続・とりあえずの映画鑑賞メモ

不灯港(2009/クロックワークス)

“万造、38歳。職業、漁師。嫁、募集中…これが長編デビューとなる内藤隆嗣監督による第18回PFFスカラシップ作品”

《寂れた漁村を舞台に、冴えない主人公が繰り広げる不器用な恋の顛末を笑いと哀愁で綴る》

今日はお楽しみの水曜日ですが、たまった雑用を済ませているうちに日も暮れかけてしまったのでとりあえず渋谷に向かいました

渋谷だと最終回で観てもレイトショーもたくさんあるのでいいんですよね、で、これか「カフェ・ソウル」かどちらにしようか迷いましたが、着いた時点で時間的に選びようがなくてこちらにしたわけですが、これがなかなかよかったです

基本的にスターで観る自分的には、知っている俳優さんが麿赤兒さん以外殆どいないというのは辛いものがあるように思いましたが、それがかえって新鮮というか、地味なキャストでも演出次第では引き込まれるのだと思いました、棒読みな台詞回しも狙いなんでしょうね

内藤隆嗣監督はなんと27歳とのこと、元々は映画には興味がなくてお笑い志望(演じる方ではなく書く方)だったそうですが、抑揚を抑えた感じの演出は私の好みかも、監督の映画で登場人物が住民としての市民権を取得する条件は“モテない、無骨、野暮”なんだそうです(笑)

次回作は山奥を舞台に小さなロッジを経営するハンター、イノシシ猟師を主人公に話を考えているとのこと、期待したいです

ユーロスペース1 18:50~観客6人/92席
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