続・とりあえずの映画鑑賞メモ

まぼろしの邪馬台国(2008)

“二人の旅がやがて日本中に旋風を巻き起こす…日本史最大の謎に挑んだ昭和の奇人・宮崎康平と彼の情熱を信じた妻・和子。二人が最後に見つけたものは…第一回吉川英治文化賞受賞作、遂に映画化”

今日はいつもの火曜日通り、大和経由で大森でお姑さまの様子見してから品川に向かいました

で、この作品ですが、予想通りというか、やっぱり配役的に無理な感じでどうしても作品に集中できませんでした

内容は…“昭和40年代に邪馬台国ブームを巻き起こした盲目の文学者の宮崎康平と、彼を献身的に支えた妻の宮崎和子の軌跡を描いた夫婦の物語”というものですが、吉永小百合さんと竹中直人さんが夫婦役って…竹中直人さんはハマってましたが、やっぱり妻役はもう少し若い女優さんにして欲しかったような

吉永小百合さんは相変わらず若々しくて、華のある大女優さんとして尊敬しているし、飾らないお人柄で魅力的な方なんだろうなとは思いますが、なぜ、企画段階で若手というか、中堅の女優さんに道を譲らないんだろうか、とか、いや、彼女が出演することで映画の格も上がるわけで、押し切られてのことなのかも、とか色々考えてしまったりして…吉永小百合さんなら、団塊世代のマドンナとしての吸引力も大きいはず、実年齢に見合ったステキな役の企画があってもいいのに…。

なんて、吉永小百合さんのことばかりになってしまいましたが、島原のご当地映画として、そして宮崎康平という人物の伝記ものとしても得るところがありました

あの“おどみゃ、島原の…おろろんおろろん おろろろんばい♪”の「島原の子守唄」って宮崎康平の作詞・作曲だったんですね、子供をあやしながら歌うシーンにはじ~んとしました。

いっそのこと「島原の子守唄」というタイトルで、島原鉄道の社長であり郷土史研究家の宮崎康平をもっと掘り下げた伝記ものが観たいかも。

そういえば、「ICHI」に続いてまたまた窪塚くん発見、彼は何に出ても窪塚洋介なんだなと改めて思いました(笑)

品川プリンスシネマ9 20:10~観客15人程/190席
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事