GTA5で飛行機を操縦するための基本的な操作方法を以前に紹介したことがあった。
前回記事:GTA5オンライン 飛行機の操作と用語~基本編
前回は「これだけ知ってれば飛行機で飛ぶことはできる」という内容になるように、GTA5で飛行機に乗る上で最低限知っておきたい基本中の基本的な事柄だけに絞って書いた。
だが、実際にミッションで飛行機を飛ばしたり、戦闘機で対人戦をやるならば、やはりこれだけでは不十分だ。
そこで今回は、「実践編」として、既にGTA5での飛行機の基本的な操作方法はわかっているという人を対象として、知っているとミッションなどで役に立つ応用的な知識やテクニックを中心に、より実践的な内容をまとめてみた。
GTA5のストーリーモード(オフライン)においては、途中でヘリや航空機を操縦させられるミッションがあるため、ストーリーモードをクリアしたプレイヤーならば、ヘリや飛行機の操縦をある程度経験しているはずなのであるが、オンラインモードでは、まったくストーリーモードをやらないで来ているプレイヤーも多く、とくにPC版においてはヘリや飛行機の操縦技能についてはプレイヤーによって大きな差がある。
はっきり言うと、まともにヘリや飛行機を飛ばせるプレイヤー自体が多くはないため、ミッション中にヘリでスムーズな着地をしたり、ミサイルを避けただけでもテキストチャットで拍手喝采、「頼れるガイがあらわれた!」「優秀なプレイヤー」扱いされてしまうことさえもあるので、「飛行機は苦手…」「最近ようやっと飛べるレベル」だというプレイヤーの方は本稿を読んで「ミッションで頼れるパイロット」を目指してみてほしい。
強盗ミッション「脱獄大作戦:フィナーレ」はパイロットの技量次第で成功/失敗がほぼ決まってしまう。
■着陸のコツ
前回の続きとして、まずは着陸時のコツから。
GTA5の飛行機でうまく着陸するには、まずL3を押してギア(車輪)を降ろし、着陸する滑走路に機体の軸線を合わせ、ブレーキ(L2)で速度を落としながら失速しないように高度を下げていく。左右の方向の調整は基本的にはエルロンを使ってのロール(左スティック左右)で行なうが、微調整はラダー(L1,R1)を使う。
実際の航空機の着陸(タッチダウン)は、フラップ(高揚力装置)を展開して機首上げの姿勢で行なうが、GTA5の航空機にはフラップはない(一応、ギアダウンすると失速限界速度は下がるが、徐々に機首が上がるような効果はない)ので、機首を下げながらのタッチダウンでOKである。
ただし、機首下げの角度が大きすぎたり、接地時の速度が速すぎたりすると、機体がバウンドしてしまったり、最悪の場合には機体が破壊されることもあるので、着陸時の機体姿勢・速度には細心の注意を払うこと。接地時には機体はほぼ水平、速度は失速限界ギリギリであることが望ましい。
機体が接地したら、機体が完全に停止するまで最大でブレーキをかける。
着陸に要する距離は機体によって大きく異なる。ジェット戦闘機はかなり短くて済む一方、プロペラ機の多くはブレーキの効きが弱いため、接地後の制動距離は意外に長くなりがちなので要注意。
着陸時はギアを降ろし、機体を滑走路の向きに合わせて減速しながら下降していく。
■レーダーには水平儀と高度計が表示される
GTA5では飛行機やヘリに乗ると、画面左下のレーダー上に、高度計と水平儀(姿勢指示器)が表示される。いずれも簡素なものだが、ないよりははるかにマシだ。
なお、次世代機版では、軍用機に乗った時にフライトスーツのヘルメットを着用しているか、または自動ヘルメット表示をONにしていると、主観視点時にHUD(ヘッドアップディスプレイ)が表示される。
■戦闘機では表示される機体の大きさが速度計の代わりになる
これは自動車を運転している場合も同様であるが、視点選択で機体後方からの視点にしている場合、機体の速度が上がるほど表示される機体の大きさは小さくなる。
よって、現在の自機の速度を知るには表示されている機体の大きさがめやすになる。
ただし、この効果は一部の大型の航空機には適用されない。
■尾輪をもつ飛行機での離着陸テクニック
WW2もののフライトシミュレーター等では常識的な技だが、マラードのように「尾輪」のあるレシプロ機(主翼下に主脚があり、駐機時に機首がやや上を向いているタイプの飛行機)で離着陸をスムーズに行なうには、離陸時は左スティックを軽く上に倒して先に尾輪が地面から離れるようにすると、スムーズに加速しながら離陸できる。
着陸時も、普通に着陸させようとすると、マラードはとくに機体が軽いので、着陸しても尾輪が接地して機体が上を向いた時に揚力(浮き上がる力)が発生して再び地面から浮き上がってしまい、何度もバウンドしたりして制動距離が伸びてしまうが、主脚が接地した瞬間に左スティックを軽く上に倒してやると、揚力を殺しながらスムーズに減速できる。
いずれもスティックはごく軽く倒すのがコツ。
■急旋回はラダーを入れながら
GTA5のすべての飛行機は、程度の差こそあるものの、旋回時に旋回方向のラダーを同時に入れることで旋回が鋭くなる。
旋回時に旋回する方向のラダーを踏むという操作は、実際の飛行機でも旋回時に機首が外側に向かって滑る挙動を防ぐことで機体を安定させるために行なわれる。
