続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「息子の面影」(2020メキシコ=スペイン/イオンエンターテイメント)

《メキシコ国境付近を舞台に、出稼ぎに行ったまま行方が分からなくなった息子を捜す母親の旅路を描いた人間ドラマ。荒涼としたメキシコの大地を美しく切り取りながらも、貧困をはじめとした社会問題を鋭く描き、2020年サンダンス映画祭で観客賞と審査委員賞を受賞するなど高い評価を得た。》

行方不明の息子を捜す母というと、一昨年の11月にYEBISU GARDEN CINEMAで観た「おもかげ」というスペイン・フランス合作映画を思い出してしまったけど、違う少年に息子のおもかげを重ねるところは似ていながらも、内容的には全然違っていたというか、話が進むにつれてメキシコ国境の闇の部分が浮かび上がって怖くなった、美しい自然描写との対比もや照明の使い方も印象的!

果たして息子は生きているのか、すがるような思いで息子を探し続ける母と、その道中で知り合った、母を捜す青年との出会いに救いを感じて涙腺がほころびそううになったその先にわかる切なくも驚愕の事実に胸が痛くなってしまった。


☆あらすじ☆
メキシコの貧しい村に暮らすマグダレーナの家から、仕事と夢を求めて友人とともにアメリカに旅立った息子が消息を絶ってしまう。多くの若者が国境を越えようとして命を失うことも珍しくないなか、マグダレーナは息子を捜すため、たったひとりで村を出発する。やっとの思いで得た情報を頼りに、ある村へと向かうマグダレーナは、道中で息子と同じような年齢の青年ミゲルに出会い、彼が母親を捜していることを知る。母と息子、それぞれが大切な存在を捜す2人は旅路を共にするが……。
※映画.comより

キャスト
メルセデス・エルナンデス
ダビ・イジェスカス
フアン・ヘスス・バレラ

監督
フェルナンダ・バラデス観客人ほど

原題 Sin senas particulares

99分

G

ヒューマントラストシネマ有楽町2 18:15〜観客7割程/62席




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