続・とりあえずの映画鑑賞メモ

新宿インシデント(2009香港/ショウゲート)

“もう戻れない。ここまで来た以上、生きるしかない…ジャッキー・チェンがアジア向け映画を作るため自らプロデューサーを務める「アジアン・プロジェクト」第1回作品”

《新宿・歌舞伎町を舞台に、密航でやって来た中国人の男が裏社会で生きていく姿を描く》

今日は日曜日ですが、月一のお花の審査会あったので、終わってから大森でお姑さまの様子見して川崎に向かいました

これはジャッキー主演で日本の俳優さんたちの顔ぶれもけっこう豪華なのに、意外に上映館が少ないんですね。
時間的にも微妙だったんですが、昨日からちょうどいい時間での上映になったので早速観てみましたが、う~ん、これは、どうしてくれよう、“ジャッキー・チェンがカンフーを完全封印して挑む社会派ドラマ”ということですが、なんか、ジャッキーのアクションがあればこその展開で観ていてストレスがたまりました(笑)

というか“封印”しているわりにはやたらと強いんですけどね、不法入国してるのにあんなに派手に暴れちゃって危なくないの?なんて思ったり

親子ほども歳の離れた女優さんが恋人だったりするのにも違和感があったかも、いっそ、ジャッキーは脇にまわるかプロデューサーに専念して、ダニエル・ウーを主役にしてもよかったのに、なんて思いましたが、やっぱり彼がいてこその企画なんでしょうね。

ということで、リアルな歌舞伎町の描写や、労働力としての密航者たちの現実、日本のヤクザ社会など、題材的には面白かったんですが、ラブストーリーまで絡んで詰め込み過ぎたように思いましたが、加藤雅也さんや竹中直人さんも頑張っていたし、ダニエル・ウーの後半になっての“変身”ぶりに、やっぱり彼はこうでなくちゃ、なんて嬉しくなったりして、押さえるところはバッチリ、第二弾、第三弾にも期待したいところです

最後になりますが、峰岸徹さんの顔も観られて感慨深いものがありました、改めてご冥福をお祈りいたします。

原題:新宿事件
TOHOシネマズ川崎4 19:25~観客20人程/150席
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