続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「岬の兄妹」(2018/プレシディオ)

《山下敦弘監督やポン・ジュノ監督の下で経験を積んだ片山慎三監督が、脚本、編集も手がけ、初の長編監督に挑んだ人間ドラマ。仕事を解雇された兄と、知的障がい者の妹がさまざまな試練に見舞われながらも、必死に生き抜いていく姿を描く。主演を『ローリング』などの松浦祐也が演じるほか、『菊とギロチン』の和田光沙、風祭ゆきらが出演。》

今週の月曜日の昼の回で観るつもりがまさかの満席で観られず、その時は62席のシアター2の方だからと思ったけど、161席のシアター1の方でもやはり満席でびっくり!
今回は早めにチェックして予約したのでようやくの鑑賞になったけど、タイトルから何かしみじみした兄妹話と思ったら、昭和な手書きの真っ赤な文字のタイトルから圧倒されっぱなしでガツンとやられた気分、知的障害者である妹役を演じた和田光沙さんの全裸を厭わぬまさに渾身の演技にも引き込まれた。

これが長編デビューという片山慎三監督は山下敦弘監督やポン・ジュノ監督の下で経験を積んだとのこと、確かにこのリアリテイ溢れる匂うような土臭さは韓国映画に通じるものがあるかも。

あらすじ
知的障がいを抱えた妹、真理子の世話をしながら、つつましく暮らしている工員の良夫。仕事をクビになってしまった彼は、生活に困ったあげく、妹に売春をさせて生計を立てようとする。しかし、良夫の思惑通りには運ばず、兄妹は危機的な状況に追い込まれる。

89分
R15+

監督
片山慎三

キャスト
松浦祐也
和田光沙
北山雅康
中村祐太郎
岩谷健司
時任亜弓
ナガセケイ
松澤匠
芹澤興人
荒木次元
杉本安生
松本優夏
平田敬士
平岩輝海
日向峻彬
馬渕将太
保中良介
中園大雅
奥村アキラ
日方想
萱裕輔
中園さくら
春園幸宏
佐土原正紀
土田成明
谷口正浩
山本雅弘
ジャック
刈谷育子
内山知子
万徳寺あんり
市川宗二郎
橘秀樹
田口美貴
風祭ゆき

ヒューマントラストシネマ有楽町1 17:35~満席/161席




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