うちの近所の散歩ネタです。
洲崎神社は木場駅すぐ側にある神社です。パッとしない小さな神社ですが歴史は古くて元禄十三年(1700年)に建てらています。赤穂浪士の討ち入りの2年前です。
由緒にあるように、この辺りは風光明媚な海岸だったんですね。今の永代通りは江戸時代の海岸線に沿った道だったのです。
歌川広重の浮世絵の永代橋からの眺望の左の深川あたりです。江戸湾を臨む地名どおり洲崎にあったようです。ちなみに右側は佃島(佃煮で有名な漁民の島てした。)
創立されたのは桂昌院(三代将軍家光の側室、綱吉の母)。
桂昌院が町人の娘から将軍の国母までにまでなったことを”ネタ”に、「玉の輿たまちゃん」が祀られてますので笑ってください。(もとい、あやかりたい方は参拝してください)
洲崎といえば、戦前は遊郭で賑わった場所でもあります。
川島雄三監督の映画「洲崎パラダイス赤信号」(1956年)を観ますと、戦後の下町赤線の風情人情が伺えます。
お暇があれば、ご鑑賞ください。