内容はよく知らないままに時間で選んでの鑑賞だったけど、もう、ペネロペ・クラスとアントニオ・バンデラスのツーショットにゾクゾク、2人が共演というだけでも儲け物かも、すべてシャネルというペネロペ・クルスの衣装も見どころ。
というか、これもまたよく考えると「ファイブルマンズ」や「バビロン」などの映画についての映画の延長線上にあるような作品だったけど、自身のイメージアップのために読んだこともない書物の映画製作に乗り出す大富豪のもと、奇抜な演出をする天才監督、世界的なスター、ベテラン舞台俳優が集められてのぶつかり合いがスリリングで、映画を撮ることから映画の評価までが風刺的に描かれていて、アカデミー賞授賞式の終わったばかりのこの時期の公開というのもタイミング良すぎかも！
☆あらすじ☆
大富豪の起業家は自身のイメージアップを図るため、一流の映画監督と俳優を起用した傑作映画を制作しようと思いつく。そこで変わり者の天才監督ローラと世界的スターのフェリックス、老練な舞台俳優イバンという3人が集められ、ベストセラー小説の映画化に挑むことに。しかし奇想天外な演出論を振りかざす監督と独自の演技法を貫こうとする俳優たちは激しくぶつかり合い、リハーサルは思わぬ方向へ展開していく。
※映画.comより
キャスト
ペネロペ・クルス
アントニオ・バンデラス
オスカル・マルティネス
ホセ・ルイス・ゴメス
イレーナ・エスコラル
マノロ・ソロ
ナゴレ・アランブル
ピラール・カストロ
監督
ガストン・ドゥプラット
マリアノ・コーン
原題 Official Competition
114分
ヒューマントラストシネマ有楽町2 18:50〜観客10人程/62席
