続・とりあえずの映画鑑賞メモ

白い巨塔(1966/大映東京)

“医学界の腐敗にメスを入れた山崎豊子の同名小説を山本薩夫が映像化した力作”

《大阪・浪速大医学部は東教授の定年を控え、その後任選挙に関心が集中していた。財前助教授は候補者の一人だが、東教授は彼を嫌い、東都大学の船尾教授の助言で、菊川教授を対抗馬に仕立て上げる…》

今日は火曜日なので大和経由で大森でお姑さまの様子見をしてから有楽町に向かいました

これは1月23日から始まった《生誕100年 社会派の巨匠 山本薩夫監督特集 日本映画レトロスペクティブ-Part7-》の第3弾でパトスで流してくれている公開当時の予告編もよく出来ているし題材的にも今にも繋がりそうで観逃すわけにはいきません、時間的にはかなりギリギリだけど大急ぎでセーフ、やっぱり観てよかったです

映画の前半は、教授候補を後押しする二つの陣営の金力、組織力にものを言わせた策謀が描かれていて、後半は教授の座についた財前が、誤診問題で訴えられ、今度は反対派の教授も医学界の名誉のため、財前を擁護する、という話なんですね、恥ずかしながらTVドラマ化も含めて初鑑賞の原作ものでしたが原作の力と山本薩夫監督の手腕に圧倒されました

この特集はまだまだ続くので当分パトス通いが続きそう

銀座シネパトス2 19:15~観客15人程/130席
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