続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「キリエのうた」(2023/東映)

《「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」の監督・岩井俊二&音楽・小林武史による音楽映画。2023年6月に解散した人気グループ「BiSH」のメンバーとして活躍してきたアイナ・ジ・エンドがキリエ役で映画初主演を果たし、主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を歌唱するほか劇中曲として6曲を制作。「SixTONES」の松村北斗が夏彦、「リップヴァンウィンクルの花嫁」の黒木華がフミ、「ラストレター」の広瀬すずがイッコを演じる。》

まずは冒頭、アイナ・ジ・エンドさんがアカペラで歌うオフコースの「さよなら」が絶品で背筋が伸びたというか思わず座り直してしまった。

内容的にはあることがきっかけで話すことはできなくなったけど歌う時だけは声が出る路上ミュージシャンのキリエとキリエのマネージャーになる過去と名前を捨てた謎の女イッコを中心に、行方不明の婚約者を捜す青年夏彦と、傷ついた人々に寄り添う小学校教師フミの話を織り交ぜての出会いと別れの話なんだけど、アイナ・ジ・エンドさんの圧倒的な歌唱力で紛れもなく音楽映画になっていたというか、オフコースの他にもあいみょんさんの「マリーゴールド」や米津玄師さんの「Lemon」から久保田早紀さんの「異邦人」など名曲のカバーがもう圧巻!

SixTONESだけでなく役者としても活躍の松村北斗くんのギターの弾き語りにもドキドキ、村上虹郎さんはじめ、江口洋介さん、吉瀬美智子さん、浅田美代子さん、石井竜也さん、豊原功補さん、松本まりかさん、そして北村有起哉さんなど脇に配置の層もしっかり厚いのはさすが岩井俊二監督ならでは、大阪、東京、北海道、仙台などのロケ地も見どころだった。

☆あらすじ☆
石巻、大阪、帯広、東京を舞台に、歌うことでしか“声”を出せない住所不定の路上ミュージシャン・キリエ、行方のわからなくなった婚約者を捜す青年・夏彦、傷ついた人々に寄り添う小学校教師・フミ、過去と名前を捨ててキリエのマネージャーとなる謎めいた女性・イッコら、降りかかる苦難に翻弄されながら出逢いと別れを繰り返す男女4人の13年間にわたる愛の物語を、切なくもドラマティックに描き出す。
※映画.comより

キャスト
アイナ・ジ・エンド
松村北斗
黒木華
広瀬すず
村上虹郎
松浦祐也
笠原秀幸
粗品
矢山花
七尾旅人
ロバート・キャンベル
大塚愛
安藤裕子
鈴木慶一
水越けいこ
江口洋介
吉瀬美智子
樋口真嗣
奥菜恵
浅田美代子
石井竜也
豊原功補
松本まりか
北村有起哉

監督
岩井俊二

178分

G

T・ジョイPRINCE品川5 17:30〜観客10人程/210席







名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「トークイベント」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事