Seriously?

ひとりごとです

ミュージカル ◾️◾️シカゴ◾️◾️

2024年05月02日 | 演劇

ブロードウェイ・ミュージカルの中で

ロングラン上映されている
定番的演目「シカゴ」
 
映画版を見たことあるけど
舞台の方も
一度見てみたいと思っていました
 
 
弁護士ビリー・フリンを
アメリカの人気ドラマ「glee」の
gleeクラブ顧問教師役の
マシュー・モリソンが担当
やっぱり彼の歌唱力は驚くばかり
 
ロキシー役、ヴェルマ役の役者さんたちも
本当にすごい
美しくてスタイル良くて
歌もダンスも半端なくて
オーラがあってずっと圧倒されてました
 
 
「すごい!」と口あんぐりだったけど
日本の観客はお芝居見る時
静かーにお行儀よーく見るから
演者さんたちは「ノリが悪い」と
思ってただろうな
 
アメリカだったら
手拍子やら声援やら口笛やら
声を出しながら観るから(参加するから)
日本ではそのような反応がほとんどなく
「つまらないのかな?」と
心配になったりして
やりにくかっただろう
 
そんなことないんですけどねー
ちゃんと楽しんでるんですけどねー
ちょっと役者さんたちに申し訳なかった
 
以前はカーテンコールの時
何度も何度もしつこく演者さんたちを
舞台に呼び戻してたけど
最近はやらなくなったのかな?
1回だけでアッサリと終わった
 
 
 
ネタバレ感想
 
殺人犯が無罪となるか死刑となるかは
弁護士の腕と心証次第
真実なんてどこにもない
 
ヒマを持て余して
ゴシップを追うことにエネルギーを傾ける
愚かな民衆の心を掴んだ方が勝ち
 
特に陪審員制度では
いかに同情を勝ち取るかが鍵となるので
裁判はショーそのものになる
 
それは時代や国が変わっても
不変なのだな
センセーショナルな事件に
好奇心丸出しで首突っ込んで
自分のことは棚に上げて
批判批判批判
民衆の無責任さは普遍なものなのだ
禁酒法時代のアメリカから
SNS時代の日本まで
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