白ツグ

figmaの中では貴重な男キャラ（おっさんキャラ）として、衛宮切嗣（きりつぐ）が発売になってました。
ところが事前にネットに流れたフラゲ写真のお顔のあまりのアレっぷりに、すっかり「ダルツグ」とか「ダメツグ」とか「ダレツグ」とか「誰？ツグ」とか「コレジャナイツグ」とか散々に言われてましたけど、実物を見たらそんなにヒドイ顔でもないどころか、結構かっこよかったので安心しました。これなんて逆ステマ？
どうやら写真を撮るときに光を当てすぎると、顔の微妙な彫りとかシワのラインがとんで、のぺっとした感じに見えちゃうみたいですね。

figmaみたいな可動フィギュアには、たいてい複数の表情パーツが付いてくるんですが、この切嗣に付属している「通常顔」も「睨み顔」もどちらも視線が横を向いていて、視線が正面に向いているのが「笑顔」パーツしかありません。
ところがこの「笑顔」パーツ、笑顔というよりもなんか「白けてる」感じなんですよね。
ドラえもんがのび太を冷ややかに見ている「白ドラ」っていうネタがありましたけど、まさにそんな感じ。ドラえもんとのび太が無表情で並んでるAAとか、あるいは「(´・ω・`)ショボーン」みたいにも見えて、まるで普段着で一人メシしてるキアヌみたいな雰囲気です…。
これは本来の使用法から明後日の方向でネタにされまくった、figmaまどかの「絶望顔」と同じく、この「笑顔」も、笑っているというより「白け顔」「お前は一体何を言ってるんだ顔」「ショボーン顔」「賢者顔」としてネタ要員にされる気配がバシバシします。
そんなわけで、さっそく切嗣の白け顔笑顔で遊んでみたぞ。



「これ一発ずつしか撃てないんだ…」
知ってて使ってたんじゃないのかよ！？

この銃、トンプソン・コンテンダーと言えば、ジョン・ウー監督の『ハード・ターゲット』で、敵役のランス・ヘンリクセンが印象的に使ってましたね。「サノバ○ッチダーイ!!!」。確かこの作品の影響で切嗣のメインウェポンに選ばれたという話を見た覚えがあります。



「僕はね、本当はPSG-1が欲しかったんだ。」
な　ん　だ　ギ　ア　厨　か

それにしてもこの人の装備は珍銃ばっかりですね。他にちょっと小さいがキャリコもあるでよ。



「9ミリでサーヴァント相手に何をしろって言うんだ？」
舞弥「…………。」

これは切嗣のオプションではなく、同時発売の「figma楪いのり」の装備品です。両者に対してほむほむが熱視線を送っている気がします。



「なぜじゃーーっ！？」
ガトリングでマカロンを迎撃？

figmaとねんどろで同じキャラが出た場合、ねんどろのほうが装備品が充実してるのはどうにかしてほしいところです。



「僕のトンカツが…生だ。」
夫婦ゲンカでもしたんでしょうか？
「まあいいや。」
生で豚肉食べちゃダメー！

切嗣は結構でかいので、このサイズの食玩でもあんまり違和感はなさそうです。
ここまで「笑顔」ネタばっかりでしたが、一応通常顔としての「タバコ咥え顔」ももちろんあります。



「どこまでも、追って必ず仕留めてやる。」
タバコと殺虫剤装備でGを執拗に追い回す切嗣。

この顔、杏子のポッキー顔と同じく、タバコを咥えていないと歯が抜けたみたいになってしまいますが、表情は三種類の中で一番いいですね。切嗣は根本的に写真写りが悪いタイプみたいです。


今回、「中国の暴動」でフィギュア界もどうなるかと思いましたが、まともなのが届いてよかった。問題は来月以降分かあ。

中国首脳：「邪神か、泥人形か。選択の機会を与えよう！」
お願いやめて…。



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