支所内でともに論文試験を受けた職員と情報交換をした際、
回答の文字数の話になり、
私が各設問の枠の半分程度だったが、
その職員の周りにはビッシリと最後まで書いている答案用紙があったらしく、
私は衝撃を受けた。
どんな読み解き方をすればそこまで書き続けられるのか、
悔しいが今の私には理解ができない。
模範解答があるなら見せてほしいが、
それは不可能。
結局、何が正解か分からないまま結果を待つしかない。
こう思うことがすなわち、
凡人レベルである証なのだと思う。
能力のある人はきっと正解の共通イメージがあって、
課題に応じて言葉を使い分けられる能力もあるのだろう。
そんなハイレベルな人が仮に毎年20人いたとしたら、
凡人レベルで合格できる可能性はことごとく低く、
おそらくずっと昇任しないだろう。
男女の比率の課題もあるはずだから、
見えない手が働くことも受け入れないといけない。
自分なりの手応えなんてのは吹けば飛んでしまうくらい大したことないものだと、
達成感なんて凡人に神様が慰めでくれたご褒美なのだと思えてくることが辛く寂しい。
まあそんなに現実は甘くないということなのだろう。
厳しい現実の中で凡人が昇任できないまま生き抜いていく方法というものを、
もしかしたら真剣に考えないといけないのかもしれないなあ。
今日は終日、いろんな事務処理に追われた。
支所も仕事がいろいろあり、
急に舞い込んだりするもんだ。
いつも目先のことで必死になり、
年度末までの見通しが立てられていない。
これが凡人たる所以なのか。
毎日コツコツ一生懸命頑張っていても、
一定の試験をクリアしないと次には進めないシステムの職場。
評価はされても昇任できるわけではない現実。
モチベーションをどう保つか、または上げるか、
そこは本当に大事な問題になってくるんだろうなあ。
やっぱりなんだかんだ言って悔しいが、
自分の低能力さも感じてしまうし、
試験ってのは歳追うごとに結構ズシっときてしまうものだなあ。