スポイチ編集長日誌

最近はGTAオンラインの攻略ばっかりです。
日付そのままで修正・追記したりします。

易々と得られるエロなど無価値ッ!

2008年05月18日 | バカネタ
小学生に人気のエロ系アニメっていうと、昔からいろいろ名作がありましたが…。

今どきの小学生が見る動画 人気1位アニメはエロコメディ
http://news.livedoor.com/article/detail/3643862/


で、またまた「こんなのを小学生が観れるなんて…だからネットはプンスカ」的な流れになりそうなんですが、別に昔からちょいエロ系のアニメやドラマとかお笑い番組なんていっぱいあったと思うけど、これもやっぱテレビじゃなくてネットの動画サイトで見れるってのが問題視される理由なんですかねえ。

でもこんな絵柄では”実用に耐えない”と思うんですが。

「やはり小中学生専用PC&小中学生専用回線提供プロバイダが必要だな。
ネット内容チェックする天下り機関の新設も急げー\(^o^)/」

こうですか?わかりません><

一方、テレ東は午後4時台(再放送)と7時台に堂々とまいっちんぐ(以下略


だがちょっと待ってほしい。

たとえば、

「うpうp~」
「じpで」
「早くしろ」
「画像も貼らずに(ry」
「神降臨」
「パスわかんね」
「斧ってなんだよ?」
「きょうはちって何?」
「パスたのむ」
「基本全部試した。パスわからん…」
「パスは無作為文字列。中身も無内容のデータ。わざとパスつきのニセデータを上げ、みんながそっちへ集まった隙に混雑して落としにくかった目当てのファイルをゆっくり落とす」
「そそそそんな手があるのか~」

などなどの阿鼻叫喚地獄を経てようやく目当てのファイルをゲット出来るというように、エロへと到達するためにはいくつもの困難で高いハードルがあったほうが、困難なミッションの達成感も得られていいのではないだろうか。

まったく悪びれもせずにしかも楽々と得られるエロに何の価値があるというのか。

紙メディアしかなかったアナログ時代には、なぜか雑木林とかに捨てられているエロ本を発見した時には、「おー、でかした。よくやった。」と仲間内のヒーローになれたものだ。

また、警戒厳重なオヤジとか叔父貴の部屋からフライデーとかフォーカスとかの写真週刊誌(たいていエロ記事がひとつふたつは載ってる)をガメてトイレ行ってまたバレないように元に戻すスネークミッションにチャレンジしたりしたよNE!

あと、親戚の家に行ったときに従兄弟とかと一緒になって、「AV探偵ごっこ」とか言って「親戚のおっさんが秘蔵のAVをどこに隠匿してるか探し当てようぜ」な遊びもしてたよね。
うわ、すんげえやなガキだったよな俺ら。しかも驚異的なAV発見性能だったし。しかも「超特殊な趣味ジャンルもの」を発見してしまったときの微妙な空気と言ったら…。


もっと昔だと、ビニ本自販機にジェットストリームアタックする小学生3人組とか居たよねー。
ま、俺じゃないんだけどな。

ビニ本自販機にジェットストリームアタックっていうのは、三人がちょっとずつ間隔をあけて自販機に向かい、

1人目:お金を入れる係(ガイア)
2人目:ボタンを押す係(マッシュ)

(ここでガッコーン!とビニ本が取り出し口に落ちる音)
3人目:ブツを素早く回収する係(オルテガ)

という役割分担でビニ本をゲットするための完璧なフォーメーションなんだな。

なんで3人一組でジェットストリームアタックするのかというと、昔の自動販売機は性能が悪くて、お金を入れた後に金額が認識されてボタンを押せるようになるまでと、ボタンを押してから実際に商品が取り出し口に「ガッコーン!」と落ちてくるまでの間に、びみょ~~に長い「間」があったからなんだな。ビニ本回収ミッションでは、この「間」が命取りになりかねない。

つまり、「小学生がビニ本自販機の前に突っ立ってる」という、不自然かつ超あやしいシチュエーションになっている時間を出来る限り短くするために、ジェットストリームアタックするというわけ。
ま、俺はやらなかったけどな。

だけど、このジェットストリームアタックといえど、いつも成功するわけじゃなくて、特にボタン押すマッシュ役がのろまで、どのビニ本にしようかとかまごまごしてるうちに店の人とか大人に見つかってしまい、すぐ逃げりゃいいのに逃げられなくて、購入可能状態になってるビニ本自販機の前で固まってたら捕まって説教食らったりとか。
で、他のヤツはみんな速攻で逃げちゃって、「マ、マッシュがやられたー\(^o^)/」とか言ってゲラゲラ笑いながらそのまま家帰っちゃって忘れたり。ひでえ奴らだな。
ま、俺じゃないんですけどね。


でも今じゃあ自分のケータイとかPCでクリック一発で終了だもんな~。
苦労してゲットする感動も達成感も何もなくてある意味かわいそうです…。

こんなのね、ドラクエにたとえて言うならスタート地点の城の武器屋にいきなり「いなづまのけん」が破格値で売られてるようなもんですよ。

感動も何もないです。ボエー!

「そんなの分かるかボケ!」というようなロンダルキアのトラップとか仕掛けを解いてようやく手に入るべきものを、100ゴールドとかでいきなり買えて、それでうれしいのか?
初回プレイで「おけもん」とか「もょもと」とか「無限マグナム」とか「バグネードランチャー」使って楽しいか?

ごく簡単な仕掛けとか約束ごとすら分かんないで、分かんないなら分かんないなりに自分で調べもようともせずに、「パスは?パス教えてよ!」とか、しまいにゃマジで「ムキー!」とかなっていきなり荒らし始めるヤツとか、どこまでガチ無知で調べる意欲も無いのかと。
そんな短気で「じぶんでかんがえるちから」の無い人にはツールを与えちゃいけません。
初期雄山先生が「馬鹿どもに車を与えるな!!」と叫んだのと同じです。

「自分でひと手間かけて工夫をしないと、目当てのものは簡単には手に入らないんですよ」というしくみを作らないと、バカで短絡的なヒト達のせいで、まっとうな人々が割りを食う、という構造が今後も繰り返し再現されるのではないでしょうか。

クリエイティブな可能性を秘めたツールであっても、馬鹿どもにとっては単なる「新しいオモチャ」に過ぎません。そういう「可能性を秘めたツール」が、一部のバカの起こした事件により、今度は老人によって「危険だから」と法規制されて滅びたとしても、オモチャとしてしか使っていなかった連中はアッケラカノカーで、また他の誰かが苦労して築き上げた別の何かにタダ乗りするだけで、相変わらず悪さを続けるだけです。

権利、権力、お金等も含めて、労なくして得たものは失うのも早い。


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