続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「コレクティブ 国家の嘘」(2019ルーマニア=ルクセンブルク=独/トランスフォーマー)

《2015年10月、ルーマニアのクラブ“コレクティブ”で起きた火災に端を発する医療汚職事件を追ったドキュメンタリー。監督は『トトとふたりの姉』のアレクサンダー・ナナウ。非英語映画にもかかわらず、タイム誌の2020年ベスト映画第2位に選出されたほか、米アカデミー賞では国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた。》

たまには楽しいとか面白いとかでなく、社会問題に目を向けた作品も観なくてはとか半ば義務のように思いながらも時間的に合わず、ずっと気になっていたのでようやく観ることができてよかったというか、これは義務感でなくても観るべき作品かも!

ライブハウスでの火事で病院に救急搬送された被害者の人々が、火傷ではなく金儲けのために薄められた消毒液が原因の感染症で次々に命を落としていったという事実が衝撃的!
  
ドキュメンタリーといえば、特にこの手のものは証言インタビューの連続でただただ証言する人たちの顔をアップで眺めているだけになりそうなところだけど、ルーマニアの映画なので知ってる俳優さんもいないし、言われなければ事実を基にしたフィクション映画としても成り立ちそうなほど登場する人たちがカメラを意識することなく行動しているところを見せていたところもすごいかも!

あらすじ
ライブ中の花火が引火した事故は27人の死者をだす大惨事となる。さらに一命をとりとめたはずの被害者たちがその後、次ーと死亡し、死者数は64人にまで膨れ上がった。この事件の謎を、ルーマニアのスポーツ記者が追いかけ、医療汚職事件が明るみに出る。


原題 COLECTIV

109分

監督
アレクサンダー・ナナウ

キャスト
カタリン・トロンタン
カメリア・ロイウ
テディ・ウルスレァヌ
ブラッド・ボイクレスク

ヒューマントラストシネマ有楽町2 17:50〜観客98割人程/62席

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