように重たく、起きていられない。

同じ双極性障害の患者さんと文通をしているのだけれど、
好きな人について、やめておいたほうがいいと言われた。
なぜ私の好きな人を知っているかといえば、
口止めしたのに友達が言いふらしたからだ。
立場のある相手に迷惑がかかるといけないし、とうに諦めている。
でも、とても腹立たしかった。どちらも余計なお世話だ。
完全に、友達と仲直りする気も、許す気持ちも消え果ててしまった。

友達のためでなく、自分のために許すほうがいいのかもしれないけれど、
付き合うだけ時間の無駄だと思えてしまう。
元彼のこともそう。自分の時間を奪われる感覚があった。
どうでもいい世間話に時間を費やしたくなかった。
もっと、表層的でない話をしたいと思っていた。
どうでもいい世間話でも許せる相手こそ、好きな相手なのかもしれないけれど、
ものごとの上っ面を撫でるだけの話に時間をかけても仕方がない。
潔癖すぎるかもしれないけれど、そう思ってしまう。