スポイチ編集長日誌

最近はGTAオンラインの攻略ばっかりです。
日付そのままで修正・追記したりします。

手っ取り早く「デキる奴」になるための一つの方法

2011年12月10日 | その他
こんな興味深い記事が出てました。

仕事が遅い人の共通項

精神論ではない仕事を速くこなす技術

仕事が遅い人の特徴の一つに、「今すべきことが分かっていない」点が挙げられていますけど、いわゆる仕事の「デキる人」は、まず「目標は何か?」ということから逆算して、「そのためには何をすべきか」「そのための方法は…」というように考える、というのは、ビジネス本などでもよくある指摘ですね。

そもそも、「仕事を速くこなす」ってのは、別に仕事を速くこなすこと自体が最終目的なのではなくて、仕事を速くこなすことによって、「出来る奴」という評価をされ、まあいずれ給料アップとか出世するとか「時計塔の連中を見返したい」とかそういうことを狙うことが真の戦略的な目標なんですよね?身もふたも無いですが。

ではここで、もっと手っ取り早く、「仕事を速くこなせるようになるとか以前に、もっと簡単に手っ取り早く、仕事が出来る奴になる方法(仕事が出来る奴だと評価権を持ってる人に思い込ませる方法)」を紹介します。
その手段はとてもシンプル。

オフィスの自分の机回りをきれいにする

こんだけです。

えー?と思われるかもしれませんが、では逆に考えてみます。
机回りが非常に乱雑な人で、仕事が速い、仕事が出来る人っています?少なくとも私は見たことがありません。

なぜ机回りが汚い人は仕事が遅い、出来ないのか?
机の周囲がとっちらかっていると、例えば上司から突然「あの資料を出してくれ」「○時までにこれこれの書類を作ってくれ」と言われ、いざ作業に取りかかろうとしても、必要な材料がどこにあるのかさえ探して見つけるまでに時間がかかってしまいます。
ようやく目当ての資料を見つけだしても、いつの間にか乱雑に積み重なった重量物に押しつぶされてヨレヨレになっていたりして、そんなものを「ありましたぁ」と提出されていい気分でいられる上司はいないでしょう。
上司としては、「出してくれ」と言ったら数秒で出てくるだろうと思い込んでいたのに何分も待たされた挙句にグシャグシャになったものを出されたり、小一時間も経ってから「すみません見つかりません」と報告されたり、あるいは1時間程度で仕上げてくると思っていた書類作りが半日経っても出来上がらないとなると、次回から「アイツに頼むと、いちいち物探すのに時間かかるし、出してくるのも遅いし…」ということになって、徐々に戦力としてアテにされなくなっていきます。
このことは、リアルの机の上だけでなくて、PCの中も同じ事です。机の周りが汚い人は、たいていPCのデスクトップも散らかっていますし、ファイルやフォルダの整理もグチャグチャです。

実は、この手の資料探しとか書類作りって、単独で見ると割に合わない「雑用」なんですよ。
分かりやすく、仕事に対する上司の期待値と、その結果による変動を見てみます。

上司の期待通り  → ( ´_ゝ‘)あっそ →評価変わらず
上司の期待以上  → ( ´・∀・‘)へー →評価わずかにアップ
上司の期待以下 → (# ゜Д゜)なんでこんな簡単なことに時間かかるんだよポッポー! →評価大幅ダウン

このように、雑用は出来て当たり前、期待値以上に出来ても評価はほんのちょっとしか上がりませんが、出来ない(特に、時間がかかる、指定された期限を守らないのは致命的)と評価が一気に下がるのが分かります。

机の回りさえ片付けておけば、少なくとも物探しで時間をとられることはありません。
また、世の中には、口には出さなくても、自分の経験を基に「机が汚い=仕事が出来ない奴」という先入観で見る人は多いので、机周りを片付けておくだけで、少なくとも何もしないうちに「デキない奴」の烙印を押されることは予防できます。

ただ、机の周囲が乱雑な状態になるまでには、「おい、ちょっとは机の上片付けろ」と上司または先輩から言われてるはずなんですよ。普通の会社なら。
にもかかわらず、机の上が汚い、非常に乱雑ってことは、上司や先輩の注意を聞かない、つまり、上の人からは「素直さがない人間」って評価をされてるんだろうなあと推測できるわけです。見事につながりましたね。


ブラック企業では…この手のハックは多分無駄
さて、上司の代わりにちょっとした書類作りをするってのは、会社では言わば雑用にあたります。
まともな企業であれば、そういう雑用であっても素早くそつなくコツコツとこなすことで徐々に上司の信頼もアップし、「アイツはできる」という周囲の評判につながり、そうした積み重ねによって正当な評価とか時計塔の連中を見返すことができたりもっと上のポジションへ…となるわけですが、ブラック企業の場合は様相が異なります。
ブラック企業では、そつなく素早く雑用をこなせる人は、「便利な雑用係」としていいようにコキ使われて終わる可能性が高いです。いいえ、ブラック企業でなくとも、もしあなたの上司が「ブラック上司」であれば、上記ブラック企業と同じ結果が待っています。
そこで、上司がブラック上司かどうかを見分けるための、ごく単純な方法を紹介します。
それは、

上司の"かつての部下達"は今どうしてるか?

