只今、ビデオスクリーニングで作品が上映されています。
昨日、オープニングレセプションにて作品「I Like Okinawa Sweet」が上映されたとのこと。
沖縄から駆けつけられず、残念ですが皆さまどうぞよろしくです。
スペシャル・ビデオプログラム「Body Talks? 未知なるカラダ」
アートフェア東京2011に参加するギャラリーのアーティストを中心に、選りすぐりのビデオアート作品を集め、シアター形式の上映会を開催します。テーマは、人間のカラダです。7月28日から8月5日までの9日間に渡る上映プログラムでは、参加アーティストの短編作品を一挙に紹介する「オムニバス・プログラム」と、一人のアーティストの作品をじっくりと紹介する「特別プログラム」を交互に上映します。
首を縦に振って同意を表したり、手を振り別れのあいさつをしたりと、私たちは体を使い意思や感情を表現します。また、演劇や落語では、体をコントロールすることで、別人格を演じます。ダンスやパフォーマンスなどでは、身体を物体のように扱い提示することもあるでしょう。このように、私たちはさまざまな目的で自分の体を使います。しかし、私たちの意図に関わらず、身体は私たちの意識とは別に何かを語っている、とは考えられないでしょうか。それは、理性を超えたもっと本能的な身体性なのかもしれません。
自分が自覚的に捉えているカラダ、演じることで自分ではないものになろうとするカラダ、そして自分とは関係のないよそよそしい他者のカラダ。このように、カラダは、心の状態や体の動きのなかでさまざまな表情を見せることになります。本プログラムは、そのようなカラダの変容性やそれらが発するように見える言葉やメッセージを、ビデオアート作品をとおして探る試みです。
いったい、私たちは、カラダについてどれほど知っているのでしょうか?
【参加予定アーティスト】
アピチャッポン・ウィーラセタクン、小泉明郎、SHIMURABROS.、松井智惠、森弘治、森村泰昌、山下麻衣+小林直人、山城知佳子、余政達
【キュレーター】
小澤慶介(アートフェア東京 アソシエイト・ディレクター/NPO法人AIT キュレーター)
近藤健一(森美術館アソシエイト・キュレーター)
【開催概要】
会期:7月28日(木)~8月5日(金)11:00~18:00
オープニングレセプション:7月27日(水)18:00~20:00 *オムニバス・プログラムの上映のみ
会場:SYMPOSIA(東京都港区六本木5丁目17-1 六本木AXISビル B1)
入場料: 無料
主催:アートフェア東京実行委員会
協力:[シンポジア]、朝日酒造株式会社、MEM、シュウゴアーツ、SCAI THE BATHHOUSE、タカ・イシイギャラリー、タクロウソメヤコンテンポラリーアート、Chi-Wen Gallery、Yumiko Chiba Associates、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]、森美術館
技術協力:ARTISTS`GUILD