予告編の印象から、てっきりオックスフォード英語大辞典が作られるまでの過程が細かく描いたものだと思っていたので、最初のうちは少し戸惑いながらの鑑賞だったけど、観ているうちに、許しや贖罪、そして“博士と狂人”の交流によって芽生えた友情の話とわかって引き込まれてしまった。
19世紀後半のロンドンや当時の精神病院での治療の様子なども見どころ、構想から20年かけて映画化にこぎつけたというメル・ギブソンとショーン・ペンの競演も見ごたえがあった。
あらすじ
大英帝国の威信を懸けて制作されることになった『オックスフォード英語大辞典』。編集を手がける学者・マレーは、エリートだが精神を病み殺人を犯した元軍医・マイナーと作業を進める。やがて彼らの間に友情が芽生えるが、それは後に予期せぬ事態を引き起こす。
原題 THE PROFESSOR AND THE MADMAN
124分
監督
P.B. シェムラン
キャスト
メル・ギブソン
ショーン・ペン
ナタリー・ドーマー
エディ・マーサン
ジェニファー・イーリー
ジェレミー・アーヴァイン
デビッド・オハラ
ヨアン・グリフィズ
スティーヴン・ディレイン
スティーヴ・クーガン
ヒューマントラストシネマ有楽町1 18:55~観客3割程/161席
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