一方、GTA5の場合、旋回時にラダーを入れると、単純に左スティックだけを使った通常の旋回よりも急旋回をすることができる。
前回の記事では、旋回をする時はまず左スティックを左右どちらかに入れて機体を横に90°傾けてから、スティックを下に入れて上昇と同じ操作を行なう……と書いたが、前回記事の中で「基本的には」と何度も断っているのは、必ずしもロール角度(バンク角)を90度にしてスティックを真下に倒すのがベストの旋回とは限らないからだ。
とくに低速の民間機や大型機では、ロール角度を深くとりすぎるとそれだけで機体姿勢が不安定になり急激に高度が落ちてしまう。実際に旅客機が90°ものバンクをしたら事故として扱われてしまうだろう。
そこで、低速なプロペラ機(ママタスやベラムなど)や大型機で旋回をする場合は、機体のバンク角は30~45°程度にとどめておき、旋回方向のラダーを入れながら左スティックを軽く引いたほうが、バンク角を90°にして左スティックだけを使った旋回をするよりも、高度を落とさずに急旋回をすることができる。
一般的に民間機はロール速度(ロールレート)が低いため、いちいち機体を90°までロールさせてから旋回していたのでは旋回を始めるのに時間がかかりすぎ、また旋回中にも速度と高度が大きく落ちるため、警察のヘリから逃げ切る時にも苦労するが、上記の旋回方法を使うと速度を落とさず機敏に方向転換することが可能になる。
また、旋回時にラダーを併用することは、戦闘機で相手の背後をとる場合にも必須のテクニックのひとつである。
一般的に「動きが鈍い」と評されるハイドラも、旋回時にラダーを入れることで見違えるような機動が可能になる。(それでも限界はあるが)
ただし、当然ながら急旋回をするとその分機体の速度は落ちるため、戦闘機で背後から追って来るホーミングランチャーから逃げきりたい時など、ラダーを入れずにスロットル全開のまま速度を保ちながら大回りに旋回したほうがよい場合もある。
ベラムのような民間プロペラ機では、旋回時のバンク角度(機体の左右の傾き)はこの程度にして左スティックとラダーを併用するとスムーズに方向転換できる。
■旋回時のカメラワークのコツ
たとえば自動車を運転中にカーブにさしかかった時に、コーナーの出口に視線を向けるのは、車を運転する人なら誰でも運転中にごく自然にやっていることだろう。
GTA5の場合、普通に車を運転するだけなら常に正面だけを見ていてもなんとかなるが、飛行機の操縦をする場合、とくに空中戦の最中は、相手も常に動き回っていることと、自機の速度が車とは比較にならないぐらい速いため、機体正面とレーダーだけを見ていてもすぐに相手を見失ってしまう。そこで右スティックでのカメラ操作が重要なポイントになってくる。
たとえ空中戦をやらなくても、飛行機での旋回中は、旋回する方向へ常に右スティックでカメラを向けておくようにすると、低空で旋回していて突如目の前にビルや鉄塔、ヤシの木が現れてあえなく激突…といった事態を防止することができる。
旋回時には旋回する方向にカメラを向けるクセをつけておくと、他の機体や地上物との衝突を予防できる。
■エンジンを止めずに急ブレーキをかけるには
GTA5の飛行機にはエアブレーキが搭載されており、車と同じように飛行中もL2ボタンで減速することができる。
が、飛行機のブレーキはあまり効かず、しかも連続で強く押し込んでいるとエンジンが止まってしまう。
エンジンが止まってしまうと急激に高度が下がり、エンジンの再始動にも時間がかかるため、低空でブレーキを強くかけすぎてエンジンが止まってしまうと墜落の危険もある。
実はエンジンが止まってしまうのは「ブレーキを最大で押し続けた場合」だけなので、エンジンが止まってしまう前に一旦ブレーキを押し込む力を少し弱め、再び最大でブレーキをかけるようにすると、エンジンを止めずに常に最大の減速力が得られる。
今までエンストさせないように苦心しながらブレーキボタン半押し操作をしていたのは一体何だったんだというぐらいにダイブ時の減速や着陸が簡単になるテクニックだ。
■急降下を使った加速で警察のヘリから逃げる
戦闘機以外の普通の民間プロペラ機は、スロットル全開で飛んでいてもなかなかスピードが上がらない。
一方、警察のヘリ(ポリスマベリック)の最高速度は意外に速いので、低速レシプロ機では一旦警察のヘリに追いつかれてしまうと、普通に水平飛行をしているだけではなかなか逃げ切れない場合もある。
そんな時は一旦急上昇すると、警察のヘリも速度を落として上昇して追尾してくるため、ここで急降下しながら加速すると、上昇機動で速度の落ちた警察のヘリを一気に引き離すことができる。
強盗ミッションの「脱獄大作戦:フィナーレ」で刑務所チームと合流して離陸した後に破壊担当がなかなかヘリを落としてくれない場合にとくに有効な技で、上記のラダーを使った急旋回と合わせて活用することで、警察ヘリの追跡を振り切ることがより簡単になる。
■ブレーキを使わずに飛行機を急減速させる方法
実はエアブレーキを使わずに飛行機を急減速させる方法はある。
ひとつは機体を急上昇させる方法で、どんな機体でも急激に速度が落ちる。その一方で高度は上がる。
高度を変えずに機体を急減速させるには、ピッチアップ(左スティック↓)とピッチダウン(左スティック↑)の操作を連続で繰り返す、つまり機体を上下に大きく揺するように飛ぶと、現在の高度を保ったまま急激に速度を落とすことができる。
