今や「節電」が一種のブームになりつつあるようだ。しかし節電も必要に応じて合理的に行なわれるのならいいのだが、「ほしがりません勝つまでは」的な精神論的ポーズや、節電に意味の無いサマータイムの強制、あるいはイナカ社会における「昼間からエアコンの室外機が動いていないか相互に監視してプレッシャーをかけながら我慢大会するぜ!→救急車出動」みたいな意味不明なことになってるみたいです。
一般家庭で民生用のエアコンをちょっとばかり我慢したところで、都会のオフィスや地下街なぞはキンキンに冷えてるし、工場などで企業が使う電力のほうがケタ外れなんで、家庭での我慢大会なんて自己満足でしかないんですが。
あと、最近電車がすいてるんで、みんな東京から脱出し始めたのかと思ったら、企業が個別に導入したサマータイムのせいでラッシュ時間が前倒しになっただけのようです。たまに早めの電車に乗ってみたら混みすぎで驚いた。
さて、昨今の「意地になってエアコンを使わないぞ!我慢大会2011」開催のせいで、なにやら意外な副産物が。
それは、屋内不快害虫の大発生。
エアコンを使わないから常に部屋は湿度が高く蒸し暑く、暑いので夜も網戸を開けっ放し。そのおかげで、ゴキブリや蚊といったレギュラーメンバーだけでなく、今まであまり見かけなかったような害虫が屋内で大量発生してるんだとか。
まずは、網戸すらくぐり抜けて室内に突入してくる、または食べ残し・飲み残しの食べ物や三角コーナーの生ゴミ等からすぐに大発生するコバエ類。
もともとコバエは大量発生しやすいんですが、エアコンオフで室内温度が高い&開けっ放しのせいで、コバエにとっては生ゴミに卵が産み付けられる、孵化できる機会が激増している。そのためコバエの対策と駆除は急務になっている。
コバエ自体に大した害はありませんが、それでも室内で大発生して、目の前をブンブンされたり、自分が今まさに食べようとしている食い物に止まってもぞもぞされたり、これから飲もうとしているジュースに飛び込んでバタバタした挙げ句に「プカーン」と溺死されると発狂したくなるのも事実。怒ると余計に暑くなるので、ここはできるだけコバエの発生は防止したいところだ。
そういやだいぶ前にコバエ対策を書いたな…。
参考:コバエ対策教えるよー\(^o^)/
そして今やコバエの次に「室内害虫」のレギュラーになりつつあるのが、「掃除不行き届き」「汚部屋オーナーの証」認定権者であるカツオブシムシ一族。
以前に書いた通り、カツオブシムシの幼虫は、大切な衣服に穴を開けるだけでなく、鰹節や乾麺、粉類など、なんでも食らうばかりか、異常な耐久力(環境条件が悪いとあえて成虫にならずに飲まず食わずでも生き続ける)のおかげで自然に全滅してくれることはまず期待できないという厄介極まりない連中だ。
カツオブシムシ類の発生を防ぐには、こまめに部屋を掃除して、「汚部屋」状態を脱出するしかない。
他、一般的に害虫の発生を防ぐには、定期的にエアコンの除湿などで室内の湿気を取り、生ゴミなど害虫の餌や苗床になりそうなものを放置せず、こまめに掃除をすることが第一。
しかしどうしてもエアコンの使用に抵抗のあるという人には、除湿機がおすすめ。
大まかに分けて除湿機には乾燥剤を使用するタイプと、エアコンと同じく熱交換器を使用するタイプがあるが、梅雨時から夏の季節に使うには後者のほうが良い。
この時期でも一晩で貯水タンクが満タンになったりするので、タンク容量が大きい物を選ぶと吉。ただし駆動音がかなりうるさいものもあるので、就寝中に寝室で使いたい場合は作動時の音にも注意しよう。
家庭で節電も結構な事だが、不快害虫と同居してイライラしないように、大発生を防ぐ方法を学んでこの時代を生き抜きたいものです。
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一般家庭で民生用のエアコンをちょっとばかり我慢したところで、都会のオフィスや地下街なぞはキンキンに冷えてるし、工場などで企業が使う電力のほうがケタ外れなんで、家庭での我慢大会なんて自己満足でしかないんですが。
あと、最近電車がすいてるんで、みんな東京から脱出し始めたのかと思ったら、企業が個別に導入したサマータイムのせいでラッシュ時間が前倒しになっただけのようです。たまに早めの電車に乗ってみたら混みすぎで驚いた。
