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おもにAmazonでの衝動買いや技術的な話をぼちぼちと。

サントリー山崎蒸留所にいってきました(ついでに京都観光)前編

2013-05-05 18:01:22 | ウィスキー・お酒など

冬が過ぎて春になり、年末に行った青森旅行から3ヶ月以上経ったので念願のサントリー山崎蒸留所に行ってきました。
山崎蒸留所で見学をするには、白州と同じくツアー申し込みが必要となります。土日・祝日は早々に満員になってしまうようなので早めの予約がおすすめ(※)です。予約はサントリーのページ(※下記)から可能です。

(※)2016年9月追記:山崎蒸留所は全て予約制になったようです。



サントリー山崎蒸留所 工場見学へ行こう




といいつつ、今回の旅行、4月12日(金)に仕事が終わってから新幹線に乗り、4月14日(日)には東京に帰ってくる日程だったんですが、予約をしたのが4月11日(木)の通勤電車内という極めて行き当たりばったりの旅となりました。
いや、朝、通勤電車内でふと調べて見たら有料ツアーが1席だけ残ってたので、ついついw

4月13日(土)
京都の朝は、地下鉄に乗ってイノダコーヒー本店へ。朝から列ができてて20~30分くらい待たされましたが早めに行動していたおかげで無事初イノダコーヒーが体験できました。






その後、一旦京都駅まで戻ってJRで山崎駅まで行こうとしたのですが、早朝の淡路沖地震により電車が停止中というアクシデント!仕方なく地下鉄を乗り継いで大山崎駅に向かいました。旅行は先手先手の早め行動が大事ですねー。

大山崎駅到着!


歩くこと10分くらい?線路沿いに見覚えのある建物が。


線路を越えるとポットスチルがお出迎えしてくれます。


蒸留所到着!


蒸留所に着いたら、受付にて予約している旨伝えましょう。このとき、webで配布されている工場見学プレゼント引換券を提示するのを忘れないこと!スマホの画面とかでもOKです。提示すると山崎のロックグラスがもらえます。(※2016年9月追記:今は無くなったみたいです)


受付とグラスの受け取りが終わったら、ツアーの時間までウィスキー館で見学しましょう。サントリーウィスキーの歴史が学べます。












こちらは試飲コーナー。ツアーが終わったら堪能しましょうw


ファクトリーショップも隣接しており、お土産の品定めもできます。


ツアーの出発カウンターがすぐ近くなので、安心ですね。


所狭しと山崎のオンパレード。




山崎18年!通販よりはちょっと高めですが、ついつい手が伸びてしまいそう…


響21年。響は中身もさることながら、瓶も美しいんですよねぇ。


山崎25年、10万5000円也。これはちょっと手が出ない…(^_^;)


グラスやタンブラーも沢山勢揃いしていました。これは欲しいw






さて、見学している間にツアーの時間となりました。
今回参加したのは「ウイスキー匠の技講座 ~樽熟成の神秘~」という有料ツアーです。


一旦ツアー全員で部屋に集まってツアーの概要説明が行われます。


席は自由に決められます。場所はどこでも大して変りません。


VTRでは山崎蒸留所の所長さんからご挨拶。


説明が済んだら早速蒸留所見学へ。天気が良くて本当によかった。


見学ツアーはどこも似たような流れですね。ウィスキーとビール、焼酎との違い。


麦芽をお湯に入れて麦汁を作る「仕込み」。


粉砕された麦芽と山崎の伏流水の温水を混ぜて麦汁を作ります。この大きな容器はマッシュタンと呼ばれます。


できあがった麦汁に酵母を入れて発酵させるのが「発酵槽」。山崎では白州同様、大きな木桶で行われます。金属の容器と異なり温度の管理や清掃が難しい代わりに、乳酸菌の動きをよくさせる効果があるのだとか。






