よく考えたらジェーン・バーキンとシャルロット・ゲンズブールが同時に並んでいるのはあまり見たことがなかったので、2人が並んでいるだけで絵になるところにまずは圧倒された。
からの、母を撮る娘シャルロット・ゲンズブールと娘に撮られる母ジェーン・バーキンの、多くは語らなくても感情が滲み出てくるような表情が印象的、ありきたりな証言インタビューのようなものがなかったのもよかった。
まだステージに立っている頃のジェーン・バーキンの日本公演の様子から始まったのも嬉しかったというか、ファンに向けて手描きのカードを用意してくれていたなんて、日本公演の時とかあまり興味はなかったけど、1度参加してみたかったかも。
☆あらすじ☆
伝説的歌手セルジュ・ゲンズブールのパートナーと娘であり、それぞれの時代をセンセーショナルに彩るフレンチアイコンでもあったジェーンとシャルロット。特異な環境下で家族の形を築いてきた母娘の間には、他者を前にした時につきまとう遠慮のような感情があり、2人は自分たちの意志とは関係のないところで距離を感じてきた。両親が別れた後、父セルジュのもとで成長したシャルロットには、ジェーンに聞いておきたいことがあった。異父姉妹のこと、次女である自分よりも亡き長女ケイトを愛していたのではないかという疑念、公人で母で女である彼女の半生とは一体どんなものだったのか。
※映画.comより
キャスト
ジェーン・バーキン
シャルロット・ゲンズブール
ジョー・アタル
監督
シャルロット・ゲンズブール
原題 Jane par Charlotte
92分
G
ヒューマントラストシネマ有楽町1 19:20〜観客6割程/161席