続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「大巨獣ガッパ」 (1967/日活)

“マッハ3!破壊力10メガトン!マンモス都市に恐怖の嵐を呼んだガッパ!!巨費を投じた日活特撮大作!!•••渡辺明の原案を「放浪のうた」の山崎巌と「殺るかやられるか」の中西隆三がシナリオ化し、「日本仁侠伝 花の渡世人」の野口晴康が監督した怪獣特撮もので、撮影はコンビの上田宗男”

画面いっぱいに拡がる骨太タイトルに血が騒いだと思ったらら、なんと、ダニー飯田とパラダイスキング(!)が歌う主題歌にテンション上がりまくり(笑)

50年近く前の作品なので藤竜也さんの若いこと!
川内民夫さんや山本陽子さんなど懐かしい顔も観られて楽しめた。
今回初めての鑑賞だったけど、日活でこんな怪獣映画が撮られていたなんてビックリ、家族思いの怪獣映画というのも珍しくて観られてよかった。

《雑誌記者黒崎浩はカメラマンの小柳糸子と共に、船津社長の命を受けて南海諸島の探検に出かけた。二人には生物学助教授殿岡が同行したが、たまたま、ある火山島に上陸した三人は薄気味悪い洞窟を見つける。その奥には巨大な卵があって、島民の話ではガッパの卵だという。ガッパとは身長七〇メートル以上、ワニのような鱗のある太い胴体と四本の足、そして前足から尾にかけて大きな羽根のある爬虫類である。ちょうど卵が割れてガッパの子供が現われたが、思わぬ獲物に喜んだ黒崎はガッパの怒りを恐れる島民の反対を押し切って、日本へ連れて行くことにした。三人が日本へ帰った後、子供が連れ去られたことを知った親ガッパは怒りに荒れ狂って島の集落を踏み潰した。一方、東京へ着いた黒崎たちは子ガッパの能力テストをしているうちに、この怪物が現在地を遠くにいる仲間に伝える能力があることを知り、不安そうに顔を見合わせた。その頃、二匹の親ガッパは凄まじいスピードで東京に向っていた。そしてある日、ガッパはその巨体を相模湾から富士五湖に現わしたのである。このニュースで日本中が大騒ぎになり、対策本部がたてられ、自衛隊が出動したが、効果はなかった。ガッパは口から吐き出す熱光線でジェット機を落し、戦車を踏み潰して東京に向う。このままでは東京は全滅してしまうと頭をかかえた対策本部や黒崎たちは、島から来たサキ少年の「子ガッパを返せは親ガッパはおとなしく帰る」という言葉通り、子ガッパを羽田空港に放した。やがて現われた親ガッパは、嬉しそうに吼えまわり、親子3匹揃って南を目指して飛び去った》


◆キャスト

川地民夫
山本陽子
桂小かん
雪丘恵介
弘松三郎
押見史郎
小高雄二
藤竜也
和田浩治
大谷木洋子
加原武門


原題 Gappa,the Triphibian Monster

81分

キネカ大森2 15:55~観客20人程/69席





名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事