Seriously?

ひとりごとです

窪美澄 「晴天の迷いクジラ」

2021年10月25日 | 読書

窪美澄 「晴天の迷いクジラ」


お互い信頼しあっていい関係を築いている母子が最近多いように思うけど、多くの人が母親からの愛に飢えていたり逆に溺愛されすぎていたり、完全に行動や将来をコントロールされていたりする。
 
不思議なことに赤の他人と擬似家族を演じる方が素直に愛情表現ができ、しっかりとした信頼関係を作り上げられる。(「万引き家族」みたい)
 
さまざまな土地に住むさまざまな状況の家族を幾通りもリアルに描いていて、創造力の豊かさに感銘。
 
引き込まれて読んだのは、窮地に陥って死を考えるた所から浮き上がる方法を知りたいと思っていたのかな。
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