続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ファイター、北からの挑戦者」(2020韓国/アルバトロス・フィル)ム

《ベルリン国際映画祭へ正式出品された、ドラマ。北朝鮮から逃れた女性が、新しい土地で偏見の壁にぶつかりながらも、ボクシングを通じ希望を見出す姿を描く。監督を務めるのは、フランスを拠点に活動し、カンヌ国際映画祭へ出品経験のあるユン・ジェホ。出演は『愛の不時着』のイム・ソンミ、『オールド・ボーイ』のオ・グァンロク、ペク・ソビン。》

脱北者の女性が主人公ということで構えてしまったけど、終わってみれば、居場所さがしの女性の物語として面白かったというか、まずは脱北者のジナを演じたイム・ソンミさんの目力が圧巻!

北朝鮮から韓国に来た女性が屈折した思いを抱きながらボクシングに目覚める話なんだけど、イム・ソンミさんが時々あどけなさを残した10代の少女のように見えたり、世間を知り尽くした大人の女性のようにも見えたり、決して美人というわけではないけど何か惹かれるものがあって彼女を眺めているだけでも飽きなかった、淡いラブストーリーになってるところもよかった、やっぱりボクシング映画にハズレなしかも!

あらすじ
ソウルで新しい人生を始めた脱北者のジナは、中国にいる父を呼び寄せるために、食堂とジムの清掃を掛け持っていた。悲惨な過去と怒りを抱え、周りと馴染めないジナに、ジムのトレーナーはグローブを渡した。やがてジナはボクシングの世界にのめりこんでいく。


原題 

104分

監督
ユン・ジェホ

キャスト
イム・ソンミ
オ・グァンロク
ペク・ソビン

ヒューマントラストシネマ有楽町2 18:35〜観客10人程/62席

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