現実でこんな機動をしたらGでブラックアウト/レッドアウトするか機体が壊れるが、GTA5の世界では機体および乗員にかかるGは関係ない。
エアブレーキを使うよりも急激にはっきりと速度が落ちるため、エアブレーキがあまり効かないレシプロ機でとくに有効なテクだ。
単純に速度(運動エネルギー)だけを失うような機動は実戦ではタブーではあるが、「脱獄大作戦:フィナーレ」で、自機の前を低速でノロノロ飛ぶNPC戦闘機を追い越してしまいそうになった時には有効だ。
なお、ギアを降ろしても飛行機の速度は落ちるが、ギアダウンによる運動性能低下の弊害のほうが大きいため、戦闘中にブレーキ代わりにギアダウンすることはあまりおすすめはしない。
■ヘリは敵よりも高い高度に占位せよ
一般的に、ヘリは自分よりも高い位置への攻撃を苦手としている。よって、ヘリで敵を攻撃する場合は、相手よりも常に高い位置を占めることが重要だ。
とくに強盗ミッションの「ヒューメイン襲撃」で何度か乗ることになる攻撃ヘリ「ワルキューレ」は、4人搭乗時の攻撃力自体は高いものの、4人搭乗時には機体の動きも重くなるため、機動性の高い追手のバザードと動き回りながら戦うには不利になる。
ワルキューレで追手のヘリと戦う場合は、常に敵ヘリよりもやや高い高度を保ち、敵のヘリに機首を向けたまま、副操縦士(ガンマン)が操作する大口径砲(副砲)を中心に、両脇のドアガン2門の計3門による全力射撃を加えることで速攻を狙うのがよい。
とくに副操縦士が操作する大口径砲は、自機よりも高い位置を狙うことができないため、ワルキューレのパイロットは常に敵よりもやや高い高度を保ち続けることが重要である。
敵ヘリよりも高く飛んでいるか、低く飛んでいるか。これはワルキューレのパイロットの技量を一発で見分けるポイントである。
一度バザードとのすれ違いを許してしまうと、旋回性能も機動力もバザードのほうが上回るため、機銃やミサイルを撃たれてしまうことが多い。
これは良くない戦い方の例。敵ヘリよりも低い高度を飛び、しかも敵ヘリに後ろを向けているため、応戦できるのは右側のドアガン1門のみになってしまっている。
■ヘリでミサイルを回避する
GTA5の誘導ミサイルは近接信管を持たないため、ミサイルを「紙一重でかわす」ことができる。
戦闘機なら減速しながら急旋回で誘導ミサイルをよけることができるが、ヘリの場合は同じ方向にスティックを倒し続けてもあまり速度が出ないため、ミサイルを食らってしまうこともある。
ヘリでミサイルをかわすには、ミサイルが飛んでくる方向にかかわらず、旋回と同時に反対側へ機体を傾けることにより、機体を「揺する」動作をすることで、ミサイルは機体の脇ギリギリを通過して外れていく。
ただし、ヒューメイン襲撃ミッション中のワルキューレは、回避機動で機体の姿勢を大きく乱すとガンマン(副砲手)が照準しにくくなり、またミッション中は難易度にもよるが数発の被弾に耐えるため、回避よりもガンマンを信じて機体正面に敵機を捉え続けることを優先したほうがいい。
■戦闘機でタキシング中に背の低い車両をキャノンで破壊する
軍基地から戦闘機を奪って離陸しようとした時に、軍車両に進路を塞がれてしまうことがある。トラック以外の軍車両(戦車を含む)は、戦闘機のキャノン(機銃)の砲口位置よりも背が低いため、普通にキャノンを撃っても当てることはできない。
しかし、戦闘機を地上で低速で前進させているときにブレーキをかけながら左スティックを上に倒すと機体がつんのめって機首が下を向くので、その状態でキャノンを発射すると近距離の背の低い目標にもキャノンを当てて破壊することができる。
離陸前のタキシング中に軍車両や兵士に進路を塞がれてしまった時に有効だ。
離陸時に邪魔な車両はキャノンで破壊。エレベーター(昇降舵)の角度に注目。
■戦闘機でホーミングランチャーを回避する方法
アップデートで追加された新武器・ホーミングランチャー(ホミラン)は携帯式の対空誘導ミサイルだ。
バザードやレーザーが使用する他の誘導ミサイルとは次元の異なる追尾性能で、とくにヘリや民間機の脅威になっている。
GTA5における通常の誘導ミサイルは、減速しつつ急旋回することで回避可能だが、一方、ホーミングランチャーは一旦自機の後方に食いつかれると、旋回で回避する(オーバーシュートさせる)ことは非常に困難である。
なぜならば、ホーミングランチャーは速度を落とした目標をオーバーシュートしそうになると、急ブレーキをかけ減速しつつ目標と全く同じ速度・旋回半径で追随してくるからである。
実は戦闘機等が発射する誘導ミサイルも同じような動きをしているのだが、ホーミングランチャー以外の一般の誘導ミサイルは減速幅にも限度があるため、戦闘機の急減速+急旋回には追随できず、外側にそらす、すなわちオーバーシュートさせて回避することが可能だ。
ところがホーミングランチャーは、相手の速度に応じて急ブレーキをかけるため、後方に食いつかれた状態で減速しながら急旋回しても、ぴったり同じ機動で追尾しながら突っ込んでくる。
結論から言うと、ホーミングランチャーの追尾可能時間はきっかり10秒間なので、後ろに食いつかれた場合はフルスロットルで高速を保ったまま旋回またはループを続けて10秒間逃げ続ける。