を調べることです。調べるといっても、少し社内を見回せばわかるでしょう。
この方法は、例えば上司がまだ30代前半とか、ものすごく若い場合には使えませんが、ある程度の年齢に達している上司であれば、「かつてその上司の部下だった人たち」が必ず何人かは見つかるはずです。その人たちが現在どのような地位でどうしているのかを観察することにより、その上司が部下に正当な評価を与えて育てることが出来る人物なのか、それとも単に部下を使い捨ててきた人物なのかが分かります。
ある程度の規模の会社でまともな上司であれば、「かつての上司の部下」の何人かが他部門や同じ部課の管理職や、管理職でなくとも中堅社員になっているはずです。または会社を辞めた元部下が、転職して別の会社でそこそこの地位に就いている、という類の噂でも聞くことができるようであれば、その上司は部下を正当に評価して、「引き上げる(上の地位に引き上げる)」ことの出来る人物だということになります。
逆に、「かつての部下は皆辞めてしまっており、辞めた後の消息も不明」だとか、「生き残っている数少ない数人の部下たちが、役職にも就けず相変わらずヒラのまま、その上司に毎日罵倒されながら仕事をしている」ような状態であったなら、その上司は「部下を育てる気も無い、むしろ次々と部下を潰して手柄を横取りして自分だけ出世した人物」であると推測できます。

こういう上司は、残念ながら大企業から中小企業まで、どこにでも居ます。
そしてこの種の上司は往々にして経営層からは、「人格には難ありだが仕事は出来る」と評価されていますので、黙っていてもこういう上司を会社が追い出してくれる可能性はほぼゼロです。

では、あなたの上司が運悪くこのタイプだった場合は、どのように対処すべきでしょうか。
こういう上司は異常にプライドが高く、嫉妬心も強烈なので、自分の「優秀さ」をアピールするのは逆効果です。この種の手合いは「部下の成功=自分の地位に脅威」「部下の失敗=自分の地位への脅威度ダウン」と見なしますので、もしも上司に「部下の失敗を怒りながら喜ぶ」という傾向があれば要注意です。
こういう人は「仕事できるアピール」をも「脅威」「生意気」と見なして、嫉妬の炎をメラメラと燃やして潰しにかかりますので、「上司本人よりもちょっとバカ」を演じつつ、「出来るほうにも出来なさすぎるほうにも目立たず、上司の"嫉妬心"に火をつけることなく、時機をうかがう」ことが当面の「戦術的対応」になります。その先の「人生の戦略目標」に向かって、どのような行動を起こすかは、個人個人の事情や目的によって異なるので、ここでは言及しません。

ここで、「部下の成功は会社の売上増などの部課や会社の成功にもつながるのに、なぜ潰しにかかるのか?」と素直な人なら疑問を持つでしょうが、世の中には、会社の売上増や事業拡大などの会社全体の利益なんぞよりも、自分のプライドの満足を最優先目標に設定している人が大勢おり、そういう人が上司としてあなたの前に立ち現れることは珍しくない、という事実があるのです。
これは、理屈ではなくて感情の問題なのです。


ついでに、人が一緒に働く仲間を選ぶ時、どんな人を選ぶのか。言い換えると、会社が人を採用する時、どんなことを基準に人を選ぶのかを考えてみます。
それは、ぶっちゃけてしまえば、

「その人と一緒に働きたいか、一緒に働きたくないか?」

つまり、

「その人のことが好きか、嫌いか。」

そんだけです。
極言すれば。

新卒の場合だと、「どの程度伸び代がありそうか?」ってのもここに入っては来ますが、基本的には採用活動は人間同士の好悪の感情の相性です。そこにいろいろ学歴だの資格だのTOEICだの理屈付けをしているのです。

「不倫をした者でも優秀ならば採用する」
「妻と密通した者であっても国にとって必要な人材ならば目をつぶる」
「祖国の敵の他には我が敵なし」

人材登用や人との接し方についてのこういう言葉が現代にまで伝わっているのは、個人的な感情抜きに人を評価できることが非常に珍しいからです。
世間的には、採用時選考に重要なのは、「能力」とか「才能」だと思われてますけど、たぶん違います。
「学歴」とか「学閥」とか「コネ(血縁・人脈)」でさえ、採用した人物が何か「やらかし」をしたときに、人事とかの採用した関係者が社内的に言い訳(エクスキューズ)をするためのものでしかないです。
彼女から「私のどこが好き?」と聞かれて「おっぱい!」と即答する男は居ませんよね。それと同じことです…。
見事にヽ(冫、)ノズコーとオチがついたところで、とりあえず机の汚い人は片付けをして、「デキない人」から「デキる人」と見られることを目指しましょう。



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