ロドリゲスというシンガーソングライターのことは知らなかったけど、1970年に著名な音楽プロデューサーに見出されて、アメリカでメジャーデビューしたメキシコ系のミュージシャンで、2枚のアルバムをリリース、一部で高い評価を得るもののアルバムはまったく売れず、そのまま音楽シーンから姿を消した幻の人物とのこと。
その彼を追いかけたドキュメンタリーで、アルバムの行方が明かされていく後半にゾクゾク。
まさに“奇跡”のラストも鳥肌もので、ロドリゲスのぶれない生き方に感動した。
音楽ドキュメンタリーで鳥肌ものといえば、「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」にも少し被るものがあるかも。
《1970年、著名な音楽プロデューサーに見出され、アメリカでメジャーデビューしたメキシコ系シンガーソングライターのロドリゲス。2枚のアルバムをリリースし、一部で高い評価を得るもののアルバムはまったく売れず、そのまま音楽シーンから姿を消す。しかし70年代後半、ロドリゲスのアルバムはアパルトヘイト時代の南アフリカへ渡り、「シュガーマン」をはじめとする楽曲が、抵抗運動を続けていたリベラル派の若者たちから熱狂的に支持されていた》
12年度・第85回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞。
◆CAST
ロドリゲス
原題:Searching for Sugar Man
角川シネマ有楽町17:00~観客6割程/257席
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