直線で飛んでいる場合の最高速度はどの飛行機よりもホーミングランチャーのほうが速いため、ただまっすぐに飛んでいるだけではどんなにスピードを上げても追いつかれる。
そこでスロットル全開で加速しながら旋回またはループすると、ホーミングランチャーもこちらを追尾するためには減速を強いられるため、結果として追いつかれずに10秒間逃げ続けて回避することが可能である。ホーミングランチャーに対して高速でのバレルロールが有効なのも同じ理由による。
一方、加速が鈍く上昇力も低いハイドラの場合は、速度が出ていなければ一旦ダイブして速度を得る必要がある。よって、ホーミングランチャーを撃たれそうな状況下では低空で速度を落としたり垂直モードにするべきではない。
ホーミングランチャーは相手の後ろや横から追尾を開始した時の食いつきの強さの反面、航空機に対し正面から発射した時の誘導能力はさほどではないので、熟練者による「見越し射撃」でも食らわない限りはヘリ以外の航空機にとっては大した脅威ではない。
このように、ホーミングランチャーは、低速で小回りのきく標的(例:ヘリ)には強い一方、大きく方向を変換するには一旦減速することが必要なため、高速で頻繁に運動方向を大きく変える目標(例:高速でバレルロールする戦闘機)の追尾は苦手である。
■ヘリや民間機でホーミングランチャーを避ける
GTA5のホーミングランチャーは、高速で飛翔している時の誘導精度は低いが、いったん標的を外しそうになると急ブレーキとともに「低速かつ精度の高い」モードに移行する。ホーミングランチャーの真価はこの「低速・高精度」モードにある。この特徴的な動きのせいで、ヘリや低速機にとってホーミングランチャーは大きな脅威となる。
もともとGTA5に存在する誘導ミサイルをかわす方法として、「命中寸前に減速しながら急旋回する」というものがあった。ホーミングランチャーはこの「減速しながら急旋回する」目標に確実に命中させるために実装された(としか思えない動きをする)。
ホーミングランチャーの「低速・高精度」モードを速度で10秒間逃げ続けて振り切る(戦闘機の高速旋回・ループやバレルロール)という方法は、ヘリや低速機では使えない。
ヘリや民間機でのホーミングランチャーの避け方としては、ホーミングランチャーが「高速・低精度」モードになっている時に相対速度を上げて紙一重でかわす。ヘリや低速機体でのホーミングランチャー回避法は事実上これしかない。
ヘリでホーミングランチャーを回避するには、ホーミングランチャーを撃ってくる相手に向かいながら、飛んでくるホーミングランチャーが「低速・高精度モード」に移行しないように相対速度を上げて紙一重ですれ違うように飛ぶ。余裕を持って大きく避けようとすると、外れそうになったホーミングランチャーが「低速・高精度モード」に移行し、カーブしながら突っ込んできてほぼ確実に食われる。
小回りの効くヘリの場合は低空に退避してビルや電柱、ヤシの木などの障害物の陰に隠れながら攻撃するのも有効である。
■バーティゴ(空間識失調)に注意
バーティゴとは、飛行中とくに夜間に海上を飛行している時や悪天候時、または激しい空戦機動の最中などに、平衡感覚が分からない、つまりどっちが地上か空かの方向感覚を喪失した状態になること。
GTA5では自動操縦装置やワンボタンで水平飛行に戻すような機能はないため、もし飛行中に「どっちが地面か分からない」状態に陥ったら、レーダーの高度計と水平儀を見ながら機体姿勢を確認して地面や海面への墜落を防ぐようにする。とりあえず太陽や月に向かって飛ぶのも墜落を回避するためには有効である。
とくに夜間の洋上で行なわれる「ヒューメイン襲撃:EMP」のミッション(ハイドラ強奪ミッション)では、最大の障害は敵戦闘機ではなく、味方機との空中衝突と、上下の感覚を喪失して海面に突っ込んでしまうことである。
余談ながら、「ヒューメイン襲撃:EMP」のミッションでは、エスコン(エースコンバット)出身者がやってしまいがちな「空中戦の最中に間違って△ボタンを押してしまう」ことでイジェクトしてしまっても、ハイドラ担当以外は死にさえしなければミッション失敗にはならない。
■エネルギー変換を意識した機動を
飛行機は高いところから急降下すると、高度(位置エネルギー)が減る代わりに運動エネルギー(速度)が増える。すなわち位置エネルギーが運動エネルギーに変換される。
反対に、速度が出ている状態で急上昇すると、高度(位置エネルギー)が増える代わりに運動エネルギー(速度)は減る。
飛行機で機動、とくに空中戦を行なう場合には、この2つのエネルギーを変換しながらやりくりすることを常に意識しておくことが重要である。すなわち、2つのエネルギーが両方とも枯渇した状態(速度も高度も失った状態)に陥らないようすることをに常に考えながら立ち回る必要がある。
GTA5の航空機は、以前は急上昇させてもさほど速度が落ちず、また急降下しても大して速度が乗らなかったが、アップデートと調整の結果、エネルギー変換を使った機動をより生かせるようになってきている。
今回は、実際にミッション等で応用できるような実践的なテクニックを中心に紹介してみた。
