続・とりあえずの映画鑑賞メモ

泥の河(1981)

“第13回太宰治賞受賞の宮本輝の同名小説を、これが監督デビューとなる小栗康平が映画化”

今日は土曜日でいつもならお姑さまと、お姑さまの妹の様子見で目黒→大森行きで、大森経由で夜に何か1本観るつもりが、先にこの作品を観ておきたくて、まずは東中野に向かいました

この作品、私の中では邦画のベスト10(5かも)入りしているくらい好きな作品で、今回、ポレポレ東中野で小栗康平監督特集があると知って、まだこの作品を観たことがないという旦那にどうしても見せたかったということもありますが、久しぶりに観て、昔観た時とどんな風に違う受け取り方をするのか、内心ドキドキでしたが、やはり観てよかったです

内容は…“日本が高度成長期を迎えようとしていた昭和31年という時代を背景に、河口の食堂に住む少年と対岸に繋がれた船で売春を営む母を持つ姉弟との出会いと別れを描いた人間ドラマ”ですが、久しぶりに“きっちゃん”に会えて感激でした

終わってからの監督のトークショーで、“ズームは苦手、寄るのと引くのでは引く方を選んでしまう”という監督の言葉に納得、だから私は小栗監督の作品が好きなのかも、“「泥の河」からどれだけ離れるかを課題にして映画作りをしてきた”みたいなことも言ってましたが、いいじゃないですか、というか、逆に近づこうとすればまた別な面も見えてくる筈、最新作の「埋もれ木」からもだいぶ時間が経っていることだし、そろそろ新作を期待してます

ポレポレ東中野はいつも人が多いけど、今日も大盛況で満席、階段席の立見まで出てました、少し早めに行ったので余裕で座れましたが、これで心置きなく、目黒に行けると思ったら総武線が止まってたみたいで結局遅れた電車に乗ることになってしまいましたが、なんとかセーフ、お姑さまも妹さまも変わりなくてひと安心なのでした

ポレポレ東中野12:30~超満席/110席
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