曇りの日の夕暮れ時
ポツリと一粒だけ落ちてきた
でもそれ以上は降らなかった
先斗町通へ入って見上げたら
コバルトブルー
人は すり減って 丸くなって 人の狭間で生きている
この俵型の小さな 身動き出来ない 石ころを見てたら
なんとなくそんな思いが湧いてきた
この石ころは
大きな岩に挟まれたまま この先永遠に出られない
ただ
一定の狭間にハマると言うことは
適材適所と言うことも言える
ハマる場所がある人は 幸せとも言える
ものは見方考え方ひとつで 状況はころっと変わる
などと思い 被写体探しの散策で シャッターを切る
川の中に鎮座する苔むしたこの岩は
ここに何万年?じっとして居て
何を思い何を見てきたのだろうか?
岩の裂け目に根をおろし
付き添ってくれた植物や
この岩を慕って
棲家とした魚などの生き物
様々な生物の進化を見てきたのかも知れない
今 この岩のパートナーはダンチク(暖竹)
山で見つけた自然の茶の木
お茶は体に良いけど
日本のお茶はEUの300倍の農薬が使われているらしいので
お茶の木を植えて無農薬で育ててみようとも思っている
アレチウリ(荒地瓜)よく見る野草
でもよく見ないと花も実も数ミリで
ただの蔓草として見逃していた
若い芽や葉を天ぷらにすると
キュウリに似た香りで美味しいらしいです