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予告篇でも病気のことに触れているのでネタバレにはならないと思いますが、もし愛する人が不治の病だったらどうするか・・・色々と考えさせられる映画でした。
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邦題からすると、おしゃれなラブストーリーという感じですが、原題は「CLARA ET MOI」つまり「クララと僕」ですね、どうしてそれが「メトロで恋して」になるんじゃい、って話ですが、まあ確かに話はメトロでの恋から始まるわけですが・・・。
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とはいえ、話は思っていたよりもずっと辛口な恋愛映画で、というか自己中の主人公の成長物語でもあるような・・・。
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悩む主人公にさりげなくアドバイスする父親との会話がとても印象的で短い場面ながら耳に残りました。
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主人公の役名がアントワーヌだったので、アントワーヌ・ドワネル(トリュフォー監督の「大人は判ってくれない」以来ずっとジャン・ピエール・レオーが演じ続けていた名前)を思い出したりしていたら、アルノー・ヴィアール監督はトリュフォー監督のファンということで納得でした。
そういえば、なんとなく顔もフランソワ・トリュフォー監督に似ているような?
これがデビュー作となるようですが、次作は弁護士の恋愛映画に決まっているのだとか、こちらも楽しみです♪
ル・シネマ2 15:30~観客30人程/126席