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前回記事:GTA5オンライン 飛行機の操作と用語~基本編
前回は「これだけ知ってれば飛行機で飛ぶことはできる」という内容になるように、GTA5で飛行機に乗る上で最低限知っておきたい基本中の基本的な事柄だけに絞って書いた。
だが、実際にミッションで飛行機を飛ばしたり、戦闘機で対人戦をやるならば、やはりこれだけでは不十分だ。
そこで今回は、「実践編」として、既にGTA5での飛行機の基本的な操作方法はわかっているという人を対象として、知っているとミッションなどで役に立つ応用的な知識やテクニックを中心に、より実践的な内容をまとめてみた。
GTA5のストーリーモード(オフライン)においては、途中でヘリや航空機を操縦させられるミッションがあるため、ストーリーモードをクリアしたプレイヤーならば、ヘリや飛行機の操縦をある程度経験しているはずなのであるが、オンラインモードでは、まったくストーリーモードをやらないで来ているプレイヤーも多く、とくにPC版においてはヘリや飛行機の操縦技能についてはプレイヤーによって大きな差がある。
はっきり言うと、まともにヘリや飛行機を飛ばせるプレイヤー自体が多くはないため、ミッション中にヘリでスムーズな着地をしたり、ミサイルを避けただけでもテキストチャットで拍手喝采、「頼れるガイがあらわれた!」「優秀なプレイヤー」扱いされてしまうことさえもあるので、「飛行機は苦手…」「最近ようやっと飛べるレベル」だというプレイヤーの方は本稿を読んで「ミッションで頼れるパイロット」を目指してみてほしい。
強盗ミッション「脱獄大作戦:フィナーレ」はパイロットの技量次第で成功/失敗がほぼ決まってしまう。
■着陸のコツ
前回の続きとして、まずは着陸時のコツから。
GTA5の飛行機でうまく着陸するには、まずL3を押してギア(車輪)を降ろし、着陸する滑走路に機体の軸線を合わせ、ブレーキ(L2)で速度を落としながら失速しないように高度を下げていく。左右の方向の調整は基本的にはエルロンを使ってのロール(左スティック左右)で行なうが、微調整はラダー(L1,R1)を使う。
実際の航空機の着陸(タッチダウン)は、フラップ(高揚力装置)を展開して機首上げの姿勢で行なうが、GTA5の航空機にはフラップはない(一応、ギアダウンすると失速限界速度は下がるが、徐々に機首が上がるような効果はない)ので、機首を下げながらのタッチダウンでOKである。
ただし、機首下げの角度が大きすぎたり、接地時の速度が速すぎたりすると、機体がバウンドしてしまったり、最悪の場合には機体が破壊されることもあるので、着陸時の機体姿勢・速度には細心の注意を払うこと。接地時には機体はほぼ水平、速度は失速限界ギリギリであることが望ましい。
機体が接地したら、機体が完全に停止するまで最大でブレーキをかける。
着陸に要する距離は機体によって大きく異なる。ジェット戦闘機はかなり短くて済む一方、プロペラ機の多くはブレーキの効きが弱いため、接地後の制動距離は意外に長くなりがちなので要注意。
着陸時はギアを降ろし、機体を滑走路の向きに合わせて減速しながら下降していく。
■レーダーには水平儀と高度計が表示される
GTA5では飛行機やヘリに乗ると、画面左下のレーダー上に、高度計と水平儀(姿勢指示器)が表示される。いずれも簡素なものだが、ないよりははるかにマシだ。
なお、次世代機版では、軍用機に乗った時にフライトスーツのヘルメットを着用しているか、または自動ヘルメット表示をONにしていると、主観視点時にHUD(ヘッドアップディスプレイ)が表示される。
■戦闘機では表示される機体の大きさが速度計の代わりになる
これは自動車を運転している場合も同様であるが、視点選択で機体後方からの視点にしている場合、機体の速度が上がるほど表示される機体の大きさは小さくなる。
よって、現在の自機の速度を知るには表示されている機体の大きさがめやすになる。
ただし、この効果は一部の大型の航空機には適用されない。
■尾輪をもつ飛行機での離着陸テクニック
WW2もののフライトシミュレーター等では常識的な技だが、マラードのように「尾輪」のあるレシプロ機(主翼下に主脚があり、駐機時に機首がやや上を向いているタイプの飛行機)で離着陸をスムーズに行なうには、離陸時は左スティックを軽く上に倒して先に尾輪が地面から離れるようにすると、スムーズに加速しながら離陸できる。
着陸時も、普通に着陸させようとすると、マラードはとくに機体が軽いので、着陸しても尾輪が接地して機体が上を向いた時に揚力(浮き上がる力)が発生して再び地面から浮き上がってしまい、何度もバウンドしたりして制動距離が伸びてしまうが、主脚が接地した瞬間に左スティックを軽く上に倒してやると、揚力を殺しながらスムーズに減速できる。
いずれもスティックはごく軽く倒すのがコツ。
■急旋回はラダーを入れながら
GTA5のすべての飛行機は、程度の差こそあるものの、旋回時に旋回方向のラダーを同時に入れることで旋回が鋭くなる。
旋回時に旋回する方向のラダーを踏むという操作は、実際の飛行機でも旋回時に機首が外側に向かって滑る挙動を防ぐことで機体を安定させるために行なわれる。
一方、GTA5の場合、旋回時にラダーを入れると、単純に左スティックだけを使った通常の旋回よりも急旋回をすることができる。
