もっといくらでも面白くできるような気がしたけど、コロナ禍でロックダウン中の2020年のロサンゼルスで17日間で撮りあげたそうで、なるべく接触を避けての撮影と思えばよく撮ったと思うべきなのかも、致死率56%という新たなコロナ禍にある2024年のロサンゼルスの荒廃した風景にゾワゾワ!
パンデミックと言っても映画の中のことと思っていた以前と違ってコロナ禍の今では外出禁止令が出たり検温を義務づけられたりというのもリアルで免疫を持つ者が配達員になるという設定もあり得なくなかったというか、主役のニコを演じたK・J・アパと、その恋人サラを演じたソフィア・カーソンが好みのヴィジュアルだったので、むしろラブストーリーとして楽しめた。
公衆衛生局の局長で凶暴な男を演じたピーター・ストーメアの怪演も見どころ?久しぶりにスクリーンに登場のデミ・ムーアがさすが存在感で、もっと映画に出演してもいいのにと思った。
☆あらすじ☆
2024年、新たな感染症の世界的拡大により外出禁止令が徹底され、ゴーストタウンと化した街。人々は日々検温を義務づけられ、発熱すると自動で通報、感染者は「Qゾーン」と呼ばれる隔離施設に収容される。ウイルスに免疫を持つ配達員ニコはパンデミック下で恋に落ち、ドアやスマートフォン越しに愛を育んできた恋人サラといつか触れ合うことを夢見ていた。ところがある日、サラが感染を疑われ「Qゾーン」に収容されそうになってしまう。恐ろしい陰謀が渦巻く中、サラを救うべく奔走するニコだったが……。
※映画.comより
キャスト
K・J・アパ
ソフィア・カーソン
クレイグ・ロビンソン
ブラッドリー・ウィットフォード
ピーター・ストーメア
アレクサンドラ・ダダリオ
ポール・ウォルター・ハウザー
デミ・ムーア
監督
アダム・メイソン
原題 Songbird
84分
G
TOHOシネマズ日比谷11 17:50〜観客10人程/100席