続・とりあえずの映画鑑賞メモ

ベルサイユの子(2008仏/ザジフィルムズ)

“寒くても、お腹がへっても、手を握っていてくれたらぼくは泣かない…第61回カンヌ国際映画祭[ある視点]部門に出品され、静かな感動の渦で上映会場を包み込んだ感動ドラマ”

《ベルサイユの森でホームレス生活をする男が、母親に置き去りにされた見ず知らずの幼い男の子を世話することになり、困惑しながらも次第に絆を深めていく姿を描く》

今日は水曜日ですが、弱った仔猫を保護してしまいなかなか家から出られず、うちの猫の薬もなくなりかけているので、獣医さんにも行ったりして結局18時過ぎにようやく一段落したので、とりあえず有楽町に向かいました

これは始まったばかりだし、他に見逃してしまいそうな映画を探そうとも思いましたが、昨日観た映画繋がりで、気分的にはちょうどいいかなと思ったんですが、それが思っていたような内容とはかなり違っていて最初のうちは戸惑うやら、夜のベルサイユの森とか暗い場面も多くて意識が遠くなりそうになるやらで苦戦しましたが、後半、ホームレス生活をする男と少年との絆が深まるにつれて二人に寄り添うような気持ちになることができました、子役の少年の自然な表情がまた可愛いいんですよ

華やかなベルサイユ宮殿のはずれに多くのホームレスが棲んでいるのは初めて知りましたが、よく考えると上野公園にも以前はホームレスの根城みたいなのが見られたし、それほど意外なことではないのかも。

ホームレス生活者のダミアン役のギョーム・ドパルデューは、あのジェラール・ドパルデューの息子ですが、じゃがいもみたいなごつごつした父親と違って端正なマスクに繊細さもあって好みの俳優さんでしたが、残念ながら、2008年に38歳で亡くなったんですよね。

それを知ってから観たせいもあって、彼から目が離せませんでした、改めて、ギョーム・ドパルデューのご冥福をお祈りしいたします。

原題:Versailles
シネスイッチ銀座1 18:50~観客40人程/273席
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