今日は月曜日なので普段なら早めに私だけ帰宅するパターンですが、旦那の月曜日の夜の“野暮用”が昨日に繰り上がったので、今日は「トリスタンとイゾルデ」を観た後、せっかくだから、何かもう1本観ようということで、とりあえず有楽町に向かいました
この作品、かなり話題作らしいのでまだまだ上映してるかと思ったら11日までなんですね、ということは観るなら今日がチャンスということで観逃さなくてよかったです
内容は…“チャウシェスク政権下のルーマニアを舞台に、法律で禁じられたあることに臨む一人の女子学生と、それを手助けするルームメイトが送る辛く長い一日の出来事を綴ったドラマ”ですが、冒頭からわけのわからない緊張感にドキドキ、なんの説明もないので、だんだんイライラしてきて“もったいつけるのも程々にしてほしいかも”なんて思い始めたあたりから俄然面白くなってくるんですよね、冒頭のビニールシートがどうたらこうたら、といった台詞の謎がようやく解けたというか、余計な説明がないので考えることができて、画面にぐいぐい引き込まれました。
音楽もまったくなくて、いっそ、エンドロールの時も静かなままだったら、と思いましたが、さすがに音楽がつきましたが…。
私みたいに世界情勢や政治がらみの出来事に疎い人間には、チャウシェスク独裁政権末期のルーマニアだからどうのこうのというのではなくて、依存症関係にあるみたいな二人の女子学生の心理的な揺れを描いた作品として面白かったです
銀座テアトルシネマ18:50~観客35人程/150席
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