前回の記事では、旋回をする時はまず左スティックを左右どちらかに入れて機体を横に90°傾けてから、スティックを下に入れて上昇と同じ操作を行なう……と書いたが、前回記事の中で「基本的には」と何度も断っているのは、必ずしもロール角度(バンク角)を90度にしてスティックを真下に倒すのがベストの旋回とは限らないからだ。
とくに低速の民間機や大型機では、ロール角度を深くとりすぎるとそれだけで機体姿勢が不安定になり急激に高度が落ちてしまう。実際に旅客機が90°ものバンクをしたら事故として扱われてしまうだろう。
そこで、低速なプロペラ機(ママタスやベラムなど)や大型機で旋回をする場合は、機体のバンク角は30~45°程度にとどめておき、旋回方向のラダーを入れながら左スティックを軽く引いたほうが、バンク角を90°にして左スティックだけを使った旋回をするよりも、高度を落とさずに急旋回をすることができる。
一般的に民間機はロール速度(ロールレート)が低いため、いちいち機体を90°までロールさせてから旋回していたのでは旋回を始めるのに時間がかかりすぎ、また旋回中にも速度と高度が大きく落ちるため、警察のヘリから逃げ切る時にも苦労するが、上記の旋回方法を使うと速度を落とさず機敏に方向転換することが可能になる。
また、旋回時にラダーを併用することは、戦闘機で相手の背後をとる場合にも必須のテクニックのひとつである。
一般的に「動きが鈍い」と評されるハイドラも、旋回時にラダーを入れることで見違えるような機動が可能になる。(それでも限界はあるが)
ただし、当然ながら急旋回をするとその分機体の速度は落ちるため、戦闘機で背後から追って来るホーミングランチャーから逃げきりたい時など、ラダーを入れずにスロットル全開のまま速度を保ちながら大回りに旋回したほうがよい場合もある。
ベラムのような民間プロペラ機では、旋回時のバンク角度(機体の左右の傾き)はこの程度にして左スティックとラダーを併用するとスムーズに方向転換できる。
■旋回時のカメラワークのコツ
たとえば自動車を運転中にカーブにさしかかった時に、コーナーの出口に視線を向けるのは、車を運転する人なら誰でも運転中にごく自然にやっていることだろう。
GTA5の場合、普通に車を運転するだけなら常に正面だけを見ていてもなんとかなるが、飛行機の操縦をする場合、とくに空中戦の最中は、相手も常に動き回っていることと、自機の速度が車とは比較にならないぐらい速いため、機体正面とレーダーだけを見ていてもすぐに相手を見失ってしまう。そこで右スティックでのカメラ操作が重要なポイントになってくる。
たとえ空中戦をやらなくても、飛行機での旋回中は、旋回する方向へ常に右スティックでカメラを向けておくようにすると、低空で旋回していて突如目の前にビルや鉄塔、ヤシの木が現れてあえなく激突…といった事態を防止することができる。
旋回時には旋回する方向にカメラを向けるクセをつけておくと、他の機体や地上物との衝突を予防できる。
■エンジンを止めずに急ブレーキをかけるには
GTA5の飛行機にはエアブレーキが搭載されており、車と同じように飛行中もL2ボタンで減速することができる。
が、飛行機のブレーキはあまり効かず、しかも連続で強く押し込んでいるとエンジンが止まってしまう。
エンジンが止まってしまうと急激に高度が下がり、エンジンの再始動にも時間がかかるため、低空でブレーキを強くかけすぎてエンジンが止まってしまうと墜落の危険もある。
実はエンジンが止まってしまうのは「ブレーキを最大で押し続けた場合」だけなので、エンジンが止まってしまう前に一旦ブレーキを押し込む力を少し弱め、再び最大でブレーキをかけるようにすると、エンジンを止めずに常に最大の減速力が得られる。
今までエンストさせないように苦心しながらブレーキボタン半押し操作をしていたのは一体何だったんだというぐらいにダイブ時の減速や着陸が簡単になるテクニックだ。
■急降下を使った加速で警察のヘリから逃げる
戦闘機以外の普通の民間プロペラ機は、スロットル全開で飛んでいてもなかなかスピードが上がらない。
一方、警察のヘリ(ポリスマベリック)の最高速度は意外に速いので、低速レシプロ機では一旦警察のヘリに追いつかれてしまうと、普通に水平飛行をしているだけではなかなか逃げ切れない場合もある。
そんな時は一旦急上昇すると、警察のヘリも速度を落として上昇して追尾してくるため、ここで急降下しながら加速すると、上昇機動で速度の落ちた警察のヘリを一気に引き離すことができる。
強盗ミッションの「脱獄大作戦:フィナーレ」で刑務所チームと合流して離陸した後に破壊担当がなかなかヘリを落としてくれない場合にとくに有効な技で、上記のラダーを使った急旋回と合わせて活用することで、警察ヘリの追跡を振り切ることがより簡単になる。
■ブレーキを使わずに飛行機を急減速させる方法
実はエアブレーキを使わずに飛行機を急減速させる方法はある。
ひとつは機体を急上昇させる方法で、どんな機体でも急激に速度が落ちる。その一方で高度は上がる。
高度を変えずに機体を急減速させるには、ピッチアップ(左スティック↓)とピッチダウン(左スティック↑)の操作を連続で繰り返す、つまり機体を上下に大きく揺するように飛ぶと、現在の高度を保ったまま急激に速度を落とすことができる。
