続・とりあえずの映画鑑賞メモ

愛を読むひと(2008米=独/ショウゲート)

“誰にも言えない秘密があった…ベルンハルト・シュリンクの世界的ベストセラー『朗読者』を、「めぐりあう時間たち」のスティーヴン・ダルドリー監督で映画化した切なく官能的な愛の物語”

《少年の日の恋が無償の愛へと変わるまでを描く》

今日は火曜日なので大和経由でお大森でお姑さまの様子見をしてから有楽町に向かいました

これはケイト・ウィンスレットがアカデミー賞主演女優賞を受賞したこともあってか、客席数の多いスカラ座での上映になったんでしょうか、そのあたりはわかりませんが、内容的には、同じ館内のみゆき座の方が雰囲気的には合うような気がしました、或いは近くのシャンテとか…作品と映画館の相性なんかもありますよね。

なんて始まるまでは思ってましたが、やはり大きなスクリーンも魅力で、始まってすぐに、「存在の耐えられない軽さ」という映画をなぜか思い出しました、内容的には全然違いますが、なんとなく“空気感”が似ているような…と思ったら、レナ・オリンが出てきてびっくり、あまりにも老けていたのにもびっくりでしたが、これは役柄上のメークだと最後の方でわかって安心しました、相変わらずステキな女優さんです

で、肝心の内容ですが、“ある秘密”が核になっているので余計なことは控えますが、何故、その秘密を抱えたままで生活するに至ったか、もう一歩踏み込んで欲しい気がしました、後半、目覚ましい努力でその秘密を克服するシーンがあって、学ばなくても、もっと早くにその力を発揮できたのにと思ったり…なんて、それこそが“愛の力”と言われればそれまでですけど

「めぐりあう時間たち」の、というより「リトル・ダンサー」のスティーヴン・ダルドリー監督からすれば、少年と年上の女性との絡みを描く方に力を入れたかったのかもですね。

レイフ・ファインズは出番はそんなに多くはないけど、重要な役どころで、相変わらずニュアンスを感じさせる俳優さんだなと思いました、彼が出てきただけで格調高い映画になるような、そのあたりも堪能しました

原題:The Reader
TOHOシネマズスカラ座19:35~観客80人程/654席
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