次はいよいよ蒸留工程、蒸留室です。


ポット・スチルと呼ばれる蒸留器がずらっと。ウィスキーはアルコール濃度を高めたり、雑味を除去するために蒸留を複数回行います。その工程によって使われるポットスチルは微妙に大きさや形が異なっており(蒸留菅の角度とか)、その違いを見比べるだけでもなかなか面白いです。




蒸留を繰り返してできたのがニューポット、ニュースピリッツと呼ばれるアルコールになります。この時は無色透明、アルコール度数が高く味も美味しくありません。これが樽の中で10年、20年と熟成されることで琥珀色に色づき、味に深みが出てくるようになります。


そして、ウィスキーの最終工程、貯蔵。


樽がズラズラっと。白州の時と違い、ラックに収まっているのでは無く、「ダンネージ方式」という樽の自重で固定・安定化させる方法で保管されていました。


こちらは1924年に仕込まれた第1号のウィスキー樽。見学用なので、中身は無いとのことw(※よく見ると、ナンバリングがNo.0001になってることがわかる)


これにて蒸留所見学は終了。出口を出ると、山崎の水にはぐくまれた葉桜が綺麗に咲いていました。


さて、次は異なる年数・異なる樽を使ったウィスキーを使った味の違いを楽しむ有料試飲タイムです!w
ニューポット(モルト0年)、山崎12年、響17年、ホワイトオーク樽、シェリー樽、ミズナラ樽のウィスキーが用意されており、VTRで輿水チーフブレンダーによる解説を聞きながらゆっくり試飲できます。ああ、贅沢w


試飲は単に味の違いを学ぶだけでなく、美味しいウィスキーの味わい方も教えてくれます。
水割りの作り方、


ソーダ割り、


ウィスキーに合うおつまみ、などなど、、


至福のひとときでしたw


そしてほろ酔いのまま、見学前に目をつけていた有料試飲コーナーへ!


色々貴重なウィスキーがあるのですが、今回はこちら!「山崎1984」と「響30年」。どちらも1杯(15ml)2300円!しかし二度と飲めない気がするのでチョイスしました。


ちなみに、10mlで15000円という強者ウィスキーもありますw


さて、お土産も買ったし


名残惜しいですが京都に戻ります。帰りはJRが復活していたので山崎駅から。


電車を待つ間、この駅の面白いところを。
実はこの駅、ホームの途中で京都と大阪を跨いでいるんですね。なので、こんな標識があったりします(下りホームにあります)。ちなみに山崎蒸留所は大阪にあります。


京都に戻って遅い昼食を。以前京都に来て気に入ってしまったお蕎麦屋さん、「尾張屋本店」へ。


ここの「京野菜せいろ」がお気に入り。大盛で頂きましたw




ゆっくりご飯を食べた後は二条城と清水寺へ夜桜を観ようと思ったのですがまだまだ日が高い。ということで歩いて錦市場へ。


こういうのは、見てるだけでも楽しいもんです。
























夕暮れに近づいたのでまたもやテクテク歩いて二条城へ。


























その後バスに乗って清水寺へ行ったのですが…








なんと夜の特別拝観終了のお知らせ…桜が散ってしまっていたせいなのかもしれませんが、調べていた時間よりもずっと早く終了していました。しくしく


さすがに歩きっぱなしだったので、夜は京都駅ポルタ内の萬重さんで京都の味を楽しんで終了。おつかれさまでした。


後編はこちらから!

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2 Comments

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写真が上手ですね (いわもと)
2015-11-10 12:54:38
山崎蒸留所は、私も見学しました。
写真を見ると思い出が蘇ります。
酒樽の貯蔵庫の写真など、難しい場所の写りがとても良いですね。写真へのこだわりが感じられます。
良い写真なので、写真だけ見ても楽しめます。
返信する
コメントありがとうございます (sohgoh)
2015-11-10 22:29:56
この時に行ったきり一度しか行ったことがないですが、山崎蒸留所、いいですよね。僕もときどきこの記事見て思い出したりしています。
これからの季節、響や山崎を少しずつ、ゆっくり楽しみたいですね。
返信する

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