すっごく久し振りに観ましたが、こんなに恐い映画だったとは・・・下手なホラー映画よりよほど怖くてびくびくしながら観てました。
物語は女の子に破傷風菌が取りついたことから始まるのですが、母親役の十朱幸代さんがとても可愛かったというか、父親役の渡瀬恒彦さんもまだ若くて・・・25年前の映画なので、若いわけですよね。
破傷風菌(テタナス)と闘う女の子役の若命真裕子ちゃん・・・今はどうしているんでしょう、なんか「ボイス」の女の子をちょっと思い出したりして、破傷風菌が悪さをした時に痙攣したりするんですが、これがびくびくもの、「エクソシスト」とも被るものがあるかも・・・。
てきぱきと処置する頼りがいのある女医さん役がピッタリだった中野良子さん。
そういえば、院長役で宇野重吉さんも出ていましたが、出番少ないながらさすがというか、存在感たっぷりでした。
それにしても、破傷風菌の怖いこと、この映画から25年後の今は医療設備も整って事情もだいぶ違うとは思いますが、油断できないと思ったりして・・・。
この作品は、今年の4月20日に亡くなられた野村芳太郎監督の追悼上映として8月13日から9月2日まで代表作13本が東劇で上映されたうちの1本。
「張込み」や「ゼロの焦点」「鬼畜」、あと、その前に上映されていた「砂の器」デジタルりマスター版なども、昔、文芸坐などで観たきりなのでまた観たいと思いながら、つい新作の方に足が向いてしまってましたが、無理してでも行けばよかったと思いました。
いまさらですが、野村芳太郎監督逝去に追悼の意を表したいと思います。
東劇16:00~観客2割程/435席
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