サリンジャーの本の愛読者とかだともっと入り込めたように思ったけど、新人の編集アシスタントのジョアンナを演じるマーガレット・クアリーの瑞々しさやファッションを眺めているだけでも楽しめたというか、上司のマーガレット役のシガニー・ウィーバーの深い演技も見どころだった。
カタカナタイトルにするなら原題通りの「マイ・サリンジャー・イヤー」でもよさそうな気もしたけど、ニューヨークの街映画という意味ではこれはこれでよいのかも。
タイプライターが主流で、PCがそれほど普及してなかったりする90年代という設定も面白かった。
☆あらすじ☆
90年代のニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーでJ・D・サリンジャー担当の女性上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。ジョアンナの業務は世界中から大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターの対応処理。心揺さぶられる手紙を連日読む彼女は、簡素な定型文を返信することに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める。そんなある日、ジョアンナは、サリンジャー本人から一本の電話を受けるが……。
※映画.comより
キャスト
マーガレット・クアリー
シガニー・ウィーバー
ダグラス・ブース
サーナ・カーズレイク
ブライアン・F・オバーン
コルム・フィオール
セオドア・ペレリン
ヤニック・トゥルースデール
ハムザ・ハック
レニ・パーカー
エレン・デビッド
ロマーヌ・ドゥニ
ティム・ポスト
ギャビン・ドレア
マット・ホランド
監督
フィリップ・ファラルドー
原題 My Salinger Year
101分
G
ヒューマントラストシネマ有楽町2 18:55〜観客10人程/62席
