冒頭の戦争シーンのあまりの激しさに震えながらも、だからこその物語の展開に引き込まれたというか、奇想天外な話なんだけど終わってみれば、面白い切り口の反戦映画でもあって、当時の金融事情なども織り交ぜての父と子の確執の話としても面白かった、主人公の最後の決断は切なかったけど解放された安らぎと受け止めたい。
主人公がつける、心情を反映したような仮面の数々も見どころ、あの“へ”の口仮面のインパクトは予告編でなく本編で初めて与えて欲しかったかも。
あらすじ
1918年、停戦を目前にした西部戦線。生き埋めにされた兵士アルベールを救ったエドゥアールは、その際に顔に重傷を負ってしまう。パリに帰還する彼らだったが、世間は帰還兵に冷たかった。そんな負け犬のような暮らしから脱するため、彼らは詐欺を企てる。
原題 AU REVOIR LA-HAUT
117分
PG12
監督
アルベール・デュポンテル
キャスト
ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート
アルベール・デュポンテル
ローラン・ラフィット
ニエル・アレストリュプ
エミリー・ドゥケンヌ
メラニー・ティエリー
エロイーズ・バルステール
フィリップ・ウシャン
アンドレ・マルコン
ミシェル・ヴュイエルモーズ
キヤン・コジャンディ
ジル・ガストン=ドレフュス
TOHOシネマズシャンテ1 19:00~観客9割程/224席
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