《ナチス占領下のヨーロッパを舞台に、一人のユダヤ人少女が離別した両親を探し求めて、ホロコーストから逃れ、狼とともに放浪しながら生き延びる姿を描く》
今日は火曜日なので大和経由で大森でお姑さまの様子見してから有楽町に向かいました
ほんとは、日比谷スカラ座…じゃなかった、TOHOシネマズ スカラ座で上映中の「デュプリシティ スパイはスパイに嘘をつく」を観るつもりで日比谷に向かってたんですが、シャンテを通過する時点で、19:00からのこの作品がまだ予告編かもしれないと思い、あわてて窓口に駆け込んだらセーフ、これは早く観たかったのでよかったです
物語は、1942年、ナチスのユダヤ人狩りが激化するベルギーの首都ブリュッセルから始まりますが、過酷な場面の連続に、8歳のユダヤ人少女ミーシャを演じた子役の少女のトラウマになるのではと心配になったりもしましたが、狼が登場してからはもう画面に目が釘づけ、どうやって撮影したんだろうと驚きながらも、仔狼たちの可愛らしいこと、私も狼と仲良くなりたいと思ってしまいました(笑)
何度も死にかけながらも、ようやく行き着くラストにしては少しあっけなくて、一緒に苦しい旅を続けてきたような気分になっていた自分的にはもう少しミーシャの幸せを見届けたいと思いましたが、両親と離れ離れになった時点でミーシャの幸せはどこかにいってしまっていたのかも…この時代に限らず戦争や人種差別などがもたらす悲劇、悲惨さはあってはいけないこと、どんなに描いても描き過ぎることがないと思いました。
原題:Survivre avec les Loups
TOHOシネマズシャンテ3 19:00~観客50人程/192席
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