続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ユニコーン・ウォーズ」(2022西=仏/リスキット)

《「サイコノータス 忘れられたこどもたち」で知られるスペインのアニメーション作家・漫画家のアルベルト・バスケスが、テディベアとユニコーンの聖戦を通して“分断による争い”の無意味さを描いたダークファンタジー。
不気味さとかわいさを兼ね備えた作風でコアな人気を集めるバスケス監督が、2013年に手がけた短編アニメ「Unicorn Blood」を自ら長編アニメ化し、第37回ゴヤ賞で最優秀長編アニメーション映画賞を受賞した。》

ちょっと〜、テディベアとユニコーンの戦いだなんて、なんか、かわいいアニメでなんならテディベア作りにハマってる友人にもオススメしたいかも?とか思ったら全然違っていたというか、えげつなさ満載でどうしようかと思っているうちに、やっぱり一番えげつないのは人間?みたいな、戦争の不毛さが伝わってきて実は奥深い作品だった。

それにしてもパンフで見るとかわいいんだけど魔法のミッションに出る主要なクマたちや二次元的なキャラクターのクマ、ユニコーン、モンスターなど独特な造形で、精巧な日本のアニメに比べると粗い感じがしたけど、実際は50体のキャラクターと1500の背景で描かれていて、企画・制作期間6年がかりで250人以上のスタッフが制作に関わったのだとか、アルベルト・バスケス監督がこの作品を作るにあたって参考にした作品が「地獄の黙示録」や「プラトーン」「バンビ」、そして聖書とわかって,やっぱり映画って観る人の容量を問うものだと、改めて実感、もう一度最初から観たくなった。

☆あらすじ☆
魔法の森に住むテディベアとユニコーンは、先祖代々にわたって戦いを続けてきた。テディベア軍の新兵訓練所で特訓の日々を送るアスリンと双子の兄ゴルディは、消息を絶った部隊の捜索のため森へ向かうが、そこで危険な生物や無残な姿となった隊員たちを発見。彼らの聖書に記された「最後のユニコーンの血を飲む者は、美しく永遠の存在になる」という言葉を信じ、ユニコーンの生息する森の奥深くに足を踏み入れるが……。
※映画.comより

監督
アルベルト・バスケス

原題  Unicorn Wars


92分

PG12

T・ジョイPRINCE品川10 19:05〜観客人程/124席







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