続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「屋根裏のラジャー」(2023/東宝)

《「メアリと魔女の花」のスタジオポノックが、イギリスの作家で詩人のA・F・ハロルドによる小説「ぼくが消えないうちに(The Imaginary)」を映画化した長編アニメーション。少女の想像によって生まれたイマジナリーフレンドを主人公に、現実と想像が交錯する世界で起こる冒険を描いたファンタジーアドベンチャー。監督は、高畑勲作品の「火垂るの墓」から「かぐや姫の物語」までの全作品に携わるなどスタジオジブリ作品で活躍したアニメーターで、スタジオポノックのオムニバス「ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間」にも参加した百瀬義行。》

ラジャーの声が寺田心くんということ以外は忘れていたけど、アマンダ役の鈴木梨央ちゃんもアマンダの母役の安藤サクラさんもいい仕事をしていたというか、杉咲花ちゃんや仲里依紗さん、山田孝之くん、高畑淳子さん、寺尾聰さんなど豪華キャスト、からのミスター・バンティング役のイッセー尾形さんだけはそのまますぎて落ち着かなかったのは内緒w

内容的には思っていたのと少し違っていたというか、最初はラジャーの存在がわかりにくかったけど、“消えないこと、守ること、ぜったいに泣かないこと”の誓いにウルウル、自分にとって正解と思える存在があるのか問いながら観てしまった。
大人になってからも大切だけど、子供の頃のイマジナリ(想像の友だち)ってすごく大切だと改めて実感、後押ししてくれるような謎なオッドアイの猫のジンザンもツボだった。

想像好きの少し変わった子といえばちょうど今公開中の「映画 窓ぎわのトットちゃん」と見比べても面白いかも。
というか、観客がまさかの自分1人の貸し切り状態でびっくり。

貸し切りだなんて2021年の9月に観た純烈が主役の「スーパー戦闘 純烈ジャー」以来になるけど、あの時は隣に旦那がいたし、全くの1人で観るのは珍しいかも、1980年公開のジョージ・C・スコット主演のホラー映画「チェンジリング」を観た時の、内容もだけど1人というのが怖かったことを思い出したりして、いやいつの話だよ、って脇道にそれたけど、こっちは大人にも子供にも大切なメッセージ発信の作品なので観客が少ないのはもったいないかも。

☆あらすじ☆
少女アマンダの想像が生み出した少年ラジャーは、彼女以外の人間には見えない「想像の友だち(イマジナリ)」だ。ラジャーは屋根裏部屋でアマンダと一緒に想像の世界に飛び込み、喜びにあふれた毎日を送っていた。しかし、イマジナリには人間に忘れられると消えていくという、避けられない運命があった。アマンダに忘れられれば、世界中の誰からもその姿は見えなくなり、消えていく。そんな自分の運命に戸惑いながらも、一縷の望みを抱いて歩み始めたラジャーは、かつて人間に忘れさられた想像たちが身を寄せ合って暮らす「イマジナリの町」にたどり着く。そこでラジャーと仲間たちは、彼らの大切な人や家族の未来を懸けた冒険を繰り広げる。
※映画.comより


キャスト
寺田心
鈴木梨央
安藤サクラ
仲里依紗
杉咲花
山田孝之
高畑淳子
寺尾聰
イッセー尾形
一龍斎貞友
かぬか光明
大谷育江
平澤宏々路
川原瑛都
監督
百瀬義行

108分

G

T・ジョイPRINCE品川10 18:00〜観客1人/124席







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