現実でこんな機動をしたらGでブラックアウト/レッドアウトするか機体が壊れるが、GTA5の世界では機体および乗員にかかるGは関係ない。
エアブレーキを使うよりも急激にはっきりと速度が落ちるため、エアブレーキがあまり効かないレシプロ機でとくに有効なテクだ。
単純に速度(運動エネルギー)だけを失うような機動は実戦ではタブーではあるが、「脱獄大作戦:フィナーレ」で、自機の前を低速でノロノロ飛ぶNPC戦闘機を追い越してしまいそうになった時には有効だ。
なお、ギアを降ろしても飛行機の速度は落ちるが、ギアダウンによる運動性能低下の弊害のほうが大きいため、戦闘中にブレーキ代わりにギアダウンすることはあまりおすすめはしない。
■ヘリは敵よりも高い高度に占位せよ
一般的に、ヘリは自分よりも高い位置への攻撃を苦手としている。よって、ヘリで敵を攻撃する場合は、相手よりも常に高い位置を占めることが重要だ。
とくに強盗ミッションの「ヒューメイン襲撃」で何度か乗ることになる攻撃ヘリ「ワルキューレ」は、4人搭乗時の攻撃力自体は高いものの、4人搭乗時には機体の動きも重くなるため、機動性の高い追手のバザードと動き回りながら戦うには不利になる。
ワルキューレで追手のヘリと戦う場合は、常に敵ヘリよりもやや高い高度を保ち、敵のヘリに機首を向けたまま、副操縦士(ガンマン)が操作する大口径砲(副砲)を中心に、両脇のドアガン2門の計3門による全力射撃を加えることで速攻を狙うのがよい。
とくに副操縦士が操作する大口径砲は、自機よりも高い位置を狙うことができないため、ワルキューレのパイロットは常に敵よりもやや高い高度を保ち続けることが重要である。
敵ヘリよりも高く飛んでいるか、低く飛んでいるか。これはワルキューレのパイロットの技量を一発で見分けるポイントである。
一度バザードとのすれ違いを許してしまうと、旋回性能も機動力もバザードのほうが上回るため、機銃やミサイルを撃たれてしまうことが多い。
これは良くない戦い方の例。敵ヘリよりも低い高度を飛び、しかも敵ヘリに後ろを向けているため、応戦できるのは右側のドアガン1門のみになってしまっている。
■ヘリでミサイルを回避する
GTA5の誘導ミサイルは近接信管を持たないため、ミサイルを「紙一重でかわす」ことができる。
戦闘機なら減速しながら急旋回で誘導ミサイルをよけることができるが、ヘリの場合は同じ方向にスティックを倒し続けてもあまり速度が出ないため、ミサイルを食らってしまうこともある。
ヘリでミサイルをかわすには、ミサイルが飛んでくる方向にかかわらず、旋回と同時に反対側へ機体を傾けることにより、機体を「揺する」動作をすることで、ミサイルは機体の脇ギリギリを通過して外れていく。
ただし、ヒューメイン襲撃ミッション中のワルキューレは、回避機動で機体の姿勢を大きく乱すとガンマン(副砲手)が照準しにくくなり、またミッション中は難易度にもよるが数発の被弾に耐えるため、回避よりもガンマンを信じて機体正面に敵機を捉え続けることを優先したほうがいい。
■戦闘機でタキシング中に背の低い車両をキャノンで破壊する
軍基地から戦闘機を奪って離陸しようとした時に、軍車両に進路を塞がれてしまうことがある。トラック以外の軍車両(戦車を含む)は、戦闘機のキャノン(機銃)の砲口位置よりも背が低いため、普通にキャノンを撃っても当てることはできない。
しかし、戦闘機を地上で低速で前進させているときにブレーキをかけながら左スティックを上に倒すと機体がつんのめって機首が下を向くので、その状態でキャノンを発射すると近距離の背の低い目標にもキャノンを当てて破壊することができる。
離陸前のタキシング中に軍車両や兵士に進路を塞がれてしまった時に有効だ。
離陸時に邪魔な車両はキャノンで破壊。エレベーター(昇降舵)の角度に注目。
■戦闘機でホーミングランチャーを回避する方法
アップデートで追加された新武器・ホーミングランチャー(ホミラン)は携帯式の対空誘導ミサイルだ。
バザードやレーザーが使用する他の誘導ミサイルとは次元の異なる追尾性能で、とくにヘリや民間機の脅威になっている。
GTA5における通常の誘導ミサイルは、減速しつつ急旋回することで回避可能だが、一方、ホーミングランチャーは一旦自機の後方に食いつかれると、旋回で回避する(オーバーシュートさせる)ことは非常に困難である。
なぜならば、ホーミングランチャーは速度を落とした目標をオーバーシュートしそうになると、急ブレーキをかけ減速しつつ目標と全く同じ速度・旋回半径で追随してくるからである。
実は戦闘機等が発射する誘導ミサイルも同じような動きをしているのだが、ホーミングランチャー以外の一般の誘導ミサイルは減速幅にも限度があるため、戦闘機の急減速+急旋回には追随できず、外側にそらす、すなわちオーバーシュートさせて回避することが可能だ。
ところがホーミングランチャーは、相手の速度に応じて急ブレーキをかけるため、後方に食いつかれた状態で減速しながら急旋回しても、ぴったり同じ機動で追尾しながら突っ込んでくる。
結論から言うと、ホーミングランチャーの追尾可能時間はきっかり10秒間なので、後ろに食いつかれた場合はフルスロットルで高速を保ったまま旋回またはループを続けて10秒間逃げ続ける。
