続・とりあえずの映画鑑賞メモ

フィクサー(2007米)MICHAEL CLAYTON

“ジェイソン・ボーン三部作の脚本で注目されたトニー・ギルロイがジョージ・クルーニーを主演に迎え監督デビューを果たしたサスペンス・スリラー”

というわけで、今日観る予定の品プリのオペラは昨日の夜に観たので、バタバタすることなく、週明けの雑用を済ませて、早めの帰宅目指して品川に向かいました

この作品は先だってのアカデミー賞受賞式でもだいぶ注目されていた作品で、“弁護士事務所に所属しながら《もみ消し屋=フィクサー》として生きる男の苦悩を緊迫感溢れるタッチで描く”というものですが、ジャンル的には苦手なのでわかりづらいんだろうな、と思ってましたが…うーん、ジャンルがどうのこうのというより、肝心な事件と人間関係が台詞説明だけでわかりづらかったかも

でもでも、ただならぬ緊迫感に最後まで画面から目が離せなかったです、欲を言えばジョージ・クルーニーが崩れなさすぎというか、彼だったら“オーシャンの仲間たち”を集めてなんとでも解決できそうな気がしたりして、これがラッセル・クロウあたりがやるとっ、ヤクザな感じも出て説得力ありそうと思いましたが…。

そうそう、主人公と敵対する企業弁護士を演じたティルダ・スウィントンがアカデミー賞助演女優賞を受賞ということで、そちらの演技も注目してしまいました、受賞する程の出番もなかったように思ったりして、たぶん、先に、受賞したということを知ってから観たので期待しすぎたのかも、…というか、腋の下の汗や、細顔なのにお腹の辺りのお肉のだぶつき方とか、妙に生々しかったし、白紙の状態で観たらインパクトがあったかも…って、受賞と関係あったかどうかはわかりませんが

品川プリンスシネマ3 15:20~観客20人程/219席

コメント一覧

R&R MAN
カネに執着するうだつの上がらない“もみ消し屋”が、同僚弁護士はおろか自身をも危険にさらした巨大な財力を背景とする相手に対し、その代償をどう求めるかってトコですよね。

例の、自ら下した決断について満足と後悔が入り交じったような複雑な表情にいたく魅せられ、このシーンにグッと来ただけでも鑑賞した甲斐があったと思ってまス是。
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