プロレスのことはよく知らないので、どこまでリアルに描かれているのかわからないけど、年令も境遇も違う女性たちが第二の人生の再スタートを賭けて頑張る姿に応援したくなるような気持ちよい映画だった。
プロレスラーになろうと必死なレジ係仲間を演じる女優さんたちの生活感溢れる体型にも圧倒されたけど、リングでの技の決め方も迫力満点、リアリティを持たせるために大部分をスタントなしで演じたのだとか…トリュフォー監督作品にもよく出ていたナタリー・バイがまさかリングで大乱闘するとは!
きっかけは離ればなれになってしまった息子の気を引くためだったけど、相手の好きなものにまず近づいてみるという姿勢は親子、友人、恋人たちなど、色々な人間関係の修復にも当てはめてみることができるかも?
《北フランスの田舎町。ある事件によって服役していたシングルマザーのローズは、出所後すぐに息子ミカエルと再会するが拒絶されてしまう。ミカエルがプロレス好きであることを知った彼女は、親子関係を修復するべくプロレスラーになることを決意。スーパーマーケットの同僚である3人の女性と一緒にプロレスチームを結成し、メキシコの強豪チームとの対戦を目標に猛特訓を開始する》
「わたしはロランス」のナタリー・バイ、「みんな誰かの愛しい人」のマリルー・ベリらフランスの人気女優たちが、過激な衣装でリング上を暴れまわる女子プロレスラー役を体当たりで演じた。
◆キャスト
マリルー・ベリ
ナタリー・バイ
アンドレ・デュソリエ
オドレイ・フルーロ
コリンヌ・マシエロ
イザベル・ナンティ
原題 Les reines du ring
97分
ヒューマントラストシネマ有楽町2 14:35~観客30人程/62席
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