さて、昨今の「意地になってエアコンを使わないぞ!我慢大会2011」開催のせいで、なにやら意外な副産物が。
それは、屋内不快害虫の大発生。
エアコンを使わないから常に部屋は湿度が高く蒸し暑く、暑いので夜も網戸を開けっ放し。そのおかげで、ゴキブリや蚊といったレギュラーメンバーだけでなく、今まであまり見かけなかったような害虫が屋内で大量発生してるんだとか。
まずは、網戸すらくぐり抜けて室内に突入してくる、または食べ残し・飲み残しの食べ物や三角コーナーの生ゴミ等からすぐに大発生するコバエ類。
もともとコバエは大量発生しやすいんですが、エアコンオフで室内温度が高い&開けっ放しのせいで、コバエにとっては生ゴミに卵が産み付けられる、孵化できる機会が激増している。そのためコバエの対策と駆除は急務になっている。
コバエ自体に大した害はありませんが、それでも室内で大発生して、目の前をブンブンされたり、自分が今まさに食べようとしている食い物に止まってもぞもぞされたり、これから飲もうとしているジュースに飛び込んでバタバタした挙げ句に「プカーン」と溺死されると発狂したくなるのも事実。怒ると余計に暑くなるので、ここはできるだけコバエの発生は防止したいところだ。
そういやだいぶ前にコバエ対策を書いたな…。
参考:コバエ対策教えるよー\(^o^)/
そして今やコバエの次に「室内害虫」のレギュラーになりつつあるのが、「掃除不行き届き」「汚部屋オーナーの証」認定権者であるカツオブシムシ一族。
以前に書いた通り、カツオブシムシの幼虫は、大切な衣服に穴を開けるだけでなく、鰹節や乾麺、粉類など、なんでも食らうばかりか、異常な耐久力(環境条件が悪いとあえて成虫にならずに飲まず食わずでも生き続ける)のおかげで自然に全滅してくれることはまず期待できないという厄介極まりない連中だ。
カツオブシムシ類の発生を防ぐには、こまめに部屋を掃除して、「汚部屋」状態を脱出するしかない。
他、一般的に害虫の発生を防ぐには、定期的にエアコンの除湿などで室内の湿気を取り、生ゴミなど害虫の餌や苗床になりそうなものを放置せず、こまめに掃除をすることが第一。
しかしどうしてもエアコンの使用に抵抗のあるという人には、除湿機がおすすめ。
大まかに分けて除湿機には乾燥剤を使用するタイプと、エアコンと同じく熱交換器を使用するタイプがあるが、梅雨時から夏の季節に使うには後者のほうが良い。
この時期でも一晩で貯水タンクが満タンになったりするので、タンク容量が大きい物を選ぶと吉。ただし駆動音がかなりうるさいものもあるので、就寝中に寝室で使いたい場合は作動時の音にも注意しよう。
家庭で節電も結構な事だが、不快害虫と同居してイライラしないように、大発生を防ぐ方法を学んでこの時代を生き抜きたいものです。
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カツオブシムシは一度大発生すると自然には居なくなってくれないらしいので
完全駆除するのはなかなか大変なようです。
今年は節電の影響がいろいろなところで出ていますが、
「虫がわきやすくなった」のは盲点だったと思います。
ただし、Gはあまり見ませんでしたが。
「近所の家が節電してるかエアコンの室外機を監視して我慢大会」
って、マスコミのネタか作り話かと思ってたんですが、
「隣の家が昼間からエアコンを使ってて…自分は我慢してるのに…」って話を
非難をこめてする人が自分の周りにも結構居たので驚きました。
個人的には、原発反対派だろうが核抑止力信者だろうが、
ちゃんと電気代金を支払っている限りは、
電力消費ピーク時にだけ気をつけていれば、
家庭の電力消費量のレベルで無理に節電をする必要は無いと思います。
家庭でも事業所でも、割り当て分を超えて電気を使おうとすれば
ブレーカーが落ちますから。
将来的には電力会社が
「自然エネルギー発電由来100%!原発由来の電気は送りません」料金プラン
とか作って、原発反対派とかエコ大好きな人向けに高く売ればいいと思います。
気分で節電するのも家計には大いに結構なことですし、
エアコンをつけなくてもどうにか過ごせると気づいた人が多いのは
今年の収穫だと思いますが、
ご近所の目を気にした村社会的節電で体調が悪くなったり虫がわいたりしたら本末転倒なので
何事もほどほどにというところです。