直線で飛んでいる場合の最高速度はどの飛行機よりもホーミングランチャーのほうが速いため、ただまっすぐに飛んでいるだけではどんなにスピードを上げても追いつかれる。
そこでスロットル全開で加速しながら旋回またはループすると、ホーミングランチャーもこちらを追尾するためには減速を強いられるため、結果として追いつかれずに10秒間逃げ続けて回避することが可能である。ホーミングランチャーに対して高速でのバレルロールが有効なのも同じ理由による。
一方、加速が鈍く上昇力も低いハイドラの場合は、速度が出ていなければ一旦ダイブして速度を得る必要がある。よって、ホーミングランチャーを撃たれそうな状況下では低空で速度を落としたり垂直モードにするべきではない。
ホーミングランチャーは相手の後ろや横から追尾を開始した時の食いつきの強さの反面、航空機に対し正面から発射した時の誘導能力はさほどではないので、熟練者による「見越し射撃」でも食らわない限りはヘリ以外の航空機にとっては大した脅威ではない。
このように、ホーミングランチャーは、低速で小回りのきく標的(例:ヘリ)には強い一方、大きく方向を変換するには一旦減速することが必要なため、高速で頻繁に運動方向を大きく変える目標(例:高速でバレルロールする戦闘機)の追尾は苦手である。
■ヘリや民間機でホーミングランチャーを避ける
GTA5のホーミングランチャーは、高速で飛翔している時の誘導精度は低いが、いったん標的を外しそうになると急ブレーキとともに「低速かつ精度の高い」モードに移行する。ホーミングランチャーの真価はこの「低速・高精度」モードにある。この特徴的な動きのせいで、ヘリや低速機にとってホーミングランチャーは大きな脅威となる。
もともとGTA5に存在する誘導ミサイルをかわす方法として、「命中寸前に減速しながら急旋回する」というものがあった。ホーミングランチャーはこの「減速しながら急旋回する」目標に確実に命中させるために実装された(としか思えない動きをする)。
ホーミングランチャーの「低速・高精度」モードを速度で10秒間逃げ続けて振り切る(戦闘機の高速旋回・ループやバレルロール)という方法は、ヘリや低速機では使えない。
ヘリや民間機でのホーミングランチャーの避け方としては、ホーミングランチャーが「高速・低精度」モードになっている時に相対速度を上げて紙一重でかわす。ヘリや低速機体でのホーミングランチャー回避法は事実上これしかない。
ヘリでホーミングランチャーを回避するには、ホーミングランチャーを撃ってくる相手に向かいながら、飛んでくるホーミングランチャーが「低速・高精度モード」に移行しないように相対速度を上げて紙一重ですれ違うように飛ぶ。余裕を持って大きく避けようとすると、外れそうになったホーミングランチャーが「低速・高精度モード」に移行し、カーブしながら突っ込んできてほぼ確実に食われる。
小回りの効くヘリの場合は低空に退避してビルや電柱、ヤシの木などの障害物の陰に隠れながら攻撃するのも有効である。
■バーティゴ(空間識失調)に注意
バーティゴとは、飛行中とくに夜間に海上を飛行している時や悪天候時、または激しい空戦機動の最中などに、平衡感覚が分からない、つまりどっちが地上か空かの方向感覚を喪失した状態になること。
GTA5では自動操縦装置やワンボタンで水平飛行に戻すような機能はないため、もし飛行中に「どっちが地面か分からない」状態に陥ったら、レーダーの高度計と水平儀を見ながら機体姿勢を確認して地面や海面への墜落を防ぐようにする。とりあえず太陽や月に向かって飛ぶのも墜落を回避するためには有効である。
とくに夜間の洋上で行なわれる「ヒューメイン襲撃:EMP」のミッション(ハイドラ強奪ミッション)では、最大の障害は敵戦闘機ではなく、味方機との空中衝突と、上下の感覚を喪失して海面に突っ込んでしまうことである。
余談ながら、「ヒューメイン襲撃:EMP」のミッションでは、エスコン(エースコンバット)出身者がやってしまいがちな「空中戦の最中に間違って△ボタンを押してしまう」ことでイジェクトしてしまっても、ハイドラ担当以外は死にさえしなければミッション失敗にはならない。
■エネルギー変換を意識した機動を
飛行機は高いところから急降下すると、高度(位置エネルギー)が減る代わりに運動エネルギー(速度)が増える。すなわち位置エネルギーが運動エネルギーに変換される。
反対に、速度が出ている状態で急上昇すると、高度(位置エネルギー)が増える代わりに運動エネルギー(速度)は減る。
飛行機で機動、とくに空中戦を行なう場合には、この2つのエネルギーを変換しながらやりくりすることを常に意識しておくことが重要である。すなわち、2つのエネルギーが両方とも枯渇した状態(速度も高度も失った状態)に陥らないようすることをに常に考えながら立ち回る必要がある。
GTA5の航空機は、以前は急上昇させてもさほど速度が落ちず、また急降下しても大して速度が乗らなかったが、アップデートと調整の結果、エネルギー変換を使った機動をより生かせるようになってきている。
今回は、実際にミッション等で応用できるような実践的なテクニックを中心に紹介してみた。
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