続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ディア・ファミリー」(2024/東宝)

《世界で17万人の命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生にまつわる実話を映画化したヒューマンドラマ。大泉洋が主人公・宣政を熱演するほか、妻・陽子役を菅野美穂、娘・佳美役を福本莉子が務めた。主人公のモデルとなった筒井宣政氏と20年以上にわたり親交のあるノンフィクション作家・清武英利による膨大な取材ソースを基に「糸」の林民夫が脚本を手がけ、「君の膵臓をたべたい」の月川翔が監督を務めた。》

これは、もし、涙を誘うような家族の話と思って観るのを迷っていたら、観た方がよいかも、確かに家族の話で涙腺も刺激されるけど、TBSの日曜日夜9時枠の逆転ドラマのようなところもあって、すごく面白かった!
旦那が心筋梗塞で倒れて心臓の手術をした時のことを思い出して平常心でいられないところもあったので余計に話に入り込んでしまったというか、人工心臓作りからのIABPバルーンカテーテルの開発に心血を注ぐ様子がリアルで最後までスクリーンから目が離せなかった。

主人公とその妻役を陽キャラの大泉洋さん、菅野美穂さんにしたのも大正解、ともすれば暗くなりそうな話を明るくしてくれたのもよかった、三姉妹役の福本莉子ちゃん、川栄李奈ちゃん、新井美羽ちゃんの相性もバッチリ、光石研さんが微妙な役どころを好演、大好きな松村北斗くんがいい役だったのも嬉しかった。

最初と最後に登場の有村架純ちゃん演じる取材レポーターの出番はとってつけたような印象だったのが残念だったけど、1970年代から現在にかけての時代再現も見どころ、「ワンルームエンジェル」の上杉柊平さんや「恋をするなら二度目が上等」の古屋呂敏さんが出ていたのも嬉しかった,ってまたそこ?(^^;

☆あらすじ☆1970年代。小さな町工場を経営する坪井宣政と妻・陽子の娘である佳美は生まれつき心臓疾患を抱えており、幼い頃に余命10年を宣告されてしまう。どこの医療機関でも治すことができないという厳しい現実を突きつけられた宣政は、娘のために自ら人工心臓を作ることを決意。知識も経験もない状態からの医療器具開発は限りなく不可能に近かったが、宣政と陽子は娘を救いたい一心で勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金繰りをして何年も開発に奔走する。しかし佳美の命のリミットは刻一刻と近づいていた。
※映画.comより

キャスト
大泉洋
菅野美穂
福本莉子
新井美羽
上杉柊平
古屋呂敏
徳永えり
満島真之介
戸田菜穂
川栄李奈
有村架純
松村北斗
光石研

監督
月川翔

116分

G

T・ジョイPRINCE品川3 18:30〜観客40人程/210席







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